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Druva

フェイルオーバー設定の管理

 

災害発生時にVMware環境のフェイルオーバーを有効にするには、仮想マシンのフェイルオーバー設定を構成する必要があります。このトピックでは、次のフェイルオーバータスクを実行する手順について説明します。

ネットワーク・マッピングの追加

:Phoenixバックアッププロキシ4.8.2以降をデプロイしていることを確認してください。

フェイルオーバーする仮想マシンの復元先 (ターゲット) およびデフォルトのネットワーク・マッピング(VPCやサブネットなど)を定義できます。ターゲットネットワーク・マッピングは、仮想マシンに存在するソースネットワークに基づいて、フェイルオーバー中に使用されるVPCとサブネットを定義します。デフォルトのネットワーク・マッピングは、ターゲットネットワークが指定されていない場合に使用されるVPCとサブネットを定義します。

:仮想マシンの静的IPアドレスを設定している場合、フェイルオーバー設定に割り当てられた新しいVPCとサブネットに関してIPアドレスを検証する必要があります。

手順

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。
  2. メニューバーの [ All Organizations ] をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで、 [ Disaster Recovery ] をクリックします。
  4. 左ペインで [ DR Plans ] タブをクリックします。
  5. フェイルオーバージョブのステータスを表示する仮想マシンに関連付けられているDRプランをクリックします。
  6. DRプラン詳細ページで、[ Recovery ] タブをクリックします。
  7. [ Network Mapping ] セクションで、 [ Add Mapping ] をクリックします。
    Configure_DR_Configure_Network_Mappings.PNG
  8. [ Network Mapping ] ダイアログボックスで、次の情報を入力します。
    • vCenter / Hypervisor:VPCおよびサブネットを定義する登録済みのvCenterまたはハイパーバイザーホストを選択します。
    • Source Network (ソースネットワーク):復元元 (ソース) 仮想マシンのネットワークを選択します。
    • Production Failover Mapping  (本番用フェイルオーバーマッピング) セクション:
      • VPC:ドロップダウンリストから、本番用 (production) フェイルオーバーモードのEC2インスタンスを起動するVPCオプションを選択します。VPCの詳細については、VPCを参照してください
      • Subnet (サブネット):本番用フェイルオーバーモードのドロップダウンリストから必要なサブネットオプションを選択します。詳細については、サブネットを参照してください
    • Test Failover Mapping (テスト用フェイルオーバーマッピング) セクション:
      • VPC:テスト用 (test) フェイルオーバーモードのEC2インスタンスを起動するドロップダウンリストからVPCオプションを選択します。VPCの詳細については、VPCを参照してください
      • Subnet (サブネット):テスト用フェイルオーバーモードのドロップダウンリストから必要なサブネットオプションを選択します。詳細については、サブネットを参照してください
  9. [ Add ] をクリックします。

ネットワーク・マッピングの編集

フェイルオーバーされた仮想マシン用に構成されたVPCやサブネットなどのターゲットネットワーク・マッピングの詳細を編集できます。

:仮想マシンの静的IPアドレスを設定している場合、フェイルオーバー設定に割り当てられた新しいVPCとサブネットに関してIPアドレスを検証する必要があります。

手順

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。
  2. メニューバーの [ All Organizations ] をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで、 [ Disaster Recovery ] をクリックします。
  4. 左ペインで [ DR Plans ] タブをクリックします。
  5. ネットワーク・マッピングの編集を行う仮想マシンに関連付けられているDRプランをクリックします。
  6. DRプラン詳細ページで、[ Recovery ]タブをクリックします。
  7. [ Network Mapping ] セクションで 編集icon.JPG  編集アイコンをクリックします。
  8. Network Mapping ページで、VPCとサブネットの情報を編集します。
    Edit_network_mappings.png
  9. [ Save ] をクリックします

