inSyncコネクタの設定
inSync Cloud Editions: Elite Plus
Elite
Enterprise
Business
手順 1: inSync ConnectorがinSyncクラウドまたはGovCloudと通信できることの確認
以下にinSyncクラウドまたはGovCloudと通信するためにinSync Connectorを有効化する設定手順について説明します。
inSyncクラウドを使用したinSync Connectorの設定 |
プロキシサーバーを使用してinSync ConnectorとinSyncクラウドとを通信させるにはプロキシサーバーを使用したinSyncクラウドへのinSyncConnectorの設定を参照してください。 |
---|---|
inSync GovCloudを使用したinSync Connectorの設定 | inSync ConnectorとinSync GovCloudとを通信させるにはinSync GovCloudへのinSync Connectorの設定を参照してください。 |
プロキシサーバーを使用したinSyncクラウドへのinSync Connectorの設定
inSync Connectorがプロキシサーバー経由でインターネットと接続する場合、 C:\inSyncADConnector ディレクトリ上のinSyncADConnector.cfgファイルにプロキシ設定詳細を追加します。
プロキシサーバーの詳細を追加するには以下を行います。
- inSync Connectorがインストールされたコンピューター上でDruva inSync Connectorサービスを停止します。
- C:\inSyncADConnectorディレクトリを開きます。
- 「メモ帳」のようなテキストエディタを使用してinSyncADConnector.cfg ファイルを開きます。
- .cfgファイル内のパラメータにプロキシサーバーの詳細情報を入力します。
パラメータ | 説明 |
PROXY_SERVER | プロキシサーバーのIPアドレスとポート番号です。ポート番号はHTTP、SOCKS4、SOCKS5で使用するプロキシサーバーのポート番号であることを確認してください。たとえば、SOCK4またはSOCK5向けに192.168.54.100:1080となります。 |
PROXY_USER | プロキシサーバーでの認証に必要なユーザー名です。これはインターネットへのアクセスに認証が必要である場合に入力します。 |
PROXY_PASSWD | プロキシサーバーでの認証に必要なパスワードです。これはインターネットへのアクセスに認証が必要である場合に入力します。 |
PROXY_TYPE | 使用されるプロキシのプロトコルです。inSyncはプロキシプロトコルとしてsock4, socks5をサポートします。 |
- inSyncADConnector.cfgファイルを保存します。
- Druva inSync Connectorサービスを開始します。
inSync GovCloudへのAD/LDAP Connectorの設定
inSync ConnectorがinSync GovCloudと通信する必要がある場合、C:\inSyncADConnectorディレクトリ内のinSyncADConnector.cfgファイルにあるCloud Master IPパラメータを変更します。
クラウドマスターのIPを変更するには以下を行います。
- inSync Connectorがインストールされたコンピューター上でDruva inSync Connectorサービスを停止します。
- C:\inSyncADConnectorディレクトリを開きます。
- 「メモ帳」のようなテキストエディタを使用して inSyncADConnector.cfgファイルを開きます。
- CM_IPパラメータをgovcloud.druva.comに変更します。
- inSyncADConnector.cfgファイルを保存します。
- Druva inSync Connectorサービスを開始します。
Note: inSync GovCloud向けのinSync Connector v5.8 は FIPS 140-2 準拠です。
手順 2: inSync Connector用の登録キーの生成
AD/LDAP Connector用の登録キーを生成するには以下を行います。
- inSyncマスター管理コンソールのメニューバーで
> Settings をクリックします。
- Connectors タブをクリックします。
- Connectors 領域で Add Connector をクリックします。Add Connector ウインドウが表示されます。
- Connector name ボックスにてAD/LDAP Connectorの名前を入力し、Add and Generate Registration Keyをクリックします。inSync Connectorの登録キーが表示されます。
- 登録キーをコピーします。
手順3: inSync Connectorの登録
inSync Connectorを登録するには以下を行います。
- AD/LDAP Connectorがインストールされたコンピューター上でStart > Druva inSync Connector Configurationをクリックします。Register AD Connectorウインドウが表示されます。
- 登録キーを入力するかペーストし、Registerをクリックします。登録キー取得に関する詳細については 手順 2: inSync Connector用の登録キーの生成を参照してください。
inSync Connectorが正しく登録されると、接続ステータス (connection status) がConnectedと表示されます。
Note: inSync Connectorが登録された後に登録キーを再生成しないでください。キーを再生成すると、既存のキーは利用できなくなります。
inSync Connectorの削除
inSync Connectorを削除するには以下を行います。
- InSyncマスター管理コンソールのメニューバーで
> Settings をクリックします。
- Connectors タブをクリックします。
- Connector 領域で、削除したい inSync Connector を選択します。
- Delete Connector をクリックします。
- プロンプトウインドウで Yesをクリックします。
このinSync Connectorに関連付けられたAD/LDAPへのコネクションが削除されました。inSyncは、このコネクタ経由のユーザー自動インポートを停止します。