プロファイルでの非アクティブデバイス自動削除の設定
概要
Note: この機能を有効にするには、Druva Support へお問い合わせください。非アクティブユーザーデバイスはデフォルトではinSync管理コンソールから削除されません。
指定した日数後に非アクティブデバイスを自動削除するようにinSyncを設定できます。inSyncは、毎日自動削除チェックを実施し、自動削除対象となるデバイスを削除します。自動削除を設定すると、非アクティブデバイスレポートから自動削除日時を確認できます。
この設定には以下の制限があります。
- この設定では、無効化されたデバイス、訴訟ホールド対象のデバイス、保全ユーザーに割り当てられるデバイスは削除されません。
- 90~1000日の値を設定できます。デフォルトは180日です。
- 削除日は、デバイスがinSyncサーバー上で非アクティブと指定された日からカウントされます。
- 自動削除によって削除されたデバイスのスナップショットは復元できません。
非アクティブデバイスの自動削除設定
以下の場合にこの設定を構成できます。
新規プロファイル作成時の非アクティブデバイス自動削除設定
- inSync管理コンソールにログインし、Profiles メニューをクリックします。Manage Profiles ページが表示されます。
- Create New Profile をクリックし、General タブの Summary および User Privacy & Access dに情報を入力します。このページ内のフィールド詳細については プロファイルの作成 を参照してください。
- Next をクリックし、Enable Device Backup をクリックします。
- Devices タブで User Settings をクリックします。
- Device Settings for Users > Manage Inactive Devices で以下を行います。
- Auto delete inactive devices を選択します。 Delete inactive devices after フィールドが表示されます。
- 非アクティブデバイスを削除するまでの日数を入力します。このフィールドは90~1000日の値が許容されます。
- プロファイルの残りの情報を入力し、プロファイルを保存します。
非アクティブデバイスの自動削除が設定され、新しいプロファイルに保存されます。inSyncはデバイスが非アクティブ状態である日数をカウントし、そのカウントが本設定で指定された日数と一致するとデバイスを削除します。この設定は、当該プロファイルに割り当てられたすべてのユーザーデバイスに適用されます。
プロファイル変更時の非アクティブデバイスの自動削除設定
- inSync管理コンソールにログインし、Profiles メニューをクリックします。Manage Profiles ページが表示されます。
- 編集するプロファイルをクリックし、Devices タブを開きます。
- User Settings をクリックし、Edit をクリックします。
- Device Settings for Users > Manage Inactive Devices で以下を行います。
- Auto delete inactive devices を選択します。 Delete inactive devices after フィールドが表示されます。
- 非アクティブデバイスを削除するまでの日数を入力します。このフィールドは90~1000日の値が許容されます。
非アクティブデバイスの自動削除が設定され、新しいプロファイルに保存されます。inSyncはデバイスが非アクティブ状態である日数をカウントし、そのカウントが本設定で指定された日数と一致するとデバイスを削除します。この設定は、当該プロファイルに割り当てられたすべてのユーザーデバイスに適用されます。プロファイル変更の手順に関する詳細はプロファイルの変更を参照してください。
デバイス削除パターン
非アクティブデバイスを自動削除するようinSyncを設定すると、inSyncは自動削除の対象となるデバイスの削除を開始します。inSyncは毎日、削除対象のデバイス総数を計算し、総数の10%を削除します。デバイス削除時は、以下の規則と例外が適用されます。
- 1日の削除対象デバイス総数の10%が500台を超える場合、500台のデバイスが削除されます。
- 1日の削除対象デバイス総数の10%が500台以下の場合、10%のデバイスが削除されます。
- 1日の削除対象デバイス総数の10%が10台以下の場合、10台のデバイスが削除されます。
- 削除対象デバイス総数が10台以下の場合、すべてのデバイスが削除されます。
例: 以下の表は、上記規則と例外を理解するのに役立ちます。
その日の削除対象デバイス総数 | デバイス総数の10% | 実際に削除される台数 |
---|---|---|
7000 | 700 | 500 |
4500 | 450 | 450 |
15 | 2 (四捨五入) | 10 |
8 | 1 (四捨五入) | 8 |
そのため、非アクティブデバイスは自動削除日が過ぎても非アクティブデバイスレポートに表示され続けることがあります。これは自動削除設定により多数のデバイスが削除対象となった場合に発生する可能性があります。