ネットワーク・マッピングの削除

フェイルオーバーされた仮想マシン用に構成されたターゲットネットワーク・マッピングを削除できます。マッピングを削除すると、ネットワーク・マッピングに接続された仮想マシンはフェイルオーバー用に設定されたデフォルトのターゲットマッピングを使用するようになります。ソースネットワークに接続された仮想マシンのIPアドレス設定を確認し、必要に応じて情報を更新してください。

:仮想マシンの静的IPアドレスを設定している場合、フェイルオーバー設定に割り当てられた新しいVPCとサブネットに関してIPアドレスを検証する必要があります。

手順

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。
  2. メニューバーの [ All Organizations ] をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで、 [ Disaster Recovery ] をクリックします。
  4. 左ペインで [ DR Plans ] タブをクリックします。
  5. フェイルオーバージョブのステータスを表示する仮想マシンに関連付けられているDRプランをクリックします。
  6. [DRプランの詳細]ページで、[ 回復 ]タブをクリックします。
  7. ネットワークのマッピングセクション、クリックしDelete_icon.JPG [削除]アイコンを。
  8. 確認メッセージで、[ 確認 ]をクリックしてネットワーク・マッピングを削除します。

デフォルト・ターゲットネットワークの編集

実稼働環境およびテスト環境で仮想マシンのフェイルオーバー用に構成されたデフォルトのターゲットネットワークの詳細を編集できます。ターゲットネットワークが指定されていない場合、デフォルトのターゲットネットワーク設定が使用されます。

:仮想マシンの静的IPアドレスを設定している場合、フェイルオーバー設定に割り当てられた新しいVPCとサブネットに関してIPアドレスを検証する必要があります。

手順

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。
  2. メニューバーの [ All Organizations ] をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで、 [ Disaster Recovery ] をクリックします。
  4. 左ペインで [ DR Plans ] タブをクリックします。
  5. フェイルオーバージョブのステータスを表示する仮想マシンに関連付けられているDRプランをクリックします。
  6. DRプラン詳細ページで、[ Recovery ]タブをクリックします。
  7. [ Default production Network ] セクションで、  編集icon.JPG 編集アイコンをクリックし、ターゲットネットワークの設定を編集します。
  8. [ Default Target Network ] ダイアログボックスで、ターゲットへのネットワークが指定されていないときに使用するVPCまたはサブネットの情報変更します。
    Edit_default_target_network_details.JPG
  9. [ Save ] をクリックします

仮想マシンのフェイルオーバー設定追加

VM Failover Settings ] タブでは、ディザスタリカバリ用のフェイルオーバー設定を仮想マシンに追加できます。

手順

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。
  2. メニューバーの [ All Organizations ] をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで、 [ Disaster Recovery ] をクリックします。
  4. 左ペインで [ DR Plans ] タブをクリックします。
  5. [ DR Plans ] ページで、フェイルオーバー設定を行う仮想マシンに関連付けられているDRプランをクリックします。
  6. DRプラン詳細ページで、フェイルオーバー設定を行う仮想マシンを選択するか、[ VM Name ] 列の左のチェックボックスをチェックして、フェイルオーバー設定を追加する仮想マシンを選択します。
  7. アイコンをクリックし、リストから [ VM Failover Settings ] オプションをクリックします。
  8. VM Failover Settings ] ページで [ Production ] と [ Test ] の各タブで、以下のフェイルオーバー設定を入力します
    DR_VM_FailoverSettings.PNG
    • Instance Type (インスタンスタイプ):VMware仮想マシンが利用可能なDRコピ​​ーを使用してAWSアカウント上に復元される際にPhoenixによって作成されるEC2インスタンスのタイプです。フェイルオーバー用に構成される仮想マシンに応じてインスタンスタイプを選択します。Phoenixでは、t2.nanoなどの小さなインスタンスを選択することはできません。フェイルオーバーの制限を参照してください  
    • IAM role (IAMロール):IAM IDロールを選択して、Phoenix AWSプロキシがAWSアカウントにアクセスできるようにします
    • Volume Type (ボリュームタイプ):磁気、汎用SSD、プロビジョニングされたIOPS SSDなど、EC2インスタンスにアタッチするAmazon EBSボリュームの必要なタイプを選択します。ボリュームタイプオプションの詳細については、AWSのドキュメントを参照してください。 

