プロファイルの作成
inSync Cloud Editions: Elite Plus
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概要
新しいプロファイルを作成すると、そのプロファイルはDefaultプロファイルの設定をすべて継承します。Defaultプロファイルの設定を変更した場合、その後作成されるすべての新しいプロファイルは、以下の設定を除いて、変更された設定を継承します。
- バックアップフォルダー
- inSync管理者がバックアップ対象に含むフォルダーの暗号化
- モバイルアクセスとバックアップ
- デバイス追跡の有効化
初めてinSyncを設定する場合、Defaultプロファイルの設定を定義します。
Note: 管理者が第二管理者アカウントを作成することを強く推奨します。管理者がinSyncマスター管理コンソールにログインするためのパスワードを忘れた場合、第二管理者のみそのパスワードをリセットできます。DruvaはinSyncクラウドに厳格なパスワードポリシーを実装しているため、管理者パスワードをリセットすることができません。
第二管理者を追加するには、inSync管理コンソールに表示されるリンクをクリックし、クラウド管理者の作成と同じ手順に従います。
inSyncでは、クラウドアプリケーションのみ個別の設定を有効にする機能が導入されました。デバイスとクラウドアプリケーションのポリシー設定を独立して個別に定義できます。
有効な設定によって、デバイスやクラウドアプリケーションのポリシー設定を定義できます。たとえば、Cloud Appsライセンスのみを購入した場合、 Devices (デバイス) ページを表示できますが、 Devices の設定を有効にして定義するオプションは表示されません。同様に、デバイスのみのライセンスを購入した場合、 Cloud Apps (クラウドアプリケーション) ページを表示できますが、 Cloud Apps の設定を有効にして定義するオプションは表示されません。クラウドアプリケーションとデバイスの両方のライセンスを購入した場合、両方のセクションの設定を有効にして定義するオプションが表示されます。
Cloud Appsライセンスのみを購入し、デバイスを試用を行いたい場合、プロファイルでデバイスを有効化または無効化するオプションがあります。
手順
プロファイルの作成
InSyncマスター管理コンソールのメニューバーで Profiles をクリックします。Create New Profileをクリックします。プロファイル作成ウィザードが表示されます。各フィールドに適切な情報を入力してFinishをクリックします。
手順:
手順1: 一般 (General)
以下の表にGeneral ページのSummary および User Privacy & Access領域内のフィールドの説明をまとめます。
必要なフィールドに入力し、Nextをクリックします。
フィールド | 操作 |
---|---|
Summary (要約) | |
Profile name |
プロファイルの名前を入力します。 |
Max. # users (最大ユーザー数) |
プロファイルに割り当てたい最大ユーザー数を入力します。 ユーザー数に制限を加えたくない場合、0 (ゼロ) を入力します。 |
Description (説明) |
プロファイルの簡単な説明を入力します。 |
Data Preservation (データ保全)
|
|
Auto delete preserved users
|
inSyncで特定期間後に保全されたユーザーを自動削除する場合、このチェックボックスを選択します。 |
Auto delete after |
inSyncが保全されたユーザーを自動削除するまでの期間を日数で指定します。
|
Backup Inactivity Alert (バックアップ未実施アラート) | |
Alert if user's data sources are not backed up for |
ユーザーデバイスがこのフィールドに指定された日数以上バックアップされていない場合、inSyncはユーザーバックアップ未実施 (User Backup Inactivity) アラートを生成します。このフィールドは1~365日で指定できます。 |
User Privacy & Access (ユーザーのプライバシーとアクセス) | |
Allow admin access to user data (ユーザーデータへの管理者アクセス許可) |
管理者がユーザーデータにアクセスして復元させたくない場合、このチェックボックスのチェックを外します。一旦チェックを外すと、この設定を変更できなくなります。 |
Allow users to edit privacy settings (ユーザーによるプライバシー設定変更許可) |
ユーザーがプライバシー設定を編集できなくさせたい場合、このチェックボックスのチェックを外します。ユーザーがプライバシー設定を編集できるようにした場合、ユーザーは管理者による以下の操作を禁止できます。
|
Allow restore from a Web browser (Webブラウザからの復元許可) |
