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Druva

Exchange Online問題のトラブルシューティング

このトピックでは、Druva inSync for Exchange Onlineの問題のトラブルシューティング方法について説明します。

Office 365アプリ:一般的な問題

Office 365の一般的な問題については、Office 365問題のトラブルシューティングを参照してください。

Exchange Onlineの問題

問題:ユーザーのExchange Onlineバックアップが失敗する 

アカウント設定の10日後、ユーザーのExchange Onlineバックアップが失敗します。バックアップが失敗すると、管理者は以下のメッセージを含む件名 "Cloud App status alert" の電子メールを受信します。

Office 365 is not connected. Please re-configure Office 365.
(Office 365は接続されていません。Office 365を再構成してください。)

理由

Office 365でグローバル管理者のアカウントを作成しているときに、  StsRefreshTokensValidFrom  属性がサードパーティSSOツールのAPIで設定されませんでした。

回避策

  1. 以下のリンクを使用してAzureモジュールをインストールします。
    1. このリンク を使用してMicrosoftダウンロードセンターからServices Sign-In Assistant for IT Professionals RTWをダウンロードし、インストールします。
    2. このリンク を使用してWindows PowerShell(64ビットバージョン)用Azure Active Directoryモジュールインストーラーパッケージをダウンロードし、  Run ] をクリックして実行します。
  2. Azure ADに接続します。WindowsPowerShellコマンドプロンプトで cmdlet connect-msolservice コマンドを実行します。次に、認証情報の入力を求められます。Azure AD(グローバル管理者)の認証情報を入力します。
  3. 次のコマンドを使用して、グローバル管理者の StsRefreshTokensValidFrom 属性値を取得します:
    $user = Get-MsolUser -UserPrincipalName ernie.carter@druva.com
    $user.StsRefreshTokensValidFrom

    ここで Ernie Carter はOffice 365のアプリを設定するグローバル管理者です。
  4. 以下のコマンドは、現在の時刻をグローバル管理者の StsRefreshTokensValidFrom 属性値として設定します。この値を設定する手順は以下の通りです:
    $dt = Get-Date
    Set-MsolUser -UserPrincipalName ernie.carter@druva.com -StsRefreshTokensValidFrom 
    $dt.ToUniversalTime()
  5. 手順3をもう一度実行します。今回は、現在の時刻(手順4で設定)が表示されるようになります。これは確認のための手順です。 
  6. Office 365とのinSyncを構成する方法  で説明されている手順を使用して、Office 365とのinSyncを再構成します

問題:Outlookバックアップエラー 

Outlookバックアップの場合、次のエラーが表示されることがあります。

  • “Outlook Sync completed with errors” (Outlook Syncがエラーで完了しました)
  • “Finished backup with errors: Errors observed during Outlook Backup." (エラーありでバックアップ完了:Outlookバックアップ中にエラーが発生しました。)
  • “Outlook Sync failed: can't connect to GUI.” (Outlook同期に失敗しました:GUIに接続できません。)

以下のエラーがinSyncクライアントログに表示される場合があります。別プラットフォームの別バージョンのログの場所を確認するには、ここをクリックしてください。 

Error: -2147221219,'OLE error 0x8004011d

Error Opening store failed: (-2147221219,'OLE error 0x8004011d', None, None), skipping

解決策

このエラーは、古いOutlookプロファイルが原因で発生します。古いプロファイルを削除し、バックアップから開始します。

Error:-2147221233, 'OLE error 0x8004010f

[2016-06- 30 10:08:40,572] [ERROR] Error (-2147221233, 'OLE error 0x8004010f',None, None), processing email – ‘Abcpro Rollout'

解決策

このエラーは、inSyncがメールの添付ファイルをバックアップできない場合に発生します。添付ファイルが暗号化、破損、またはパスワードで保護されている可能性があります。

Error: (-2147467259, 'Unspecified error' / Outlook is not configured

[2016-04- 05 14:13:37,161] [ERROR] MAPIInit failed with (-2147467259,'Unspecified error', None, None)

[2016-04- 05 14:13:37,161] [ERROR] pstlist got error Outlook is not configured.

(#10000004e)

解決策

上記エラーは、Outlookがデフォルトの電子メールクライアントとして構成されていない場合に発生します。これはMAPIバックアップの場合に発生します。

次の手順でOutlookをデフォルトのメールプログラムとして設定します。

  1. Office Outlookの [ファイル] タブで、[オプション]、[全般] の順に選びます。
  2. [起動時の設定] の [Outlook を電子メール、連絡先、予定表の既定のプログラムにする] チェック ボックスを選択します。
  3. [OK] をクリックします。

Outlookがデフォルトのメールクライアントかどうかを確認するには以下を行います。

  1. Outlookをデフォルトのメールクライアントとして設定します。
  2. コントロールパネルを開き、既定のプログラムを検索します。
  3. [既定のプログラムの設定]リンクを選択します。
  4. プログラムのリストからMicrosoft Outlookを選択します。
  5. 「このプログラムをデフォルトとして設定」をクリックします。

Error: -2147219968, 'OLE error 0x80040600'

[2016-03- 20 15:50:24,302] [ERROR] Error (-2147219968, 'OLE error 0x80040600', None, None), processing email - 'FW: abc edf ghi Project - Agenda for today'

[2016-03- 20 15:50:24,302] [ERROR] Error <class 'pywintypes.com_error'>:(-

2147219968, 'OLE error 0x80040600', None, None). Traceback -Traceback (most recent call last):

File "inSyncMAPI\inSyncExtMsgs.pyc", line 291, in syncfolder

File "inSyncMAPI\inSyncExtMsgs.pyc", line 340, in _processmsg

File "inSyncMAPI\inSyncMAPIDrv.pyc", line 871, in getattr

File "inSyncMAPI\inSyncMAPIDrv.pyc", line 504, in getFields

com_error: (-2147219968, 'OLE error 0x80040600', None, None)

解決策

これは、inSyncがログに示される電子メールを処理できなかったことを示しています。

'FW: abc edf ghi Project - Agenda for today'

電子メールと添付ファイルにアクセスできること、または添付ファイルがインラインの添付ファイルであることを確認してください。

Error: Outlook Sync failed: can't connect to GUI.

[2016-02- 11 18:42:55,822] [INFO] Synchronizing ... Outlook Advanced

[2016-02- 11 18:42:55,835] [ERROR] Error <type 'exceptions.Exception'>:can't

connect to GUI. Traceback -Traceback (most recent call last):

File "inSyncLib\inSyncSyncer.pyc", line 3521, in syncmapi

Exception: can't connect to GUI

[2016-02- 11 18:42:55,836] [WARNING] Outlook Sync failed: can't connect to GUI

解決策

ユーザーがバックアップ時にWindowsおよびOutlookにログインしていることを確認します。また、端末にログインしてinSyncクライアントをアクティベートにしたのと同じユーザーによってinSyncUSyncer.exeプロセスが実行されていることを確認します。

このエラーは、バックアップ実行時にコンピュータでOutlookが開いていなかった場合にも発生する可能性があります。

この情報は、サポートされているすべてのクライアントOSに適用されます。

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