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Druva

Phoenix導入の簡易ガイド

本簡易ガイドでは、Phoenixソリューションのバックアップ、リストア、保存、ディザスタリカバリの各操作に関して導入に必要な手順について詳細を提供します。

注意: Phoenixソリューションを導入する前に、要件に応じて有効なライセンスがあることを確認してください。詳細についてはLicense considerationを参照してください。 

Phoenix導入に関する概要 

Phoenixをデプロイする前に、以下の主な概念について理解して下さい。

ストレージ

PhoenixはPhoenixクラウド内の異なるサーバーからバックアップされたデータを保存します。お客様のデータニーズと場所の要件に応じて、クレジットを使用してPhoenixストレージを事前購入することができ、消費したストレージ量によってのみ課金されます。購入したストレージはクレジット割当に変換されます。たとえば、契約期間が1年間の10TB Phoenixストレージを購入した場合、120クレジット (TB/月) がアカウントに割り当てられます。

ダッシュボードを使用することで、購入したクレジットとストレージ消費量を効果的に追跡できます。クレジット利用の詳細はPhoenix creditsを参照してください。

組織 (Organization)

「組織」は、バックアップとリストアのためサーバーを構成するアクセスベースの制御方式です。組織は、サーバー、バックアップポリシー、保存ポリシーなどのエンティティの論理パーティションを作成します。ある組織のサーバー、サーバーグループ、ポリシーへは、別の組織からアクセスすることはできません。組織管理者は、割り当てられた組織に対してのみすべての管理を行い、他の組織は管理できません。

Phoenixはサーバーを構成するためにデフォルトの組織であるDefault Organizationを提供します。また、必要に応じて新しい組織を追加することもできます。組織の詳細についてはOrganizationsを参照してください。

サーバーグループ

サーバーグループはオペレーティングシステム、データソース、バックアップパス、ストレージロケーション、バックアップポリシー、保存ポリシー、管理者など、共通の特徴を持つサーバーの論理的な分類です。Phoenixの設定は個別のサーバーではなくサーバグループに割り当てられるため、管理効率が向上し、個々のサーバーをバックアップ対象に設定する必要がなくなります。サーバーグループの詳細についてはServer groupを参照してください。

Phoenix管理者 

  • クラウド管理者は、Phoenix環境の設定、管理、監視などの操作を実行できます。
  • 組織管理者は、クラウド管理者によって割り当てられた1つ以上の組織を管理できます。組織管理者は割り当てられた組織でグループを作成および管理できます。
  • グループ管理者はサーバーグループの編集、バックアップポリシーの割り当てと割当解除、サーバーグループに属するサーバーの管理など、サーバーグループに関連する操作に必要な権限を持ちます。

バックアップポリシー

バックアップポリシーはデータ要件に応じて物理サーバーや仮想サーバーを自動バックアップするスケジュールを定義したルールです。このルールには、バックアップするコンテンツ、バックアップに包含・除外するファイルとフォルダー、バックアップスケジュール、バックアップ頻度、ワークロード固有のバックアップ設定が含まれます。バックアップポリシーの詳細についてはBackup policyを参照してください。

保存ポリシー

保存ポリシーはストレージ内のデータを保存するルールです。保存ポリシーでは、サーバーグループのバックアップデータを保持する期間を定義します。たとえば、バックアップしたデータを90日以上保持するかどうかなどです。

Druva Phoenixは階層的な復元ポイントを管理するためにGrandfather–Father–Son (GFS) 保存方式を使用します。保存ポリシーの詳細についてはRetention policyを参照してください。

CloudCache

Phoenix CloudCacheはWindows Serverにインストールされるソフトウェアアプリケーションです。サポートされるWindows ServerバージョンについてはSupported matrixを参照してください。

CloudCacheはPhoenixエージェントからバックアップされたデータを一時的に保存し、定期的にPhoenixクラウドとデータを同期します。CloudCacheを使用すると、大量の初期データバックアップ、バックアッププロセスの高速化や最適化、リストアの高速化、ネットワーク帯域消費の最適化が可能になります。CloudCache導入の詳細については Phoenix CloudCache deployment process workflowを参照してください。

ディザスタリカバリ・プラン

ディザスタリカバリ・プラン (災害復旧計画) は、緊急時や災害時にデータを復旧するための一連のルールです。ディザスタリカバリ (DR) プランでは、PhoenixストレージからAWSアカウントへAMIを作成するためにAWSアカウントとスケジュールを設定します。詳細については、About disaster recovery planを参照してください。