ユーザーがWebブラウザ経由で自身のinSyncアカウントにアクセスしてデータを復元することを許可したい場合、このチェックボックスをチェックします。 |
Login using (ログイン認証方法) |
ユーザーによるinSyncのアクティベートおよびinSync Webへのログインで使用させる認証方法をクリックします。以下のオプションがあります。
|
Allow access from mobile devices (モバイルデバイスからのアクセス許可) |
ユーザーがiOSやAndroidデバイスからデータをバックアップすることを許可できます。ユーザーがモバイルデバイスからinSyncのデータにアクセスできるようにする場合、このチェックボックスをチェックします。 この設定の変更に関する詳細はモバイルデバイスのバックアップ有効化を参照してください。 |
Allow users to log on only through the MDM managed app (inSync MDMアプリ経由でのみログイン許可) |
このオプションは Allow access from mobile devices をチェックした場合のみ表示されます。ユーザーがiOSデバイスからMobileIron用inSyncアプリのみ使用してログインさせたい場合、このチェックボックスをチェックします。 |
Enforce PIN for mobile access (モバイルアクセス時のPIN強制) |
ユーザーがinSyncモバイルアプリを開くため4桁のセキュリティコード設定を強制させたい場合、このチェックボックスをチェックします。 |
手順 2: デバイス (Devices)
デバイスのライセンスを購入した場合のみ、デバイスの設定を有効にして定義することができます。デバイスライセンスを購入していない場合、Druvaの営業にお問い合わせください。
デバイスの設定を有効にするには、 Enable Device Backup を選択します。Devices ページの設定オプションが表示されます。
以下の表に、 Devices ページの Select Backup Content 領域のフィールドについて説明をまとめます。必要なフィールドを入力し、 Next をクリックします。
フィールド | 説明 |
Laptops & Desktops (ラップトップとデスクトップ) | |
Global Exclusions (グローバル除外) |
Exclude Filesボックスに、バックアップから除外したいファイル種別を入力します。ファイル拡張子は自動的に右側のフィールドに追加されます。ファイル種別を削除する場合、当該ファイル種別をクリックします。 Exclude Pathsボックスに、バックアップから除外するフォルダ名またはフォルダの相対パスを入力します。Windowsの場合、セパレータとしてバックスラッシュ (\) を使用するのが慣例です。UNIXとMacでは、セパレータとしてスラッシュ (/) を使用するのが慣例です。しかしinSyncクライアントはOSに関係なく両方のフォーマットを考慮した形でインストールされ、バックアップ操作から指定したフォルダを除外します。 グローバル除外リストの設定に関する詳細はグローバル除外リストの設定を参照してください。 |
Windows/Mac/Linux | バックアップフォルダを設定するプラットフォームをクリックします。複数プラットフォーム向けにバックアップフォルダを設定することができます。 |
Folder to be backed up (バックアップするフォルダー) |
バックアップしたいフォルダをクリックします。オペレーティングシステムごとにフォルダを選択する必要があります。 |
Include Files (包含ファイル) |
このボックスには、バックアップするファイル種別を入力します。ファイル種別がリストに表示されない場合、Include Filesの右側に表示されるボックスにファイル拡張子を入力します。 バックアップ対象に含まれるデフォルトのファイル種別一覧は Defined file types for backup を参照してください。 |
Exclude Files (除外ファイル) |
このボックスには、バックアップから除外するファイル種別を入力します。ファイル種別がリストに表示されない場合、Exclude Filesの右側に表示されるボックスにファイル拡張子を入力します。 Note: Include FilesとExclude Filesボックスに同じファイル種別がある場合、そのファイル種別はバックアップから除外されます。 バックアップ対象に含まれるデフォルトのファイル種別一覧は Defined file types for backup を参照してください。 |
Exclude Paths (除外パス) |
バックアップから除外したいファイルやフォルダのパスを入力します。 |
+ Add Folder |
バックアップ用にカスタムフォルダを追加するには、このリンクをクリックします。 Note: バックアップに含めたいカスタムフォルダを各プラットフォーム向けに追加する必要があります。MacとWindowsに対してDocumentsという名前のカスタムフォルダを追加したい場合、WindowsタブをクリックしてDocumentsフォルダを追加し、その後MacタブをクリックしてDocumentsフォルダを追加する必要があります。 |
