inSync向けOneDriveの概要
概観
Druva inSyncでは、データの可用性とガバナンス機能をOneDriveにも提供します。
Druva inSyncを使用すると、OneDriveユーザーのプライベートファイルやフォルダー、メタデータ属性を含むOneDriveデータを保護およびバックアップできます。
Druva inSync クラウド管理者およびユーザーは、誤削除や悪意あるアクティビティ発生時、将来の参照や事業継続のために、OneDriveデータをを取得、復元、ダウンロードできます。
以下によりOneDriveを管理できます。
- アラート (Alert) を使用してOneDriveのステータスを監視します。
- ライブアクティビティ (Live Activities) を使用して、OneDriveで進行中のバックアップおよび復元アクティビティに関する情報を確認できます。
- 特定期間中に発生したイベントやアクティビティの概要を表示するレポートを生成します。
Druva inSync の Governance 機能を使用すると、
ユーザーデータバックアップの使用傾向を分析および識別し、すべてのデバイスを網羅してファイルやフォルダーを検索およびフィルタリングし、リアルタイムのアラートを設定してIT関連の問題をプロアクティブに処理することができます。また監査証跡を使用することで、Druva inSyncユーザーおよび管理者のアクティビティを表示および追跡することができます。
ユーザーを訴訟ホールドの対象にすることで、ユーザーのOneDriveバックアップデータを保持し、データの削除を回避できます。また、WebDAVを使用してOffice 365からユーザーの訴訟ホールドデータにアクセスできます。
利点
Druva inSyncには、OneDriveデータの保護を行うことによる次の利点があります。
- ユーザーのOneDriveデータデータを表示および管理するための単一画面
- データのコンプライアンス違反を自動的にスキャンすることにより、IT担当者が手動でデータを収集および管理するために費やす時間を削減します。
- 管理者がすべてのOneDriveデータから任意のファイルを検索して見つけることができるようにします。
- 組織内のOneDriveデータのコンプライアンスリスクについて、事前に追跡、監視、通知受信が行えるようにします。
サポートされているOffice 365のエディション
Druva inSyncは、次のMicrosoft Office 365エディションをサポートしています。
- Business
- Enterprise
- E1
- E3
- F1
- Education
- E5
- Government
Druva inSync for OneDriveによってバックアップされるデータ
OneDriveアプリでは、次のデータがバックアップされます。
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ユーザーのプライベートファイルとフォルダ
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メタデータ属性
OneDriveでサポートされるinSyncタスク
データのバックアップ | カスタムの場所へのデータの復元 | inSyncクラウド管理者とinSyncユーザーによるデータのダウンロード | 横断検索 | 訴訟ホールド | コンプライアンスリスク向けデータスキャン |
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OneDriveへのアクセスに必要なアクセス許可
Druva inSyncがOneDriveデータにアクセスして保護するには、次の権限が必要です。
- ディレクトリデータの読み取り
次のステップ