導入の初期設定

Phoenixアカウントのログイン

Phoenixクラウドにログインします。Phoenixはサーバー側とクライアント側のリソースに関するすべての構成と管理を行う集中管理コンソールを提供します。

新規組織の追加

必要に応じて、1つ以上の組織を追加するか、デフォルトの組織であるDefault Organizationを使用して、環境内のサーバーを構成します。

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管理者アカウントとロールの作成

Phoenix操作を実行するため、クラウド管理者、組織管理者、サーバーグループ管理者を作成します。

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Phoenixのシングルサインオンを設定

シングルサインオンは、ユーザーが認証と認可に関して一度の操作で複数リソースにアクセスできるようにする手法です。Phoenix管理者用にシングルサインオンを使用する場合、シングルサインオンを設定して下さい。

関連ページ:

物理サーバーの構成

バックアップとリストア用にサーバーを構成します。子の手順ではファイルサーバーとMS-SQLサーバーに関する情報が提供されます。VMware環境の構成についてはhere.をクリックしてください。

サーバーの登録

物理サーバーのデータバックアップを有効にするには、サーバーをPhoenixに登録する必要があります。 

サーバー登録手順は以下になります。

  1. Phoenixエージェントのインストール
  2. アクティベーショントークンの生成
  3. 登録済みサーバーのアクティベート

Phoenixエージェントのインストール

Phoenixエージェントは、バックアップおよびリストアを行うサーバーにインストールしてアクティベートする必要があるクライアントコンポーネントです。PhoenixエージェントはPhoenixクラウドと通信します。 

Phoenixエージェントのインストーラーは http://downloads.druva.com/phoenix/.より入手できます。

アクティベーショントークンの生成

サーバーを登録するときに、アクティベーショントークンを生成します。このアクティベーショントークンを使用してサーバーを登録することができます。単一のトークンを生成して複数のサーバーを登録することができます。

登録済みサーバーのアクティベート

アクティベーショントークンを使用して、Phoenixエージェントがインストールされている登録済みサーバーをアクティベートします。

アクティベーションにより、PhoenixエージェントはPhoenixクラウドとの永続的なコネクションを確立し、エージェントがインストールされているサーバーからのバックアップを行えるようにします。

保存ポリシーの定義

保存ポリシーを使用して、過去のデータを保持する期間を重要度とどの程度必要になるかによって定義します。また、保存ポリシーによって不要になったデータはストレージから定期的に消去されます。

バックアップポリシーの定義

バックアップポリシーを使用して、バックアップに含めるファイルやフォルダーの種類、自動バックアップのスケジュールを定義します。サーバーをサーバーグループに割り当てると、これらサーバーで選択されたファイルとフォルダーがバックアップポリシーで定義されたスケジュールに従ってバックアップされます。

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サーバーグループの作成

サーバーに対して適切なサーバーグループを作成して、バックアップやリストアジョブを適切に管理できるようにします。サーバーグループ作成時には、MS-SQLサーバーとファイルサーバー向けに別々のグループを設定できます。

Phoenixでは、ファイルサーバーとMS-SQLサーバーの混在したワークロードを実行するサーバーをバックアップすることもできます。混在したワークロードを使用してサーバーをバックアップするには、サーバーを構成し、そのサーバー用に新しいサーバーグループを作成する必要があります。そのサーバーグループでバックアップポリシーの種類をFile/ MS-SQLとして選択することで、ファイルサーバーとMS-SQLサーバーの両方のバックアップポリシーを選択できるようになります。File/ MS-SQLタイプの既存バックアップポリシーを割り当てるか、新しいバックアップポリシーを作成することができます。サーバーをバックアップすると、Phoenixは混在したワークロードを含むバックアップセットを作成し、ストレージに書き込みます。ワークロードが混在するサーバーをバックアップする方法の詳細については Backup servers with mixed workload.を参照してください。

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サーバーグループへのサーバーの割り当て

サーバーグループを作成してポリシーを割り当てたら、登録したサーバーをサーバーグループに割り当てます。サーバーは組織配下に登録され、メニューバーから組織を選択すると、登録および構成されたサーバーが表示されます。サーバーを選択し、Configure Server for Backupをクリックして以下の手順を実行します。

  1. ウィザードのAssign a Server GroupセクションでAttach to an existing server groupを選択します。
  2. 上記手順で選択したオプションに対してドロップダウンリストからサーバーグループを選択し、Nextをクリックします。

関連ページ:

VMware環境の構成

VMware環境を登録し、バックアッププロキシをデプロイし、バックアップとリストア用に仮想マシンを構成します。Pheonixは以下のVMwareインフラストラクチャをサポートしています。