Folder display name (フォルダー表示名) + Add Folder を使ってバックアップ対象のカスタムフォルダーを追加するときのみ表示されます。 |
バックアップ対象に追加するカスタムフォルダーの名前を入力します。この名前は、inSyncによってカスタムフォルダーの識別子として使用されます。 Note: 設定したフォルダーの表示名は編集できません。 |
Smartphones and Tablets (スマートフォンとタブレット) | |
Enable mobile backup (モバイルバックアップの有効化) |
このチェックボックスはAllow mobile access to usersチェックボックスをチェックした後に表示されます。ユーザーがモバイルデバイスからデータをバックアップすることを許可したい場合、このチェックボックスをチェックします。このチェックボックスをチェックすると、追加オプションのリストが表示されます。 バックアップの必須フォルダ選択に関する詳細はモバイルバックアップ対象とする必須フォルダ選択 およびモバイルデバイス上でのSDカードバックアップ必須化を参照してください。 |
Schedule & Retention: Backup Schedule > Laptops & Desktops Schedule (スケジュールと保存: バックアップスケジュール > ラップトップとデスクトップのスケジュール) | |
Backup every (バックアップ間隔) |
ユーザーのPCをバックアップするスケジュール間隔をクリックします。 Note: このリスト内の時間は、2つの連続するバックアップの間隔を示しています。バックアップ間隔が4時間でバックアップが10:07 A.M.に終了した場合、次のバックアップは2:07 P.M.に開始します。 |
Backup at logoff/shutdown (ログアウト/シャットダウン時のバックアップ) |
ユーザーがPCをシャットダウンまたはログアウトするときに毎回バックアップを開始させたい場合、このチェックボックスをチェックします。 Note: このオプションはWindowsとLinuxでのみ適用可能です。 |
Preferred backup window (バックアップ実施時間帯) |
ユーザーデバイスにおいて毎日inSyncがデータをバックアップすることができる時間帯を入力します。スケジュールされたバックアップは毎日ユーザーデバイスで起動します。この時間帯において開始されたバックアップは、終了時刻が過ぎている場合でも完了するまで継続されます。スケジュールされたバックアップを開始する時間帯を制限したくない場合、同じ開始時刻と終了時刻を入力します。 Note: Use admin time zone チェックボックスがチェックされていない場合、inSyncはユーザーデバイスのタイムゾーンに従います。 |
Blackout window (バックアップ禁止時間帯) |
inSyncがスケジュールバックアップを起動してはならない時間帯を入力します。この制限は、ユーザーが起動したバックアップには適用されません。この時間帯を制限したくない場合、同じ開始時刻と終了時刻を入力します。
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Use admin time zone |
inSyncマスターのタイムゾーンにすべてのデバイスのバックアップを同期させたい場合、このチェックボックスをチェックします。
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Schedule & Retention: Backup Schedule > Smartphones & Tablets (スケジュールと保存: バックアップスケジュール > スマートフォンとタブレット) | |
Backup every (バックアップ間隔) |
このフィールドはEnable mobile backupチェックボックスをチェックした後に表示されます。ユーザーのモバイルデバイスで自動的に開始される2つの連続するバックアップ間の時間間隔を選択します。デフォルトではinSyncはバックアップ操作を8時間ごとに実施します。 この設定の変更に関する詳細はモバイルバックアップ間隔の定義を参照してください。 |
Use data network in absence of Wi-Fi (Wi-Fi利用不能時のデータネットワーク使用) |
ワイヤレス接続が利用できない場合にセルラーデータ接続を使用してバックアップを再開させたい場合、このチェックボックスをチェックします。 |
Schedule & Retention: Data Retention for Devices (スケジュールと保存: デバイス向けのデータ保存) | |
Retain all backups for (すべてのバックアップ保持日数) |
すべてのバックアップを保持する日数を入力します。バックアップ期間終了時に、inSyncはストレージからデータを削除します。たとえば、すべてのバックアップを5日間保持するよう指定し、inSyncが2017年1月6日にバックアップ操作を完了した場合、2017年1月11日にストレージからバックアップデータを削除します。 |
