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Druva

SharePoint Onlineデータ保護向けにinSyncを構成

本文書では、SharePoint Onlineデータを保護するためDruva inSyncを設定する方法について説明します。

 

はじめに

SharePoint Onlineデータを保護するためDruva inSyncの構成を開始する前に、以下のアカウントが作成されていることを確認してください。

  • Office 365ライセンスが有効であるOffice 365グローバル管理者アカウントがあること
  • Office 365テナント管理者アカウントを持っていること。

SharePoint Online保護向けDruva inSyncの構成

Druva inSyncクラウド管理者としてinSync管理コンソールにログインし、以下の手順を実行してDruva inSyncを設定し、SharePoint Onlineを保護します。

SPO_config_workflow.png

手順1:SharePoint Onlineデータにアクセスする権限をDruva inSyncに提供 

SharePoint Onlineデータを保護およびバックアップするには、Druva inSyncはOffice 365からの承認を必要とします。また、Druva inSyncクラウド管理者は、SharePoint OnlineデータへのDruva inSyncアクセスを許可するために必要な権限を受け入れる必要があります。 

Druva inSyncはOAuth 2.0を使用してOffice 365などのサービスと通信します。OAuthは、インターネット上におけるトークンベースの認証と認可のためのオープンプロトコルです。OAuth 2.0の詳細については、OAuth Webサイトを参照してください

手順

Office 365との接続を確立し、Druva inSyncに必要な権限を提供するには以下を行います。

  1. inSync管理コンソールのメニューバーで、Data Sources > Cloud Appsをクリックします。 
  2. [ Manage Cloud Apps ]  ページで、[ Cloud Apps ] リストからOffice 365アプリを選択し、[ Configure ] をクリックします。
  3. 表示される確認メッセージで [ Yes ] をクリックして構成を続行します。
  4. Office 365のログインページでテナント管理者のユーザー名とパスワードを入力し、[ Sign in ] をクリックします。 
  5. Accept をクリックして、SharePoint Onlineのデータにアクセスするために必要な権限をDruva inSyncアプリに付与します。 SharePoint Onlineにアクセスするために必要な権限を参照してください

手順2:バックアップと復元用にSharePointを構成

定義した設定は、後続のすべての自動検出されたサイトに自動的に適用されます。自動検出されたサイトの設定を変更することもできます。 

 次の方法で、バックアップと復元用のSharePointサイトを構成できます。

  • 自動構成
  • カスタム構成

SharePointサイトの自動構成

  1. inSync管理コンソールのメニューバーで、Data Sources > Cloud Appsをクリックします。[ Manage Cloud Apps ]  ページが表示されます。
  2. Office 365 ] > [ SharePoint ] をクリックします。検出されたすべてのサイトを一覧表示するページが表示されます。
    デフォルトでは、検出されたすべてのサイトのステータスは [ Not Configured ] に設定されています。 

    Auto_Config.png
  3. Auto Configuration ] をクリックします。Auto Configurationウィザードで以下の情報を入力し、Save ] をクリックします。inSyncはサイトコレクションの検出を開始します。 

 

フィールド 説明
Auto-discover site collections
(サイトコレクションの自動検出)
組織のSharePoint Online環境に追加された新しいサイトコレクションをinSyncで自動的に検出する場合は、このチェックボックスをチェックします。inSyncは24時間ごとに検出プロセスを実行します。この設定はデフォルトで有効になっています。
Auto assign storage
(ストレージの自動割り当て)

新しく検出されたサイトコレクションにストレージを自動的に割り当てるには、このチェックボックスをチェックします。inSyncでバックアップを実行するには、サイトコレクションにストレージを割り当てる必要があります。

Assign storage
(ストレージの割り当て)

構成されているすべてのストレージリージョンが表示されます。一覧からストレージを選択します。 

<重要> 割り当てられたストレージは後で変更することはできません。

Backup frequency
(バックアップ間隔)

SharePointサイトのバックアップの頻度を選択します。

Retain daily data backups for
(日次バックアップ保持日数)

すべてのバックアップを保持する日数を入力します。バックアップ期間終了時に、Druva inSyncはストレージからデータを削除します。

たとえば、すべてのバックアップを5日間保持するよう指定し、Druva inSyncが2019年1月6日にバックアップ操作を完了した場合、Druva inSyncは2019年1月11日にストレージからバックアップデータを削除します。 

