レポートAPIの使用
inSync Cloud Editions: Elite Plus
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inSyncでレポートAPIを利用するには以下の手順を実施します。
手順 1: 認証情報の取得
手順 2: スクリプト経由でのレポートAPIへのアクセス
認証情報の取得
概要
inSyncはAPIリクエストにHTTPベーシック認証を使用します。inSyncクラウド管理者はinSyncマスター管理コンソールから認証情報を生成できます。
認証情報には以下の要素が含まれます。
- ユーザー名: 認証トークンを作成したinSyncクラウド管理者のメールIDです。
- パスワード: 生成された認証トークンです。
inSyncは認証情報をデータベースに保存し、組織の暗号鍵で暗号化されます。APIにアクセスする場合はいつでもユーザー名とパスワードを指定する必要があります。
手順
認証情報を取得するには以下を行います。
- inSyncクラウド管理者としてinSyncマスター管理コンソールにログインします。
- inSyncマスター管理コンソールのメニューバーで
> Settings をクリックします。Settings ページが表示されます。
- Access Token タブをクリックします。Access token for inSync APIs ページが表示されます。
- トークンが有効である場合、Copy Tokenをクリックします。トークンがクリップボードにコピーされます。
Copy Tokenボタンは有効な認証トークンが存在する場合のみ利用できます。 - トークンが期限切れの場合、Create New Tokenをクリックして次の手順に進みます。
- Expire on フィールドで、認証トークンの満了期日を指定します。
- Done をクリックします。
- トークンをコピーして保存し、APIへのアクセスで使用します。
Note: デフォルトでは、トークンは30日間有効です。トークンの有効期限は1日から30日までの間で設定できます。既存トークンが有効である場合でも盗まれてしまったなど問題があると思えば新しいトークンを生成することができます。
スクリプト経由でのレポートAPIへのアクセス
inSyncは各APIリクエストを認証するために提供されたユーザー名とパスワードについてベーシック認証を使用します。
必要なレポートAPIへのアクセスに以下のリクエストクエリを実行してください。
requests.get('https://insyncapi-cloud.druva.com/api/reports/vx/<API-name>', auth=('Username', 'Password'))
ここで、
- vx - inSyncレポートAPIバージョンです。使用しているAPIのバージョンに置き換えてください。現時点では、以下のAPIバージョンが利用できます。
- <API-name> - コールしたいAPIの名前
- Username - 手順1: 認証情報の取得でトークンまたは認証情報を生成したinSync管理者のメールアドレス
- Password - 手順1: 認証情報の取得で生成されたAPIアクセストークン
Note: inSync GovCloudを利用している場合、レポートAPIリクエストクエリの中で、ホスト名として insyncapi-govcloud.druva.com またはinSync GovCloud環境の FQDN を使用する必要があります。
APIへのサンプルリクエストヘッダ
- Request: GET /api/reports/v1/<API-name> HTTP/1.1
- Host: cloud.druva.com or FQDN of your inSync Cloud.
- Authorization: Basic authentication