Retain weekly backups for (週次バックアップ保持期間) |
すべてのバックアップを保持する週数を入力します。週次バックアップ期間終了後に、inSyncはストレージからデータを削除します。
Note: 週次バックアップはカレンダー週の最終バックアップです。カレンダー週は日曜日に開始します。 |
Retain monthly backups for (月次バックアップ保持期間) |
すべてのバックアップを保持する月数を入力します。月次バックアップ期間終了後に、inSyncはストレージからデータを削除します。 Note: 月次バックアップはカレンダー月の最終バックアップです。 |
Schedule & Retention: Laptops & Desktops Resources (スケジュールと保存: ラップトップとデスクトップのリソース) | |
Max bandwidth [WAN] (最大帯域 (WAN)) |
WAN経由のバックアップ中にユーザーデバイスが消費可能な最大帯域を入力します。最大帯域は絶対値または使用可能な帯域のパーセンテージで設定できます。帯域消費に制限を設定したくない場合、 “0“ を入力します。 Note: inSync では、WAN経由でのバックアップに最低128 Kbpsの帯域が必要です。帯域をパーセンテージ値に設定する場合、最大WAN帯域が128 Kbps以上あることを確認してください。 |
CPU Priority (CPU優先度) |
ユーザーのPC上のinSyncに割り当てたい優先度を選択します。CPU優先度を最適な値に設定することが推奨されます。高いCPU優先度を割り当てると、ユーザーデバイス上の他のアプリケーションのパフォーマンスに影響することがあります。CPU優先度を低くすると、バックアップに必要な時間が長くなる可能性があります。 |
Data Loss Prevention: DLP for Laptops and Desktops (情報漏えい防御: ラップトップとデスクトップ向けのDLP) | |
Device trace (デバイス追跡) |
DLP Overviewページの世界地図上にユーザーPCの位置を能わしたい場合に選択します。
|
Auto delete (自動削除) |
指定した日数PCがinSyncマスターに接続しない場合、inSyncが自動的にPC上のバックアップフォルダからデータを削除するようにしたい場合、このチェックボックスをチェックします。 |
Delete folders if device does not connect for (デバイス接続不可時に自動削除するフォルダ) |
このボックスはAuto deleteチェックボックスをチェックした後に表示されます。 Delete folders if device does not connect for ボックスにて、inSyncがPC上のバックアップフォルダから自動的にデータを削除するようになるまでの、ユーザーPCがinSyncマスターに接続しない日数を入力します。 |
Alert if device does not connect for (デバイス未接続時のアラート) |
このボックスはAuto deleteチェックボックスをチェックした後に表示されます。Alert if device does not connect forにてinSyncがinSync管理者にアラートを送るようになるまでの、ユーザーPCがinSyncマスターに接続しない日数を指定します。 |
Encrypt (暗号化) |
|
Select mandatory backup folders for encryption (暗号化必須バックアップフォルダ選択) |
このボックスはEncryption for Windows Laptops and Desktopsフィールドの Admin Configured Folder を選択した後に表示されます。 Select mandatory backup folders for encryption にて、バックアップフォルダを暗号化したいプラットフォームを選択します。 |
Encrypt inSync share folder (inSync共有フォルダ暗号化) |
ユーザーのinSync Shareフォルダ内のファイルを暗号化したい場合、このチェックボックスをチェックします。 詳細に関しては、Windows PC向けinSync Shareフォルダの暗号化を参照してください。 |
Geofencing | ユーザーが企業ネットワーク上でログインした場合のみ、inSync Webとその情報にアクセスできるようにするには、このチェックボックスをチェックします。 |
Data Loss Prevention: DLP for Smartphone and Tablets (情報漏えい防御: スマートフォンとタブレット向けのDLP) | |
Device trace (デバイスの追跡) |
DLP Overviewページの世界地図上にモバイルデバイスの位置を表したい場合、このチェックボックスをチェックします。