      :ディスクサイズが4 GBを超える場合にのみ、Provisioned IOPS SSD (プロビジョンドIOPS SSD ] ボリュームタイプを選択します。

      • IOPS:ボリュームの1秒あたりの容量の入力/出力操作を入力します。[IOPS]ボックスは 、ボリュームタイプとして [ Provisioned IOPS SSD ] オプションが選択されている場合にのみ表示されます
    • Instance Tags (Key-Value):Key-Value形式でラベルを入力してAWS EC2リソースに割り当てることで、いくつかの方法でAWSリソースを分類できます。キーは Druvaによって使用されるため、name または conversion_id にないでください。タグの詳細については、AWSのドキュメントを参照してください
    • Subnet (サブネット):EC2インスタンスがアタッチできるVPCのIPアドレス範囲のセグメントを示します。

      :このページでサブネット情報を編集することはできません。サブネット情報を編集するには、ネットワーク・マッピングの編集 および デフォルトのターゲットネットワークセクションの編集を参照してください

    • Public IP (パブリックIP):仮想マシンに割り当てられたパブリックIPアドレス。パブリックIPフィールドの値は次のとおりです。

      : 

      • 移行元の仮想マシンで使用されるターゲットネットワーク・マッピングを確認する必要があります。VPCエンドポイントが当該サブネットに設定されていない場合、および
        • ターゲットネットワーク・マッピングに関連付けられたサブネットがパブリックサブネットである場合、フェイルオーバーインスタンスからS3バケットとSQSキューへ到達できるように、パブリックIPアドレスをAuto-AssignまたはElasticとして指定する必要があります。

        • ターゲットネットワーク・マッピングに関連付けられたサブネットがプライベートサブネットである場合、パブリックIPアドレスは [ None ] として設定する必要があります。

      • デフォルトでは、パブリックIPは None に割り当てられます。 

      • None (なし)
      • Elastic (エラスティック)
      • Auto-Assign (自動割り当て)
    • Private IP (プライベートIP):仮想マシンに割り当てられるプライベートIPアドレスです。[ Private  IP ] フィールドの値は次のとおりです
      • Auto-Assign (自動割り当て)
      • Static (静的)
        デフォルトでは、プライベートIPは [ Auto-Assign ] に割り当てられます。
    • Security Group (セキュリティグループ):ドロップダウンリストからセキュリティグループを選択します。

      :これはオプションのフィールドです。

  9. [ Save ] をクリックします

フェイルオーバー設定の編集

VM ] タブでは、一度に1つの仮想マシンのフェイルオーバー設定を編集できます。

手順

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。
  2. メニューバーの [ All Organizations ] をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで、 [ Disaster Recovery ] をクリックします。
  4.  [ DR Plans ] タブで、フェイルオーバー設定を編集する仮想マシンに関連付けられているDRプランをクリックします。
  5. [ VMs ] タブで、フェイルオーバー設定を行う仮想マシンを選択するか、[ VM Name ] 列の左のチェックボックスをチェックして、フェイルオーバー設定を編集する仮想マシンを選択します。
  6. VM Failover Settings ] をクリックします。
    VM Failover Settings ] ページが開き、当該仮想マシン向けに事前設定されたフェイルオーバー設定が表示されます。

    VM_FailoverSettings.png
  7. [ Production ] と [ Test ] の各タブで、フィールドを編集可能にするためにフィールド横のチェックボックスをチェックします。
  8. Instance Type ]、[ IAM Role ]、[ Volume Type ] の各ドロップダウンリストでフェイルオーバー設定を選択します。
  9. ではnstanceタグ(キー値) の箱、タグのキーと値を入力します。
    EC2インスタンスには複数のタグを追加できます。
  10. [ Save ] をクリックします

