メインコンテンツまでスキップ
Dummy text to avoid mindtouch from removing the blank div

Druva

inSync CloudCacheサーバーの設定

inSync Cloud Editions: File:/tick.png Elite Plus File:/tick.png Elite File:/cross.png Enterprise File:/tick.png Business

inSync CloudCacheサーバーの機能と同期処理を適切に保つため、同期スケジュール、データフォルダ、データフォルダのサイズ、アップロードとダウンロード用の最大帯域など、CloudCacheサーバーのスケジュールとリソースを設定する必要があります。

はじめに

はじめに、 inSync Cacheサーバーが追加、インストール、登録されていることを確認してください。

手順

inSync CloudCacheサーバーのスケジュールとリソースを設定するには以下を行います。

  1. inSyncマスター管理コンソールにログインします
  2. Manage > CloudCache Serversをクリックします。
  3. 設定したいinSync CloudCacheサーバーのConfigure Nowリンクをクリックします。Configure CloudCache Serverウィザードが表示されます。
  4. SummaryタブのAdd Data Volumeボタンをクリックし、各フィールドに適切な値を入力します。 
  • Data folder ボックスにてinSync CloudCacheサーバー上でデータを保存するパスを入力するか、その場所を選択します。
    Note:
    • inSync CloudCacheサーバーの設定にはDAS (Direct Attached Storage) を使用することが推奨されます。他の種別のストレージを使用する場合は、Druva Supportまでお問い合わせください。
    • コンピューターまたはinSync CloudCacheサーバーがインストールされている場所のローカルパスを入力します。
    • Data folder ボックスにネットワークパスを指定しないでください。
  • Size ボックスにて保存可能なデータサイズを入力し、右側のリストからその単位を選択します (GBまたはTB)。
  1. Nextをクリックします。ウィザードのCloud Sync Schedule & Resourcesページが表示されます。 
  2. 各フィールドに適切な情報を入力します。
    フィールド 操作
    Country
    (国)
    inSync CloudCacheサーバーが置かれた国を選択します。
    Server timezone
    (サーバーのタイムゾーン)
    デフォルトでは、選択した国のタイムゾーンが選択されます。inSync CloudCacheサーバーのタイムゾーンを変更したい場合、適切なタイムゾーンを選択します。
    Weekdays [Mon - Fri]
    (平日 (月曜から金曜))
     

    月曜から金曜までの間、inSync CloudCacheサーバーがクラウドストレージとデータを同期する開始時刻と終了時刻を選択します。同期スケジュールとシナリオに関する詳細については同期スケジュールとシナリオを参照してください。

    Weekends [Sat - Sun]
    (週末 (土曜から日曜))

    土曜から日曜の間、inSync CloudCacheサーバーがクラウドストレージとデータを同期する開始時刻と終了時刻を選択します。同期スケジュールとシナリオに関する詳細については同期スケジュールとシナリオを参照してください。

    Max. bandwidth for upload
    (アップロードの最大帯域)
    同期処理におけるinSync CloudCacheサーバーからクラウドストレージ方向の通信での最大ネットワーク帯域を入力し、右側のリストで速度の単位を選択します。帯域消費に関して制限を設けない場合、速度単位リストで Unlimitedを選択します。
    Max. bandwidth for download
    (ダウンロードの最大帯域)
    同期処理におけるクラウドストレージからinSync CloudCacheサーバー方向の通信での最大ネットワーク帯域を入力し、右側のリストで速度の単位を選択します。帯域消費に関して制限を設けない場合、速度単位リストで Unlimitedを選択します。
  3. Finishをクリックします。

同期スケジュールとシナリオ

inSync CloudCacheサーバーの設定を行うにあたり、オフピーク時にinSync CloudCacheサーバーからinSyncクラウドへの同期処理をスケジュールすることができます。これによりWAN帯域の消費を最適化することができます。

Note:  inSync CloudCache サーバーのスケジュールでは、同期操作の開始時刻を指定します。同期操作は、指定されたスケジュールに従って毎日1回だけ開始されます。

新しいデバイスを追加し、 inSync CloudCache サーバーの同期操作がスケジュールに従ってすでに開始されている場合、翌日の同期操作の開始時刻まで待つ必要があります。inSync CloudCache サーバーの同期操作をすぐに開始する必要がある場合、 inSync CloudCache サーバーのスケジュールを1時間後に変更する必要があります。同期スケジュール変更の詳細については、 inSync CloudCache サーバーの管理 を参照してください。

平日の同期操作に関するいくつかのシナリオを以下に示します。

平日の同期スケジュールシナリオ (月曜から金曜) 同期操作の詳細
開始時刻を9:00 P.M.、終了時刻を2:00 A.M. に設定した場合

inSync ​CloudCacheサーバーは同期処理を月曜の午後9:00に開始し、同期処理が完了するか、火曜の午前2:00 A.M.になるか、いずれかになると同期処理を停止します。inSync ​CloudCacheサーバーは次の同期処理を火曜の午後9:00に開始し、この周期を金曜まで継続します。金曜の午後9:00にinSyncは同期処理を開始し、土曜午前2:00に同期処理を停止します。

Note: 同期処理は各同期周期 (開始時刻から終了時刻まで) で一度だけ起動されます。

金曜の同期スケジュール後、土曜と日曜の同期処理の開始時刻と終了時刻については、CloudCacheサーバーは週末のスケジュールに従います。

開始時刻を12:00 A.M. 終了時刻を12:00 A.M. に設定した場合

inSync ​CloudCacheサーバーは午前0時に開始します。同期処理が完了すると、次の同期処理は翌日の午前0時に起動します。

Note: 同期処理は各同期周期 (開始時刻から終了時刻まで) で一度だけ起動されます。

週末の同期操作に関するいくつかのシナリオを以下に示します。

週末の同期スケジュールシナリオ (土曜から日曜) 同期操作の詳細
開始時刻を9:00 P.M.、終了時刻を2:00 A.M. に設定した場合

inSync ​CloudCacheサーバーは同期処理を土曜の午後9:00に開始し、同期処理が完了するか、日曜の午前2:00 A.M.になるか、いずれかになると同期処理を停止します。inSync ​CloudCacheサーバーは次の同期処理を日曜の午後9:00に開始し、月曜午前2:00に同期処理を停止します。

Note: 同期処理は各同期周期 (開始時刻から終了時刻まで) で一度だけ起動されます。

日曜の同期スケジュール後、月曜以降の同期処理の開始時刻と終了時刻については、CloudCacheサーバーは平日のスケジュールに従います。 ​ 

開始時刻を12:00 A.M. 終了時刻を12:00 A.M. に設定した場合

開始時刻を12:00 A.M.に、終了時刻を12:00 A.M.に設定すると、inSync ​CloudCacheサーバーは土曜の午前0時に開始します。同期処理が完了すると、次の同期処理は日曜の午前0時に起動します。

Note: 同期処理は各同期周期 (開始時刻から終了時刻まで) で一度だけ起動されます。
  • この記事は役に立ちましたか?