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Remote device deactivation (リモートデバイスの無効化) |
リスト上で適切なリモートデバイス無効化オプションをクリックします。ユーザーによりデバイス無効化の有効を選択できるようにする場合、Optionalをクリックします。ユーザーにデバイス無効化の有効を必須とさせたい場合、Mandatoryをクリックします。デバイス無効化を無効にしたい場合、Disableをクリックします。 |
Allow offline access to files (Favorites in share) (お気に入りファイルへのオフラインアクセス許可) |
オフラインモード中にユーザーがお気に入りフォルダへアクセスできるようにする場合、このチェックボックスをチェックします。 |
Allow other iOS apps to access inSync content (iOS上の他のアプリでinSyncコンテンツのアクセス許可) |
iOSデバイス上で他のアプリを使用したデータのバックアップをユーザーに行わせたい場合、このチェックボックスをチェックします。 |
Encryption for android (Androidでの暗号化) |
ユーザーのAndroidデバイス上のバックアップフォルダにおいてデータを暗号化したい場合、このチェックボックスをチェックします。 |
User Settings: Allow Users to Change Settings > Backup Settings (ユーザー設定: ユーザーによる設定変更許可 > バックアップ設定) | |
Change backup schedule (バックアップスケジュールの変更) |
ユーザーがバックアップスケジュールを設定できるようにする場合、このチェックボックスをチェックします。 ユーザーのバックアップスケジュールは管理者によるバックアップスケジュールより優先されます。 |
Change blackout window (バックアップ禁止期間の変更) |
このチェックボックスをチェックすると、inSyncユーザーは好みに応じてバックアップ禁止期間を設定できるようになります。 |
Pause backup (バックアップの一時停止) |
実行中のスケジュールバックアップをユーザーが中断することを許可したい場合、このチェックボックスをチェックします。 ユーザーはインターネット帯域やCPU使用率を節減するためにバックアップを一時停止させることがあります。 |
User Settings: Allow Users to Change Settings > Backup Content (ユーザー設定: ユーザーによる設定変更許可 > バックアップコンテンツ) | |
Add backup folders (laptops & desktops) |
inSyncがデータをバックアップするフォルダをユーザーが定義できるようにする場合、このチェックボックスをチェックします。 |
Add content & edit settings (smartphones & tablets) (ユーザーによるコンテンツ追加と設定編集許可 (スマートフォンとタブレット)) |
バックアップ対象コンテンツ、バックアップスケジュール、リソース設定の変更をユーザーが行えるようにする場合、このチェックボックスをチェックします。 |
User Settings: Allow Users to Change Settings > Backup Resources (ユーザー設定: ユーザーによる設定変更許可 > バックアップリソース) | |
Modify backup resources |
If you want to allow users to be able to update the Max BandwidthおよびCPU Priorityの値をユーザーが変更できるよう許可したい場合、このチェックボックスをチェックします。
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Opt out of networks for backup |
inSyncユーザーによって指定したネットワークからのデータバックアップをブロックできるようにしたい場合、このチェックボックスをチェックします。たとえば、inSyncユーザーが旅行中にデータカードや個人用モバイルホットスポット、モバイルルーターからデータをバックアップさせないようにし、データ使用量や通信料を最小化できるようにします。
|
Edit proxy settings (プロキシ設定変更許可) |
ユーザーによるプロキシ設定の変更を許可したい場合、このチェックボックスをチェックします。 |
User Settings: Device Settings for Users (ユーザー設定: ユーザーのデバイス設定) | |
Quota per user (ユーザー割当量) |
ユーザーデバイスのバックアップおよび共有フォルダに含められる最大データ量を入力します。 ユーザーがバックアップや共有するデータ量を制限したくない場合、0 (ゼロ) を入力します。 Note: データがこの割り当て量を超えると、ユーザーデバイスからのバックアップまたは共有操作は失敗します。 |
