ユーザーに割り当てられたストレージの変更
inSync Cloud Editions: Elite Plus
Elite
Enterprise
Business
概要
ユーザーを作成するとき、ユーザーをストレージと関連付けます。ユーザーデバイスのデータはそのストレージにバックアプされます。ユーザーのストレージはいつでも変更することができます。ユーザーのストレージを変更した後は以下のようになります。
- ユーザーデータは新しいストレージにバックアップされます。
- 古いストレージのスナップショットは保持され、保存ポリシーに従って圧縮されます。
- inSyncユーザーは古いストレージ上で利用可能なものを含め、どのスナップショットからもデータを復元することができます。
ストレージ変更時の制限事項
ユーザーのストレージを変更する際、以下の制限が適用されます。
- ユーザーはinSync Shareがアクティベートされていないこと
- 保存先ストレージはユーザーのプロファイルに関連付けられていること。現在のストレージと同じリージョンであってはなりません。
- ユーザーはすべてのコンピューター上でinSyncクライアント5.2以降をインストールしていること。モバイルデバイスに対しては、inSyncアプリ3.3以降が必要です。
- ユーザーはinSync CloudCacheサーバーと関連付けられていないこと。CloudCacheサーバーと関連付けられている場合、ユーザーのストレージを変更する前に、CloudCacheサーバーから当該ユーザーを削除する必要があります。CloudCacheサーバーからユーザーを削除する方法に関する詳細はユーザーの削除を参照してください。
- 一度関連付けられていたストレージにユーザーを戻すことはできません。
ユーザーに割り当てられたストレージの変更
ユーザーに割り当てられたストレージを変更するには以下を行います。
- inSync管理コンソールのメニューバーで、Usersをクリックします。
- ストレージを変更するユーザーを選択します。
- More > Change Storageをクリックします。Change Storageウインドウが表示されます。
- Select storageリストにて、ユーザーの保存先ストレージを選択します。
- Saveをクリックします。
Note: ユーザーに割り当てられたストレージを変更した後、最初のバックアップはフルバックアップになります。その後、すべてのバックアップは増分バックアップとなります。