  • スタンドアロンESXi
  • 単一のvCenterサーバーで管理される地理的に分散したESXiホスト

VMware環境の登録

VMware環境のデータバックアップを有効にするには、VMware環境をPhoenixに登録する必要があります。

VMware環境の登録手順は以下のとおりです。

バックアッププロキシの設定

VMware環境から仮想マシンをバックアップするバックアッププロキシを設定します。バックアッププロキシの設定には、ハイパーバイザーへのOVFテンプレートのデプロイが含まれます。アクティベーショントークンの生成時またはダウンロードページからバックアッププロキシをダウンロードできます。

アクティベーショントークンの生成

VMware環境を登録するときに、アクティベーショントークンを生成します。このアクティベーショントークンを使用してバックアッププロキシとPhoenix間のコネクションを確立することができます。単一のトークンを生成して複数のバックアッププロキシをアクティベートすることができます。

生成されたアクティベーショントークンをコピーします。

VMware向けバックアッププロキシのデプロイ

VMware環境の登録時に、ダウンロードしたOVFテンプレートを使用してスタンドアロンESXiまたは中央のvCenterサーバーにデプロイします。

  • vCenterへのバックアッププロキシのデプロイ

vSphere Clientを使用してvCenter Serverにログインし、そこからOVFテンプレートをデプロイするオプションを使用してバックアッププロキシをデプロイおよび構成します。構成時にバックアッププロキシをアクティベートします。アクティベーションにより、バックアッププロキシはPhoenixクラウドと永続的なコネクションを確立し、バックアッププロキシがインストールされている仮想マシンからのバックアップが可能になります。

  • スタンドアロンESXiへのバックアッププロキシのデプロイ

スタンドアロンESXiサーバーの場合、バックアッププロキシのデプロイと構成は別々のプロセスになります。

  1. vSphere Clientを使用してESXiにログインし、OVFテンプレートのデプロイオプションを使用してバックアッププロキシをデプロイします。
  2. 各ESXiサーバーにログインし、バックアッププロキシアプリケーションを開始します。
  3. 画面の指示に従って、有効な情報を設定します。
  4. 設定時にバックアッププロキシをアクティベートします。アクティベーションにより、バックアッププロキシはPhoenixクラウドと永続的なコネクションを確立し、バックアッププロキシがインストールされている仮想マシンからのバックアップが可能になります。

新規バックアッププロキシプールの作成

バックアッププロキシプールはバックアッププロキシサーバーのグループです。
バックアッププロキシプールを使用すると、個々のバックアッププロキシサーバーに手動で仮想マシンを割り当てる必要がなくなります。仮想マシンからのすべてのバックアップ要求は負荷分散メカニズムに基づいて割り当てられたバックアッププロキシプールからバックアッププロキシサーバーに振り分けられます。

ヒント:

1つのvCenterで管理されている地理的に分散したESXiサーバーの場合、地理的サイトまたはリモートの場所ごとに1つのバックアッププロキシプールを作成します。バックアッププロキシプールには、そのサイトや場所にローカルに配置されたバックアッププロキシを追加します。このバックアッププロキシプールを、地理的サイト内にローカルに存在するVMへ割り当てます。

たとえば、XYZ社にはスイスの本社と、シンガポール、ドイツ、中国の3つの遠隔拠点があります。各場所に、複数の仮想マシンを管理するESXiホストが導入されています。vCenterサーバーはスイスの本社に配置され、各遠隔拠点のESXiホストを管理しています。

バックアップとリストアの操作を効率的に実行するために、各遠隔拠点にバックアッププロキシを導入することが推奨されます。各サイトにバックアッププロキシプールを作成し、ローカルに配置されたバックアッププロキシをそれぞれのバックアッププロキシプールに追加します。最後に、このバックアッププロキシプールを各場所にローカルに存在するVMに割り当てます。

データセンターの場合、1つのバックアッププロキシプールで十分です。ただし、専用のバックアッププロキシリソースを特定のVMに割り当てたい場合は、複数のバックアッププロキシプールを作成できます。

Add new backup proxy to the pool

After creating the backup proxy pool, you can add the backup proxies to that pool so that these backup proxies can handle the backup and restore jobs for various virtual machines.

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バックアッププロキシプールの割り当て

When configuring the virtual machines, you must assign the virtual machine to the backup proxy pool. The backup proxy from the assigned backup proxy pool performs the backup of all VMDK and VMX files from this virtual machine.

