ユーザーデバイスの無効化、有効化、削除
inSync Cloud Editions: Elite Plus
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無効化と削除の違い
無効化と削除の違いを以下の表にまとめます。
無効化 |
デバイスの無効化は、当該デバイスからのデータバックアップを停止します。inSyncマスターは以前にバックアップされたデータを保持します。 |
---|---|
削除 |
デバイスの削除は、デバイスリストから当該デバイスを削除します。inSyncは削除されたデバイスからのデータバックアップを停止します。inSyncはストレージから当該デバイスのバックアップデータをすべて削除します。 |
デバイスの無効化
デバイスを無効化するには以下を行います。
- inSync管理コンソールのメニューバーで Data Sources > Devices をクリックします。
- 無効化したいデバイスをチェックします。
- Disableをクリックします。
デバイスの有効化
デバイスの有効化により、inSyncマスターでデバイスのデータバックアップを再開します。
デバイスを有効化するには以下を行います。
- inSync管理コンソールのメニューバーで Data Sources > Devices をクリックします。
- 有効化したいデバイスをチェックします。
- Enable をクリックします。
Note: ユーザーを有効化すると、inSyncクライアントは手動バックアップ、スケジュールバックアップ、復元、自動バージョンアップ、廃止 (decommission)、同期の各操作を実施するのに最大30分かかります。
デバイスの削除
この操作により、inSync管理コンソールのデバイスリストからデバイスが削除されます。これにより、インストールされているinSyncクライアントのバージョンに関係なく、以下のようになります。
- inSync はデバイスが削除された直後に、削除されたデバイスからのデータバックアップを停止します。
- inSync は削除されたデバイスのすべてのバックアップデータを即座に削除します。そのため、削除されたデバイスにデータを復元することはできなくなります。
クライアントが動作するデバイスがinSync管理コンソールから削除されたときの動作は、inSyncクライアント5.8以前と5.9以降で異なります。
以下の表に、inSyncクライアント5.8以前と5.9以降でデバイスが削除されたときの動作の違いを示します。
inSync クライアントバージョン |
クライアントの動作 |
---|---|
5.8 以前 |
inSyncクライアント5.8以前のバージョンを実行しているデバイスをinSync管理コンソールから削除すると、inSyncユーザーはinSyncクライアントを無効化 (disabled) 状態で永続的に監視します。
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5.9 以降 |
inSyncクライアント5.9以降のバージョンを実行しているデバイスをinSync管理コンソールから削除すると、inSyncユーザーはそれから30日間、無効化状態で監視されます。30日後、ユーザーは自動的にinSyncクライアントからログアウトされます。
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デバイスを削除するには以下を行います。
- inSync管理コンソールのメニューバーで Data Sources > Devices をクリックします。
- 削除したいデバイスをクリックします。
- Delete をクリックします。