キャッシュからの復元
inSync Cloud Editions: Elite Plus
Elite
Enterprise
Business
概要
ユーザーデータがinSyncクラウドにバックアップされた後、いつでもユーザーデータを復元することができます。inSync CloudCacheサーバーが組織の環境で設定されている場合の復元処理の説明について以下にまとめます。
手順 | 説明 |
---|---|
手順 1 |
inSync CloudCacheサーバーにユーザーをマッピングします。復元したいユーザーデータに対してすでに行われている場合、この手順を省略できます。 |
手順 2 | |
手順 3 | 復元操作の監視を行い、Restore from Cache Status が Ready for Restoreを表示されるまで待ちます。 |
手順 4 | デバイスへデータを復元します。 |
復元対象ユーザーの指定
ユーザーが復元を開始すると、クラウドストレージの代わりにinSync CloudCacheサーバーからデータが取得され、復元操作がより高速になります。管理者は復元操作のためにユーザーの指定が必要になります。復元対象のユーザーを選択すると、クラウドストレージのユーザーデータは一時的にinSync CloudCacheサーバーに保存されます。
手順
復元対象ユーザーを指定するには以下を行います。
- inSyncマスター管理コンソールのメニューバーでManage > CloudCache Serversをクリックします。
- 復元対象ユーザーを指定するinSync CloudCacheサーバーのリンクをクリックします。
- Usersタブをクリックし、復元対象としたいユーザーのチェックボックスをチェックします。
- Restore from Cacheをクリックし、Prepare for Restoreをクリックします。
復元操作の監視
Restore from Cache状態を閲覧することで復元操作の進行状態を監視することができます。各復元状態とその説明について以下にまとめます。
Restore from Cacheの状態 | 説明 |
Cache in Progress | ユーザーを選択し、復元対象のユーザーを指定すると、Restore from Cache列にCache in Progressというステータスが表示されます。これはinSyncが復元するユーザーを準備していることを表し、CloudCacheのinSyncクラウドとの次の同期スケジュールにおいて、inSync CloudCacheサーバーはこのユーザーに対するデータを取得し、復元用にデータを保持します。 |
Ready for Restore | inSyncがinSyncクラウドから復元データの取得を完了し、福毛データがinSync CloudCacheサーバー上で利用可能となった場合、Restore from Cache列にReady for Restoreというステータスが表示されます。その後、管理者はユーザーにデータ復元が行えるようになったことを通知できるようになります。 |
-- (2つのダッシュ) | 復元操作が完了した後、または復元データの必要性がなくなった場合、inSync CloudCacheサーバー上のディスク領域を解放するため管理者は復元データを削除することができます。管理者がinSync CloudCacheサーバーから復元データを削除すると、Restore from Cache列のステータスとして -- (2つのダッシュ) が表示されます。復元データの削除に関する詳細については復元データの削除を参照してください。 |
手順
復元操作の状態を閲覧するには以下を行います。
- inSyncマスター管理コンソールのメニューバーでManage > CloudCache Serversをクリックします。
- キャッシュからの復元進行状態を閲覧したいinSync CloudCacheサーバーのリンクをクリックします。
- Usersタブをクリックします。Restore from Cache列に各ユーザーのキャッシュからの復元状態が表示されます。