inSync向けSharePoint Onlineの概要
概要
inSync Cloud管理者は SharePoint Online 向けに Office 365 を inSyncに設定して、サイトコレクションを自動的に検出および保護できます。
Druva inSyncは、以下のサイトコレクションタイプの検出およびバックアップをサポートします。
- クラシックサイト:プロジェクトコラボレーション、イントラネットポータルページ、レコードストレージなどに使用されるSharePointサイトコレクション
- チームサイト (365グループの非表示サイト、TeamsのWebアプリ):チームがプロジェクトで作業し、任意のデバイスから情報とファイルを共有するために使用されるサイトコレクション。チームサイトは自動的にOffice 365グループを作成し、チームサイトに追加されたユーザーはOffice 365グループに追加されます。これらのサイトは、SharePointサイトリストに表示されません。
利点
Druva inSync クラウド管理者は、SharePoint Onlineデータの保護を行うことによる次の利点を活用できます。
- カスタマイズ可能なバックアップ間隔: SharePoint Onlineサイトを検出し、組織のRPOに従ってデータを保護します。
- 柔軟な復元場所: SharePoint Onlineデータは元のサイトに復元、サイト内のコピーとして復元、またはダウンロードが行えます。
- オンデマンド復元: SharePoint Onlineデータをオンデマンドで復元します。
- きめ細かな復元機能: サイト全体の復元またはオブジェクトレベルの復元を実行して、復元をより効率的にするオプションがあります。
サポートされているOffice 365のエディション
Druva inSyncは、次のMicrosoft Office 365エディションをサポートしています。
- Business
- Enterprise
- E1
- E3
- F1
- Education
- E5
- Government
Druva inSync for SharePoint Onlineによってバックアップされるデータ
SharePoint Onlineでは次のデータがバックアップされます。
- チームサイト(Office 365グループ、チームの非表示サイト)
- クラシックサイト
サイト内では、inSyncにより以下がバックアップされます。
- サブサイト
- ドキュメントライブラリ
- リスト
- テンプレート
- アセット
- ページ
- サイトコレクション、サイト、ライブラリ、リスト、テンプレート、アセット、フォルダー、ファイル、および権限に関連付けられたメタデータ
SharePoint Onlineデータのバックアップに関するAPIの制限:
- 未公開のサイトページはバックアップされません。
- チェックアウトされたファイルやフォルダーはバックアップされません。
- ごみ箱内のコンテンツはバックアップされません。
- バックアップされたすべてのサイトコレクションのすべてのフォルダーに対してフォームフォルダーがデフォルトで表示されますが、復元は行われません。
- SharePoint Onlineサイト、サブサイト、リスト、およびドキュメントライブラリのタイトルに「/」(スラッシュ)文字が含まれている場合、データをバックアップする前に「/」が「_」(アンダースコア)文字に置き換えられます。
SharePoint OnlineでサポートされるinSyncタスク
データのバックアップ | カスタムの場所へのデータの復元 | inSyncクラウド管理者とinSyncユーザーによるデータのダウンロード | 横断検索 | 訴訟ホールド | コンプライアンスリスク向けデータスキャン |
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<重要> inSyncクラウド管理者は、インプレースリストアを実行できるだけでなく、サイトコレクションのコピーとしてもリストアできます。 |
<重要> inSyncユーザーはデータをダウンロードできません。 |
<重要>
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SharePoint Onlineへのアクセスに必要な権限
Druva inSyncがSharePoint Onlineデータにアクセスして保護するには、以下の権限が必要です。
- すべてのサイトコレクションの完全制御
- 管理されたメタデータの読み取り
- すべてのサイトコレクションのアイテムの読み取り
- ユーザープロファイルの読み取り
次のステップ