クラウドアプリデータのバックアップ前提条件
クラウドアプリデータのバックアップを開始する前に、次の要件が満たされていることを確認してください。
<重要>
inSyncはekeyにアクセスしてクラウドアプリデータのスケジュールバックアップを開始する必要があります。eKeyはinSyncクラウドにユーザーデータがバックアップされるときに暗号化するために使用されます。これはDruvaが採用しているデジタルエンベロープ暗号化プロセスの一部です。Druvaはユーザーのekeyを保存しないためユーザーデータにはアクセスできません。
- inSyncにクラウド管理者としてログインしていること、または管理者アカウントでクラウドアプリのユーザーやグループを管理していること
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次のデプロイ方法のいずれかを設定すること。inSyncではバックアップされたデータを暗号化するためにデータ暗号化キー(ekey)が必要です。ekeyは次のいずれかの方法でデプロイすることによって生成されます。
- inSyncコネクタのデプロイ
1つ以上のinSyncコネクタが設定されinSyncクラウドに接続されていること(デフォルトオプション)。詳細については、「inSyncコネクタの設定」を参照してください 。注意:
- inSync コネクタをクラウドアプリコネクタとして機能させることで、ユーザーはクラウドアプリバックアップ向けにデバイスを接続する必要なく、ekeyが提供されます。
- 登録されたinSyncコネクタが接続されていない場合、設定されたクラウドアプリデータのバックアップは失敗します。
- inSyncコネクタには、ドメインやADマッピングを追加する必要はありません。
- inSync コネクタが接続されていない場合、inSync は未接続アラートを生成します。
- ユーザーデバイスの接続
inSyncコネクタが構成されていない場合、すべてのinSyncユーザーのうち1台以上のエンドポイントデバイス(デスクトップまたはラップトップ)がバックアップ用に構成されます。 - クラウドキー管理 (Cloud Key Management) を有効化
前述のデプロイオプションを使用しない場合、クラウドキー管理機能を有効にする必要があります。詳細については、「クラウドアプリのキー管理の構成」を参照してください。
- inSyncコネクタのデプロイ