Allow users to add devices |
ユーザーがPCでinSyncをアクティベートできるようにするには、このチェックボックスをチェックします。 このチェックボックスをチェックしない場合、管理者がすべてのユーザーに対してinSyncをアクティベートする必要があります。
|
Max. devices per user (ユーザーごとの最大PC数) |
Allow users to add devices チェックボックスにチェックした場合のみ、このボックスが表示されます。 Max. devices per user ボックスに各ユーザーがバックアップ可能な最大PC数を入力します。 |
Show inSync icon in system tray (システムトレイのinSyncアイコン表示) |
ユーザーPCのシステムトレイ上にinSyncアイコンを表示させたい場合、このチェックボックスをチェックします。 |
Show desktop notifications (デスクトップ通知の表示) |
デスクトップ通知によりinSycnがユーザーに重要な情報を表示させるようにしたい場合、このチェックボックスをチェックします。 |
User settings: Device Settings for Users > Manage Inactive Devices (ユーザー設定: ユーザーのデバイス設定 > 未接続デバイスの管理) | |
Mark a device as inactive if it does not connect for: |
デバイスがバックアップされない場合、inSyncマスターがデバイスを非アクティブとしてフラグを立てるまでの日数を入力します。 たとえばこの期間を5日間に設定し、ユーザーデバイスが5日間連続してバックアップされない場合、inSyncマスターはこのデバイスを非アクティブとしてフラグ立てします。このボックスには1から365までの値を入力できます。 |
Auto delete inactive devices |
プロファイルの未接続 (inactive) デバイスの自動削除設定を有効化します。inSyncはDelete inactive devices afterフィールドで指定した日数が経過すると、プロファイルに関連付けられた未接続デバイスを自動的に削除します。 この機能を有効にするには Druvaサポート へお問い合わせください。デフォルトではinSync管理コンソールから削除されません。 デバイスが削除されると、そのデバイスのスナップショットによるダウンロードや復元ができなくなります。 |
Delete inactive devices after |
inSyncが未接続デバイスを削除するまでの日数を指定します。このフィールドのデフォルト値は180日です。90~1000日の値を指定できます。 |
プロファイルに割り当てられたクラウドアプリのバックアップを無効化するには Disable Cloud Apps Backup をクリックします。
手順 3: クラウドアプリ (Cloud Apps)
クラウドアプリのライセンスを購入した場合のみ、クラウドアプリの設定を有効にして定義することができます。クラウドアプリのライセンスを購入していない場合、Druvaの営業にお問い合わせください。
クラウドアプリの設定を有効にするには、 Enable Cloud Apps Backup を選択します。Cloud Apps ページの設定オプションが表示されます。
以下の表に、 Cloud Apps ページの Select Backup Content 領域のフィールドについて説明をまとめます。必要なフィールドを入力し、 Next をクリックします。
フィールド | 操作 |
Global Exclusions (グローバル除外) |
Exclude Filesボックスに、バックアップから除外したいファイル種別を入力します。ファイル拡張子は自動的に右側のフィールドに追加されます。ファイル種別を削除する場合、当該ファイル種別をクリックします。 グローバル除外リストの設定に関する詳細はグローバル除外リストの設定を参照してください。 OneDrive、Google Drive、Boxでサポートされます。 |
Office 365 |
バックアップ対象にすべての Office 365 アプリケーションを選択する場合、このチェックボックスをチェックします。 |
OneDrive | バックアップ対象に OneDrive データのみを選択する場合、このチェックボックスをチェックします。 |
Exchange Online | バックアップ対象に Exchange Online データのみを選択する場合、このチェックボックスをチェックします。Exchange Online が選択されると、Exchange Onlineのインプレースアーカイブもバックアップされます。 |
Box | Box のユーザーデータをバックアップしたい場合、このチェックボックスをチェックします。 |
Schedule & Retention: Backup Schedule (スケジュールと保存: バックアップスケジュール) | |