Retain weekly backups for
(週次バックアップ保持期間)
すべてのバックアップを保持する週数を入力します。週次バックアップ期間終了時に、Druva inSyncはストレージからデータを削除します。
:週次バックアップは、カレンダー週の最終バックアップです。カレンダー週は日曜日に始まります。
Retain monthly backups for
(月次バックアップ保持期間)

すべてのバックアップを保持する月数を入力します。月次バックアップ期間終了時に、Druva inSyncはストレージからデータを削除します。

:月次バックアップは、カレンダー月の最終バックアップです。
Exclude files
(ファイル除外)
[ Exclude Files ] ボックスにSharePointサイトコレクションのバックアップから除外するファイル種別を入力します。ファイル拡張子は隣接するフィールドに自動的に追加されます。ファイル種別を削除する場合は、ファイルの種類をクリックします。 

:バックアップを無期限に保持するには、日次、週次、月次のすべての保存設定値として0を入力します。

バックアップ対象SharePointサイトのカスタム構成

  1. inSync管理コンソールのメニューバーで、Data Sources > Cloud Appsをクリックします。[ Manage Cloud Apps ]  ページが表示されます。
  2. Office 365 ] > [ SharePoint ] をクリックします。検出されたすべてのサイトを一覧表示するページが表示されます。
    デフォルトでは、検出されたすべてのサイトのステータスは [ Not Configured ] に設定されています。 
  3. バックアップと復元用に構成するサイトコレクションをクリックします。Configure Site Backup ] ページが表示されます。 
    サイトバックアップの構成-Copy.png
  1. Use Default ] オプションを使用する場合は、詳細を確認して [ Save ] をクリックします。Custom ] オプションを選択した場合は、以下の情報を入力して[ Save ] をクリックします。
フィールド 説明
Site URL
(サイトのURL)
サイトのURLを入力します。このURLはOffice 365ポータルから取得できます。 
Site Title
(サイト名)

サイトコレクションの名前を表示します。 

注: SharePoint Onlineサイト、サブサイト、リスト、ドキュメントライブラリのタイトルに「/」(スラッシュ)文字が含まれている場合、データがバックアップされる前に「/」が「_」(アンダースコア)文字に置き換えられます。

Assign storage
(ストレージの割り当て)

ドロップダウンリストからストレージを選択します。

 割り当てられたストレージは後で変更することはできません。

Settings
(設定)

このサイトコレクションに適用するバックアップポリシーと保存ポリシー設定が表示されます。以下のオプションを使用できます。

  • Use Default(Default) - このサイトコレクションに定義されたSharePoinのグローバルt設定を適用する場合はこのオプションを選択します。設定が表示されますが、編集できません。 
  • Custom - このサイトコレクションのカスタム設定を定義する場合は、このオプションを選択します。このサイトコレクションのカスタムバックアップスケジュール、データ保存ポリシー、ファイル除外を定義できます。 
Backup every
(バックアップ間隔)

SharePointサイトのバックアップ頻度を選択します。スケジュールバックアップの場合、1つ以上のAD Connectorを登録してinSync Cloudに接続する必要があります。詳細については、「クラウドアプリデータをバックアップするための前提条件参照してください

Retain daily data backups for
(日次データバックアップの保持期間)

すべてのバックアップを保持する日数を入力します。バックアップ期間終了時に、Druva inSyncはストレージからデータを削除します。

たとえば、すべてのバックアップを5日間保持するよう指定し、Druva inSyncが2019年1月6日にバックアップ操作を完了した場合、Druva inSyncは2019年1月11日にストレージからバックアップデータを削除します。 

Retain weekly backups for
(週次バックアップ保持期間)
すべてのバックアップを保持する週数を入力します。週次バックアップ期間終了時に、Druva inSyncはストレージからデータを削除します。
:週次バックアップは、カレンダー週の最終バックアップです。カレンダー週は日曜日に始まります。
Retain monthly backups for
(月次バックアップ保持期間)

すべてのバックアップを保持する月数を入力します。月次バックアップ期間終了時に、Druva inSyncはストレージからデータを削除します。

:月次バックアップは、カレンダー月の最終バックアップです。
Exclude files
(ファイル除外)
[ Exclude Files ] ボックスにSharePointサイトコレクションのバックアップから除外するファイル種別を入力します。ファイル拡張子は隣接するフィールドに自動的に追加されます。ファイル種別を削除する場合は、ファイルの種類をクリックします。 
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