バックアップ対象の仮想マシン構成

Phoenixにて、以下を設定します。

  • 単一の仮想マシンでスケジュールバックアップ
  • 単一の仮想マシングループでバックアップスケジュールを共有
  • 複数の仮想マシングループで各グループがバックアップスケジュールを共有

バックアップ対象の仮想マシン構成は単純な2段階操作です。Configure VM for Backupウィザードを開き、プロンプトに従います。

  1. 既存のサーバーグループを選択するか、新しいサーバーグループを作成します。
    サーバーグループに割り当てられたバックアップポリシーがバックアップ用に選択されます。
  2. バックアッププロキシプールを選択します。

関連ページ:

CloudCacheの設定

この手順はCloudCacheを使用する場合にのみ必要です。

CloudCacheはPhoenixクラウドとデータを同期する前に、バックアップデータを一時的に保存します。自社環境内のWindows ServerにCloudCacheをインストールする必要があります。

CloudCacheサーバーを追加するとき、Phoenixでアクティベーショントークンを生成します。このアクティベーショントークンをPhoenix CloudCacheサーバーインストール時に使用し、CloudCacheサーバーをPhoenixクラウドに登録します。 

登録されたCloudCacheサーバーはPheonix管理コンソールのUnconfigured CloudCacheページに追加されます。

新しく追加したCloudCacheサーバーを構成してCloudCacheサーバーのデータボリュームを設定し、データのアップロードおよびダウンロードの帯域設定を行います。

CloudCacheサーバーを正常に構成すると、サーバーグループにCloudCacheサーバーを割り当てることで、サーバーにCloudCacheサーバーをマッピングできます。

関連ページ:

VMware向けディザスタリカバリ・プランの設定

この手順は、VMware環境でディザスタリカバリを行いたい場合にのみ必要です。

Phoenixは企業インフラストラクチャのクラウドベースデータ保護を拡張するため、VMwareサーバーのDRaaS (Disaster Recovery as a Service) 機能を提供しします。ディザスタリカバリは、バックアップ済みのデータによって行われます。

ディザスタリカバリ用に仮想マシンのバックアップを管理するには、DRプランを設定します。DRプランは、緊急時または災害時にデータを復旧するための一連のルールです。

DRプランでは以下の項目が定義されます。

  • AWSアカウント: Phoenixディザスタリカバリの二次サイトとして機能するAWSアカウントです。このアカウントはVMのAMIを保持します。災害時には、AMIからEC2インスタンスを起動して、数分で本番環境に戻すことができます。
  • AWSリージョン: VMのAMIを作成するストレージリージョンです。DRプランのリージョンと、VMのデータをバックアップするストレージリージョンは同じでなければなりません。
  • AMIアップデート間隔: AMIが更新される頻度です。指定された間隔で実施される各スケジュールにおいて、既存AMIが存在する場合はそのVMで使用可能な最新の復元ポイントでAMIが置き換えられます。

注意: DRプランを設定するには、同じリージョン内に1つ以上のPhoenix AWSプロキシが登録されている必要があります。

VMware向けPhoenix DRaaSの導入には、以下の手順が含まれます。

  1. Phoenix AWSプロキシを顧客AWSアカウントにデプロイします。
  2. 新規DRプランを作成します。
    DRプランでは、仮想マシンのAMIを作成するAWSアカウントやリージョン、AMIの更新スケジュールなど、AMI作成属性を定義します。

    複数の登録済みvCenter / ESXiホストやサーバーグループから仮想マシンを選択し、フェイルオーバー時にディザスタリカバリに必要な設定を提供することもできます。
  3. サーバーグループにDRプランを割り当てます。
    災害発生時に仮想マシンを復旧するには、仮想マシンをDRプランに追加する必要があります。複数の登録済みvCenter / ESXi ホストおよびサーバーグループの仮想マシンをDRプランに追加できます。

関連ページ:

バックアップ、リストア、ディザスタリカバリ操作の監視

Phoenixで必要なコンポーネントをすべて設定したら、Jobsページでバックアップやリストアの進行状況を監視できます。

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さまざまなレポートにアクセスして、バックアップやリストア操作の詳細を表示することができます。また、レポートをシステムにダウンロードしたり、HTMLまたはCSV形式でメールにレポートを送信することもできます。

以下のレポートとアラートが利用できます。

  • Backup Activity (バックアップ操作)
  • Restore Activity (リストア操作)
  • Server Status (サーバーステータス)
  • Alerts History (アラート履歴)
  • Disaster Recover Activity (ディザスタリカバリ操作)
  • Storage Consumption by Servers (サーバーごとのストレージ消費)

関連ページ:

追加リソースと問い合わせ先

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