Backup every (バックアップ間隔) |
連続する2つの自動起動バックアップの間隔を選択します。デフォルトでは、inSyncは8時間ごとにバックアップ操作を実施します。 |
Schedule & Retention: Data Retention for Cloud Apps (スケジュールと保存: クラウドアプリのデータ保存) | |
Retain all backups for (すべてのバックアップ保持日数) |
すべてのバックアップを保持する日数を入力します。バックアップ期間終了時に、inSyncはストレージからデータを削除します。たとえば、すべてのバックアップを5日間保持するよう指定し、inSyncが2017年1月6日にバックアップ操作を完了した場合、2017年1月11日にストレージからバックアップデータを削除します。 |
Retain weekly backups for (週次バックアップ保持期間) |
すべてのバックアップを保持する週数を入力します。週次バックアップ期間終了後に、inSyncはストレージからデータを削除します。
Note: 週次バックアップはカレンダー週の最終バックアップです。カレンダー週は日曜日に開始します。 |
Retain monthly backups for (月次バックアップ保持期間) |
すべてのバックアップを保持する月数を入力します。月次バックアップ期間終了後に、inSyncはストレージからデータを削除します。 Note: 月次バックアップはカレンダー月の最終バックアップです。 |
クラウドアプリケーションのバックアップを有効化するよう設定すると、ユーザーに関連付けられたクラウドアプリケーションの数がManage Users ページに表示されます。ユーザーに関連付けられているクラウドアプリケーションをクリックすると、 Cloud Apps タブにクラウドアプリケーションデータのバックアップステータスが表示されます。
プロファイルに割り当てられたクラウドアプリのバックアップを無効化するには Disable Cloud Apps Backup をクリックします。
手順 4: 共有 (Share)
プロファイルに関連付けられたユーザーがinsync Share機能を使用できるようにするには、Enable Share をクリックします。inSyncは、すべてのデバイスに inSync Shareフォルダーを作成します。
以下の表に、Share ページの Share Settings 領域のフィールドについて説明をまとめます。
フィールド | 操作 |
---|---|
# versions of a file to be retained (ファイルの保存世代数) |
このボックスはEnable Sharingチェックボックスをチェックした後に表示されます。ユーザーデバイス上のinSync Shareフォルダ内のファイルをinSyncマスターが何世代管理するかを入力します。 |
Allow sharing with profiles (プロファイルを使った共有許可) |
このボックスはEnable Sharingチェックボックスをチェックした後に表示されます。プロファイルのユーザーがファイルを共有できるようにする場合、当該プロファイルを入力または選択します。当該プロファイルのユーザーは選択されたプロファイルのユーザー間でのみファイルを共有できます。 |
Allow sharing with guests (ゲストとの共有許可) |
このボックスはEnable Sharingチェックボックスをチェックした後に表示されます。ユーザーが、デバイス上にinSyncをインストールしていないユーザーとファイルを共有できるようにする場合、このチェックボックスをチェックします。 |
Allow adding guest users (ゲストユーザーの追加許可) |
このボックスは Allow sharing with guests チェックボックスをチェックした後に表示されます。ユーザーにゲストユーザーの追加を許可する場合、このチェックボックスをチェックします。 |
Enable link sharing (リンク共有の有効化) |
このボックスはEnable Sharingチェックボックスをチェックした後に表示されます。当該プロファイルのユーザーがinSync Shareフォルダ内のファイルに対してダウンロードリンクを作成できるようにする場合、このチェックボックスをチェックします。 |
Mandatory password for links (リンクのパスワード必須化) |
ユーザーによる共有リンクをパスワード保護したい場合、このチェックボックスをチェックします。 |
Link expires in (リンク有効期限) |
このボックスはEnable link sharingチェックボックスをチェックした後に表示されます。ダウンロードリンクを有効とする日数を指定するため1から365までの数字を入力します。リンクが期限切れとなると、ユーザーによりコンテンツが共有されたユーザーは、当該共有コンテンツをダウンロードできなくなります。 |
プロファイルに関連付けられた共有機能を無効化するには Disable inSync Share をクリックします。