Mac上でのメールバックアップ追加

Outlook 2016 for Mac

Mac向けのOutlook 2016サポートにより、Macにおけるメールのバックアップで以下の機能が拡張されました。

1. メールクライアントオプション: Outlook 2016とOutlook 2011の両方を同時にMac上で動作させることができます。
   • inSyncマスターとinSyncクライアントのバージョン5.7にはOutlook 2016/2011の混在モードオプションがあります。Outlook 2016/2011を選択すると、
     • inSyncは最初にMacデバイス上にOutlook 2016がインストールされているか識別します。インストールされている場合、inSyncはOutlook 2016をバックアップします。
     • それ以外の場合、inSyncはOutlook 2011のバックアップを行います。
   • デフォルトでは、メールオプションはOutlook 2011です。

   Note:

   • この機能はinSyncクライアント5.7以降で動作します。
   • この設定を選択する前にすべてのユーザーデバイスのinSyncクライアントをバージョン5.7以降にアップグレードする必要があります。アップグレードを行わずにこの設定を選択すると、バックアップが完了しない場合があります。
   • ユーザーがデバイス上でOutlook 2011からOutlook 2016にバージョンアップした場合で、混在モード (Outlook 2016/2011) が設定されていると、組織のストレージ使用量に影響を与えます。詳細についてはDruva Supportまでお問い合わせください。
   • ユーザーがOutlook 2016をインストールし、その後デバイスからアンインストールした場合、そのユーザーはデバイス上から手動でOutlook 2016のパスをクリアする必要があります。Outlook 2016のパスがクリアされない場合、inSyncはそのパスをアクティブとみなし、Outlook 2016データをバックアップします。

2. Bad Shareアラート: 以下のシナリオでアラートが生成されます。
   • 混在モード (Outlook 2016/2011) が設定されていて、Outlook 2016もOutlook 2011もデバイス上で見つからない場合、Bad Shareアラートが生成されます。
   • Outlook 2011が設定されていて、ユーザーデバイス上でOutlook 2016しか利用できずOutlookの他のバージョンが利用できない場合、Bad Shareアラートが生成されます。Bad Shareアラートの回避方法についてはアラートメッセージを参照してください。