組織 (Organization) の設定
本文書では以下のセクションについて記述します。
組織 (Organization) について
Phoenixでは、組織 (Organization) はバックアップとリストアのためにサーバーを構成するアクセスベースの制御メカニズムです。サーバー、バックアップポリシー、保存ポリシーなどのエンティティの論理パーティションを作成します。ただし、ストレージ、クラウド管理者、顧客ライセンスは複数組織間で共通です。必要に応じて、1つまたは複数のサイトを作成するか、Phoenixで提供されるデフォルト組織を使用してバックアップやリストアを実行することができます。
デフォルト組織 (Default Organization) の選択
- Phoenix管理コンソールにログインします。
- メニューバーで All Organizations をクリックし、ドロップダウンリストから Default Organization を選択します。
Organizationsページの表示
Phoenixには環境内のすべての組織を表示できる Organizations ページがあります。この情報には、組織ごとに構成されたファイルサーバー、MS-SQLサーバー、仮想マシン、データベース、NASデバイスのバックアップステータスも含まれます。
手順
- Phoenix管理コンソールにログインします。
- メニューバーで、ドロップダウンリストから All Organizations を選択します。
- メニューバーで、 Organizations.をクリックします。
Organizations ページが表示されます。以下の表に Organizations ページで表示されるフィールドについてまとめます。
フィールド | 説明 |
Organization Name |
組織の名前です。 組織名をクリックすると、その組織のダッシュボードが表示されます。 |
Description | 組織の説明です。 |
# Admins |
各組織で作成された管理者の数です。 Manage Administrators ページに表示されている値をクリックすると、組織管理者とグループ管理者が一覧表示されます。 |
Workload | 各組織で構成済みのサーバーや仮想マシンです。仮想マシンは登録済みのvCenter / ESXi ごとに分類されます。 |
# Configured |
各組織でバックアップ対象に構成された物理サーバーと仮想サーバーの数です。 対応する構成済みサーバーの詳細を表示するには、値をクリックします。 |
Latest Backup Status |
各サーバーについて、バックアップステータスが以下の列に表示されます。
数字をクリックすると、そのサイトの構成済みサーバーまたは仮想マシンのフィルターされた一覧が表示されます。たとえば、ファイルサーバーに対して、Last Backup Successful |
新規組織の追加
クラウド管理者またはクラウドで登録された管理者の場合はサーバーを管理する新しい組織を作成できます。組織または組織から派生した管理者は、[ All Organizations ] メニューオプションを使用して作成されます。
前提条件
- Enterprise および Elite ライセンスでのみ新規組織を作成できます。
- クラウド管理者のみが新規組織を作成できます。
手順
- Phoenix管理コンソールにログインします。
- メニューバーで、ドロップダウンリストから All Organizations を選択します。
- メニューバーで、 Organizations をクリックします。
- Add New Organization をクリックし、以下の情報を入力します。
フィールド 説明 Organization Name 組織の名前です。 Description 組織の説明です。Description フィールドはオプションです。
- OK をクリックします。