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inSync CloudCacheサーバーの管理

inSync Cloud Editions: File:/tick.png Elite Plus File:/tick.png Elite File:/cross.png Enterprise File:/tick.png Business

データボリュームの追加

inSync CloudCacheサーバーが複数のバックアップおよび復元要求を処理できるようにするため、サーバーの規模を最適に設定する必要があります。組織で必要となるinSync CloudCacheサーバーの数も計画しなければなりません。これは通常、組織が採用するポリシーによります。たとえば、組織のポリシーで部門ごとにinSync CloudCacheサーバーの別インスタンスを必要とする場合があります。

inSync CloudCacheサーバーのサイズと必要となるサーバーの数は以下に依存します。

  • CloudCacheユーザー数
  • バックアップデータの種類
  • バックアップデータのサイズ (増分バックアップを含む)
  • 復元データのサイズ

手順

inSync CloudCacheサーバーのサイズを増やすために、データボリュームを追加することができます。各inSync CloudCacheサーバーに対して最大10個のデータボリュームを追加できます。

データボリュームを追加するには以下を行います。

  1. inSyncマスター管理コンソールのメニューバーでManage >CloudCache Serversをクリックします。
  2. データボリュームを追加したいinSync CloudCacheサーバーのリンクをクリックします。
  3. CloudCache Server Information 領域にて Add Data Volumeをクリックします。Edit Storageウインドウが表示されます。
  4. 各フィールドに適切な情報を入力します。
    • Data folder ボックスにてinSync CloudCacheサーバーのデータを保存したいパスを入力するか、場所を選択するためにフォルダアイコンをクリックします。 
    • Size ボックスにて保存可能なデータサイズを入力し、右側のリストからその単位を選択します (GBまたはTB)。 
  5. Add Data Volumeをクリックします。

inSync CloudCacheサーバーへのユーザーのマッピング

inSync CloudCacheサーバーへのユーザーのマッピングを参照してください。

inSync CloudCacheサーバーのスケジュールとリソースの変更

Note:  inSync CloudCache サーバーのスケジュールでは、同期操作の開始時刻を指定します。同期操作は、指定されたスケジュールに従って毎日1回だけ開始されます。

新しいデバイスを追加し、 inSync CloudCache サーバーの同期操作がスケジュールに従ってすでに開始されている場合、翌日の同期操作の開始時刻まで待つ必要があります。inSync CloudCache サーバーの同期操作をすぐに開始する必要がある場合、 inSync CloudCache サーバーのスケジュールを1時間後に変更する必要があります。

手順

inSync CloudCacheサーバーのスケジュールとリソースの変更を行うには、以下を行います。

  1. inSyncマスター管理コンソールのメニューバーでManage > CloudCache Serversをクリックします。
  2. スケジュールまたはリソースを変更したいinSync CloudCacheサーバー名のリンクをクリックします。
  3. Cloud Sync Schedule & Resources 領域にて Editをクリックします。Edit CloudCache Serverウインドウが表示されます。
  4. スケジュールやリソースに対して適切な情報を入力します 。
    フィールド 操作
    Country
    (国)
    inSync CloudCacheサーバーが置かれた国を選択します。
    Server timezone
    (サーバーのタイムゾーン)
    デフォルトでは、選択した国のタイムゾーンが選択されます。inSync CloudCacheサーバーのタイムゾーンを変更したい場合、適切なタイムゾーンを選択します。
    Weekdays [Mon - Fri]
    (平日 (月曜から金曜))
    月曜から金曜までの間、inSync CloudCacheサーバーがクラウドストレージとデータを同期する開始時刻と終了時刻を選択します。
    Weekends [Sat - Sun]
    (週末 (土曜から日曜))
    土曜から日曜の間、inSync CloudCacheサーバーがクラウドストレージとデータを同期する開始時刻と終了時刻を選択します。
    Max. bandwidth for upload
    (アップロードの最大帯域)
    同期処理におけるinSync CloudCacheサーバーからクラウドストレージ方向の通信での最大ネットワーク帯域を入力し、右側のリストで速度の単位を選択します。帯域消費に関して制限を設けない場合、速度単位リストで Unlimitedを選択します。
    Note: 割り当てられた帯域は、inSync CloudCache サーバーにマップされているすべてのストレージで分割されます。たとえば、アップロードの最大帯域を 100MB に設定し、inSync CloudCache サーバーで2つのストレージを設定した場合、inSyncは各ストレージの最大アップロード帯域を 50MB に設定します。
    Max. bandwidth for download
    (ダウンロードの最大帯域)

    同期処理におけるクラウドストレージからinSync CloudCacheサーバー方向の通信での最大ネットワーク帯域を入力し、右側のリストで速度の単位を選択します。帯域消費に関して制限を設けない場合、速度単位リストで Unlimitedを選択します。

    Note: 割り当てられた帯域は、inSync CloudCache サーバーにマップされているすべてのストレージで分割されます。たとえば、ダウンロードの最大帯域を 100MB に設定し、inSync CloudCache サーバーで2つのストレージを設定した場合、inSyncは各ストレージの最大ダウンロード帯域を 50MB に設定します。
  5. Saveをクリックします。 

inSync CloudCacheサーバーのデコミッション

すべての既存バックアップを保持しながら、inSync CloudCacheサーバーを永久に使用停止することができます。inSync CloudCacheサーバーの使用を停止すると、そのサーバーにマッピングされたユーザーはinSync CloudCacheサーバーへバックアップしたり、サーバーから復元したりすることができなくなります。

CloudCacheサーバーをデコミッションする前に、ユーザーのマッピングを明示的に解除する必要はありません。デコミッション処理を開始すると、inSync CloudCacheサーバーにバックアップされたすべてのデータをinSyncクラウドに転送されます。デコミッション処理の進行中、inSyncクラウドにデータを転送できるようinSync CloudCacheサーバーがinSyncクラウドと接続されているようにする必要があります。デコミッション処理の進行中はCloudCache Server リストのページにおいて、サーバーのステータスがDecommission in Progressとして表示されます。デコミッション処理が完了すると、CloudCache Server リストからそのサーバーを閲覧したりアクセスしたりすることができなくなります。

Note: CloudCacheマッピングに関連付けられているCloudCacheサーバーをデコミッションすることはできません。

手順

inSync CloudCacheサーバーをデコミッションするには以下を行います。

  1. inSyncマスター管理コンソールのメニューバーでManage >CloudCache Serversをクリックします。
  2. デコミッションしたいinSync CloudCacheサーバーの名前のリンクをクリックします。
  3. Summaryタブにて、Decommissionをクリックします。

レポートの閲覧

サーバー名、サーバーにマッピングされたユーザー数、復元対象のユーザー数、キャッシュデータ用に使用可能な合計ディスク容量、その日までに消費されたキャッシュデータの合計ディスク容量などのサーバーの統計情報を閲覧および監視することができます。詳細については Reports を参照してください。

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