AD/LDAPとinSyncユーザーとの同期

概要

inSync では、 inSync ユーザーを Active Directory (AD) または LDAP と自動同期することができます。

設定すると、 inSync は自動的に設定した間隔でAD/LDAPサーバーを照会し、AD/LDAPで無効化されたユーザーをinSyncで保全状態にします。

スキャンする間隔はAD/LDAP設定の自動同期間隔で指定されます。

またスキャン中、inSyncで保全状態になっているユーザーのうち、AD/LDAPで有効になっているか、inSyncで指定されたAD/LDAPマッピングに該当するユーザーを自動的に識別し、inSyncで有効化します。

Note:

• AD/LDAPを使用してインポートしたユーザーのみ同期することができます。個別またはCSVファイルを使用して追加したユーザーを同期することはできません。
• この設定を有効にすると、inSync内で定義されたすべてのAD/LDAPマッピングに適用されます。
• 自動保全されたinSyncユーザーのみが、自動同期プロセスの中でActive状態となります。削除したユーザーは再度有効化することはできません。 

手順

AD/LDAPとinSyncユーザーの自動同期を有効化するには、以下を行います。

1. inSync 管理コンソールで Manage > Deployments > AD/LDAP をクリックします。既存AD/LDAPマッピング情報とともにAD/LDAP ページが表示されます。
2. AD/LDAP Settings タブをクリックします。
3. AD/LDAP Settings 領域で Edit をクリックします。
4. Auto preserve unmapped users チェックボックスをチェックします。
5. Ok をクリックします。

inSync は指定された間隔で自動的にAD/LDAPにユーザー情報を照会し、AD/LDAPで無効化または削除されたすべてのinSyncユーザーを保全状態にします。