メインコンテンツまでスキップ
Dummy text to avoid mindtouch from removing the blank div

Druva

訴訟ホールドレポートの表示

概要

訴訟ホールドレポートは訴訟ホールドポリシーのユーザー、デバイス、バックアップデータに関する詳細を提供します。このレポートは訴訟ホールド対象のデータの作成者や所有者、デバイスに関する情報を提供し、訴訟や内部調査が発生したときにデータが法的に有効であることを保証します。

訴訟ホールドレポートでは以下の機能が提供されます。

  • 組織内のすべての進行中の訴訟や調査に対して完全な可視性が提供されます。
  • 訴訟または訴訟ホールドに関与しているすべてのカストディアン (情報所有者) が分かります。
  • ユーザーが訴訟ホールド対象に追加または削除された時点がわかります。
  • 訴訟対象のカストディアンのために収集されるデータ、データサイズ、データ頻度を表示します。
  • 電子データの真贋を検証するため電子情報開示ツールに渡されるデータ量がわかります。

inSyncクラウド設定でこのレポートが利用できますか?

inSyncクラウド環境においてガバナンスライセンスがある場合のみこのレポートを生成することができます。inSyncクラウド設定が本機能向けにアップグレードされた後に利用可能になります。

誰がこのレポートを生成し表示できますか?

クラウド管理者と法務管理者が、すべてのプロファイルに対する本レポートを生成しアクセスすることができます。

本レポートの構成内容は何ですか?

以下にフィールドをまとめます。

フィールド 説明
Legal Hold Policy Name レポートが生成される訴訟ホールドポリシーの名前です。
Data Access Policy   訴訟ホールドポリシー向けに設定されたデータアクセスポリシーです。
Created By   訴訟ホールドポリシーを作成した管理者名です。
Created On 訴訟ホールドポリシーが作成された日付です。
No of Custodians     訴訟ホールドポリシーに追加されたユーザー数です。
No of Devices 訴訟ホールドポリシーに追加されたデバイスの総数です。
Total data Size (GB)  訴訟ホールドポリシーに追加されたすべてのデバイスに対しWebDAVで公開された合計データサイズです。
User name 訴訟ホールドポリシーに追加されたユーザー名です。
User Email Id 訴訟ホールドポリシーに追加されたユーザーのメールアドレスです。
Device Name 訴訟ホールドポリシーに追加されたデバイス名です。
Client OS デバイスのオペレーティングシステムです。
Backup Data Size (Gigabytes)

WebDAVで提供される最新のRPにバックアップされたデータサイズです。

Note訴訟ホールドレポートを生成する機能がinSyncに提供されれる前に訴訟ホールドポリシーが作成された場合、この列は空白になります。inSyncがこの機能を提供し、デバイスで次のバックアップが完了数と、この列に関連するデータが表示されます。

On Hold Since

訴訟ホールドポリシーにユーザーが追加された日時です。 

Note: 訴訟ホールドレポートを生成する機能がinSyncに提供されれる前に訴訟ホールドポリシーが作成された場合、この列は空白になります。

Last Completed Backup 最終バックアップが完了した日付と時刻です。
Last Backup Status   最終バックアップのステータスです。
 inSync Profile 訴訟ホールドポリシーに追加されたユーザーのプロファイルです。
Data Backup Schedule 訴訟ホールドポリシーに追加されたユーザーのスケジュールされたバックアップ間隔です。
Data Configured for Collection

inSyncの管理者とユーザーにより設定され、WebDAVで更改されるフォルダ名です。ただし、MAPIまたはシステム設定がバックアップ対象に設定されている場合、これらフォルダはレポートに表示されません。

Note訴訟ホールドレポートを生成する機能がinSyncに提供されれる前に訴訟ホールドポリシーが作成された場合、この列は空白になります。inSyncがこの機能を提供し、デバイスで次のバックアップが完了数と、この列に関連するデータが表示されます。

訴訟ホールドレポートの作成方法

はじめに

レポートを作成する前に、以下を確認します。

  • 訴訟ホールドポリシーが以下の情報とともに利用可能であること。
    • 訴訟ホールド対象にしたいユーザー
    • 法務管理者がアクセス可能な訴訟ホールドデータ

     詳細については 訴訟ホールドポリシーの作成を参照してください。

  • クラウド管理者または法務管理者でログインしていること。

手順

訴訟ホールドレポートを作成するには以下を行います。

  1. inSyncマスター管理コンソールのメニューバーにてGovernance > Legal Holdをクリックします。Legal Holdページが表示されます。
  2. Legal Hold Listからレポートを閲覧したい訴訟ホールドポリシーを選択します。訴訟ホールドポリシーの詳細が表示されます。
  3. Email Summary Reportをクリックします。

レポートが生成されると、アカウントに設定されたメールアドレス宛にメールされます。レポートはCSVファイル形式でメールされます。

よくある質問

訴訟ホールドレポートが特定の時間間隔で実行されるようスケジュールできますか?

いいえ、このレポートはスケジュールされたレポートではなく、特定のスケジュールで実行するよう設定することはできません。これはオンデマンドレポートであり、クラウド管理者または法務管理者の要求に応じてレポートが生成されます。

ユーザーが訴訟ホールド対象から外れた場合または訴訟ホールドポリシーが削除された場合、レポートにはどのように表示されますか?

ユーザーが訴訟ホールド対象から外れた場合、訴訟ホールドレポートからそのユーザーのすべてのユーザーエントリが削除されます。以前のエントリは保持されません。

このレポートで生成の対象となるデータは何ですか?

このレポートはコンピューター、モバイルデバイス、クラウドアプリケーション上のユーザーデータを含みます。

  • この記事は役に立ちましたか?