Office 365 データのバックアップ方法
inSync Cloud Editions: Elite Plus
Elite
Enterprise
Business
Office 365データのバックアップ方法
Office 365データをバックアップするには、既存プロファイルまたは新規プロファイルでOffice 365バックアップ設定を行う必要があります。詳細についてはプロファイルの作成 または プロファイルの変更を参照してください。
inSyncはバックアップスケジュールに基づきOffice 365からユーザーデータのバックアップを開始します。クラウドアプリ向けバックアップ間隔の設定に関する詳細は バックアップスケジュールの設定を参照してください。
User Detailsページでクラウドアプリデータのバックアップ詳細を閲覧することができます。詳細についてはUser Details ページを参照してください。
Note: Office 365データのスケジュールバックアップを実施するには、一つ以上のOffice 365デバイスがオンラインである必要があります。
また、inSyncクラウド管理者は必要に応じていつでも Office 365 データをバックアップすることができます。詳細についてはOffice 365 データのバックアップ開始を参照してください。
Office 365 データに適用されるポリシー
以下のプロファイルに定義されたポリシーが、Boxデータに適用されます。エンドポイントデータとクラウドアプリデータはエンドポイント向けにスケジュールされたバックアップ間隔で同じ時間にバックアップされます。
- クラウドアプリデータ向けのバックアップポリシー
バックアップポリシーは、 inSync でクラウドアプリのデータをバックアップする頻度を定義します。詳細については、クラウドアプリ向けバックアップ間隔の定義 を参照してください。
- クラウドアプリデータ向けのバックアップ保存ポリシー
バックアップ保存ポリシーは、inSyncがストレージ内にバックアップデータを保持する期間を定義します。詳細についてはバックアップ保存ポリシーの設定を参照してください。
Exchange Onlineデータには保存期間の設定は適用されません。Exchange Onlineデータのデフォルトの保存期間は7年です。 - クラウドアプリデータ向けのユーザーデータプライバシーポリシー
ユーザーデータのプライバシーポリシーは組織全体でユーザーデータに誰がアクセスできるかを定義します。 プロファイルでは、クラウドアプリはデバイスと同じユーザーデータプライバシーポリシーで管理されます。詳細については ユーザーデータプライバシーポリシーの設定を参照してください。
- クラウドアプリデータ向けのグローバル除外ポリシー
グローバル除外ファイルリストに指定されているファイル種別により、inSyncのバックアップから特定のファイル種別やフォルダが除外されます。詳細についてはグローバル除外リストの設定を参照してください。
Governance ページの Data by Source 領域で、データの保存場所に応じてデータの分布を確認することもできます。詳細については Data Insights page を参照してください。
Office 365 データのバックアップ開始
Overview
inSyncクラウド管理者はスケジュールと別に必要なときにOffice 365データのバックアップを開始することができます。
Office 365 のバックアップ手順
Office 365データのバックアップを開始するには以下を行います。
- inSync 管理コンソールのメニューバーで Availability > Backup をクリックします。Backup Overview ページが表示されます。
- All Data Sourcesタブにて、バックアップしたいデータを持つ Office 365 デバイスを選択します。
- Backup Now をクリックします。
nSyncは選択したOffice 365デバイスのバックアップを開始します。以下のページでバックアップの詳細を閲覧できます。
- inSyncマスター管理コンソールではBackup Overview ページ
- inSyncクライアントではBackup and Restore tab.
- inSyncモバイルアプリでは、Android、 iOS device、Windows device.
Exchange Online のバックアップ手順
- inSync 管理コンソールのメニューバーで Data Sources > Cloud Apps をクリックします。Manage Cloud Apps ページが表示されます。
- Office 365 > Exchange Online を選択します。
- バックアップするユーザー名を選択します。Backup Now をクリックします。
- 確認ウインドウで Yes をクリックし、バックアップを開始します。
共有メールボックスのバックアップ
前提条件
- inSync Email IDを使用してユーザーがクラウドアプリケーションアカウントにマッピングされるようOffice 365が設定されていることを確認します。inSync Email IDを使用するようにOffice 365を設定するには、ユーザーアカウントアクセスの設定 を参照してください。
- inSync で共有メールボックスのメールアドレスを新規ユーザーとして追加します。新しいユーザーを作成するには、 ユーザーの個別追加 を参照してください。
- 共有メールボックスユーザーに関連付けられているプロファイルが、inSyncで設定したADマッピングに関連付けられていないことを確認します。Cloud App - Office 365 (Exchange Online) のバックアップが有効になっているプロファイルを作成し、共有メールボックスユーザーに割り当てることができます。新規プロファイルの作成については、 プロファイルの作成 を参照してください。
手順
- inSync 管理コンソールのメニューバーで Data Sources > Cloud Apps をクリックします。Manage Cloud Apps ページが表示されます。
- Office 365 > Exchange Online を選択します。
- バックアップするユーザー名 (共有メールボックスのメールアドレス) を選択し、Backup Now をクリックします。
- 確認ウインドウで Yes をクリックし、バックアップを開始します。
OneDrive のバックアップ手順
- inSync 管理コンソールのメニューバーで Data Sources > Cloud Apps をクリックします。Manage Cloud Apps ページが表示されます。
- Office 365 > OneDrive を選択します。
- バックアップするユーザー名を選択します。Backup Now をクリックします。
- 確認ウインドウで Yes をクリックし、バックアップを開始します。
SharePoint Online のサイトコレクションのバックアップ手順
- inSync 管理コンソールのメニューバーで Data Sources > Cloud Apps をクリックします。Manage Cloud Apps ページが表示されます。
- Office 365 > SharePoint を選択します。
- バックアップするサイト名をクリックします。有効なサイトを選択すると、サイトページが表示されます。サイトが設定されていない場合、まずサイト設定をを行い、その後バックアップ操作を開始する必要があります。
- Backup Now をクリックしてバックアップを開始します。バックアップ操作が完了すると、SharePointページ上の Backup Status は Backed Up Successfully に変わります。
Note: SharePoint Online向けのinSync は現在ベータ版です。SharePoint Online向けのinSync を使用したい場合、Druva営業までお問い合わせください。