サポートされるシステム設定
inSync Cloud Editions: Elite Plus
Elite
Enterprise
Business
概要
以下のOSからシステム設定のバックアップを実施できます。
- Windows 7 またはそれ以降
- Mac OS X 10.10またはそれ以降
Note: inSyncは以下についてシステム設定のバックアップを行いません。
- Windows Server OSのすべてのエディション, Windows 2000, Windows Vistaまたは Windows 7のスターターエディション
- Amazon WorkSpaces
Windowsシステム設定
以下の表にペルソナバックアップを有効にしたときにinSyncがWindowsデバイス間でバックアップするシステム設定をまとめます。
カテゴリ |
設定 |
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オペレーティングシステム設定 |
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Internet Explorer (バージョン 8 またはそれ以降) |
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Microsoft Edge(バージョン40) |
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Mozilla Firefox (バージョン 55) |
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Google Chrome (バージョン 60) |
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Microsoft Outlook (2003 ~ 2016) |
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Microsoft OneNote(2010、2013、2016) |
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MS Office (2003 ~ 2016) |
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マップされた、または共有されたネットワークドライブ |
Note: inSyncはドライブにアクセスするための権限をバックアップしません。ドライブへのアクセス権を再入力する必要があります。 |
プリンタ設定 |
Note: inSyncはネットワークプリンタに対して、ネットワークプリンタやドライバへのアクセス権をバックアップしません。プリンタへのアクセス権を再入力し、移行先のパソコンに必要なドライバが含まれることを確認してください。 |
Macシステム設定
以下の表にペルソナバックアップを有効にしたときにinSyncがMacデバイス間でバックアップするシステム設定をまとめます。
カテゴリ |
設定 |
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ブラウザ設定 (Safari) |
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Apple Mail |
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アドレス帳 |
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キーチェーン |
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Mac 10.10以降のシステム設定
macOS Mojave(バージョン10.14)の構成ガイドライン
プロンプトを表示する場所
重要:macOS Mojave(バージョン10.14)にはユーザーデータ保護機能があり、バックアップ用に構成されている場合、inSyncクライアントが以下の場所にアクセスしようとすると認証プロンプトが表示されます。
-
位置情報サービス
-
連絡先 ~/Library/Application Support/Address Book
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カレンダー ~/Library/Calendars
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リマインダー ~/Library/Calendars
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写真 ~/Pictures/Photos Library.photoslibrary
inSyncでこれらの場所をバックアップしたいがmacOS Mojaveでユーザーに許可プロンプトを表示したくない場合は、組織で使用されているMDM(モバイルデバイス管理)を使用してinSyncへの承認を事前設定できます。Druvaでは、シームレスなバックアップ体験のために システム環境設定 > セキュリティとプライバシー > プライバシー > フルディスクアクセス に追加することにより、組織のinSyncクライアントユーザーがinSyncを事前承認することを推奨します。
上記の場所をinSyncでバックアップしたくない場合は、プロファイルレベルで定義されたグローバル除外リストでこれらの場所を設定する必要があります。inSyncは、ユーザーデータのバックアップ中に、グローバル除外リストに記載されている場所をスキップします。詳細については、「グローバル除外リストの設定」を参照してください 。
inSyncクライアントv6.1.1
inSyncクライアントv6.1.1はmacOS Mojave(バージョン10.14)をサポートしています。
<重要>
- Druvaは、ユーザーデバイスをmacOS Mojaveにアップグレードする前に、inSyncクライアントをv6.1.1にアップグレードすることを推奨します。
- inSyncクライアントユーザーがプロンプトに対して何のアクションも取らない場合、inSyncは進行中のバックアップを一時停止し、ユーザーがアクションをとるまでその状態を維持します。
inSyncクライアントv6.1.0以前の場合:
inSyncクライアントv6.1.0以前では、macOS Mojaveで実行すると、バックアップ用に構成されている場合でも上記場所のバックアップがスキップされます。上記の場所を正常にバックアップするには、inSync管理者がmacOS Mojaveで実行されているユーザーデバイスをinSyncクライアントv6.1.1以降にアップグレードする必要があります。
プロンプトを表示しない場所
inSyncクライアントv6.1.1の場合:
inSyncクライアントは、必要なアクセス許可がない場合、バックアップの実行中にデフォルトで以下の構成された場所をスキップします:
- メール
- メッセージ
- Safariの閲覧履歴
- HTTP Cookie
- 通話履歴
- iTunesバックアップ
- Time Machineバックアップ
Druvaは、組織のinSyncクライアントユーザーに、構成された場所へのinSyncアクセスを事前承認するよう教育することをお勧めします。詳細については、macOS Mojave(バージョン10.14)のinSyncクライアントの変更を参照してください 。
inSyncクライアントv6.1.0以前の場合:
inSyncクライアントv6.1.0以前では、macOS Mojaveで実行すると、バックアップ用に構成されている場合でも、上記場所のバックアップがスキップされます。上記の場所を正常にバックアップするには、inSync管理者がmacOS Mojaveで実行されているユーザーデバイスをinSyncクライアントv6.1.1以降にアップグレードする必要があります。
次の表は、ペルソナバックアップを有効にしたときにMacデバイス全体でinSyncがバックアップするシステム設定の一覧です。
カテゴリ |
設定 |
---|---|
ブラウザ設定 (Safari) |
|
インターネットアカウント |
|
アドレス帳 |
|
キーチェーン |
|
Note: 別のシステム設定をバックアップしたい場合、Druvaのサポートにお問い合わせください。Druvaサポートは要件の実現可能性を調査し、実装を支援します。