フェイルオーバージョブの表示

Failover Jobs ] セクションの [ Recovery タブには、当該DRプラン向けに起動されたフェイルオーバージョブのステータスが表示されます。仮想マシンのフェイルオーバーが起動されると、フェイルオーバーリクエストが作成され、Phoenix AWSプロキシに送信されます。Phoenix AWSプロキシは指定されたフェイルオーバー設定に従ってEC2インスタンスを起動します。Phoenix AWSプロキシはインスタンスのステータスをPhoenix Cloudに送信します。

手順

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。
  2. メニューバーの [ All Organizations ] をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで、 [ Disaster Recovery ] をクリックします。
  4. 左ペインで [ DR Plans ] タブをクリックします。
  5. フェイルオーバージョブのステータスを表示する仮想マシンに関連付けられているDRプランをクリックします。
  6. DRプラン詳細ページで、[ Recovery ] タブをクリックします。
    Failover Jobs ] セクションには、以下のフェイルオーバー情報が表示されます。
    • Job ID (ジョブID):起動されたフェイルオーバージョブの識別番号です。
    • Triggered On (起動日時):起動されたフェイルオーバージョブのタイムスタンプと日付です。
    • Failover Setup (フェイルオーバー設定):ProductionTestなど、リカバリ向けに選択されたディザスタリカバリのフェイルオーバーモードです
    • Status (ステータス):フェイルオーバージョブのステータスです。

フェイルオーバージョブのキャンセル

Jobs ] ページを使用して、実行状態のDRフェイルオーバージョブを手動でキャンセルできます

手順

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。
  2. メニューバーの [ All Organizations ] をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで、[ Jobs ] をクリックします
  4. Jobs ] ページで、[ Disaster Recovery ] タブをクリックします。
  5. キャンセルするフェイルオーバージョブを選択します。
  6. Cancel Job ] をクリックします。
  7. 確認メッセージで Yes ] をクリックします。

選択したジョブの実行がキャンセルされます。

フェイルオーバー・リカバリ・ワークフローの編集

DRプランを作成するとき、PhoenixはDRプランに設定されたすべての仮想マシンを含む仮想マシンブート(VMブート)工程 (ステップ) によってデフォルトのリカバリワークフローを作成しますこのデフォルトのリカバリワークフローを編集し、フェイルオーバー要件に従ってワークフローに複数の手順を追加できます。以下のタスクを実行できます。

  • VMブート工程をリカバリ・ワークフローに追加し、実行シーケンスを指定   
  • 仮想マシンの起動後に実行するオンブートスクリプトを追加
  • スクリプト実行時のタイムアウトを指定
  • 仮想マシンのフェイルオーバーが手順において失敗したときにフェイルオーバージョブをキャンセルする場合、工程の中止設定を有効化
  • 2つの工程を実行する間に待ち時間を追加
  • 必要に応じて、仮想マシンのブート手順を既存から別のものに移動
  • 工程の実行順序を変更。工程をドラッグアンドドロップするだけで、実行順序を変更できます。
  • リカバリ・ワークフローからVMブート工程を削除。手順からVMブート工程を削除する前に、すべての仮想マシンをその工程から別のVMブート工程に移動する必要があります。
  • リカバリ・ワークフローから待ち時間の工程を削除。

手順

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。
  2. メニューバーの [ All Organizations ] をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで、 [ Disaster Recovery ] をクリックします。
  4. 左ペインで [ DR Plans ] タブをクリックします。
  5. フェイルオーバージョブのステータスを表示する仮想マシンに関連付けられているDRプランをクリックします。
  6. DRプランの詳細ページで、[ Recovery ] タブをクリックします。
  7. Recovery ] セクションで、[ Edit Workflow ] をクリックします。
    Edit Recovery Workflow ] ページには、DRプラン用に作成されたデフォルトのリカバリワークフローが表示されます。
  8. Add Recovery Step ] をクリックし 、[ VM Boot ] または [ Time Delay オプションを選択して、仮想マシンの新しい工程を追加します。
    • VM Boot:このオプションを使用すると、DRプランで仮想マシンのブートシーケンスを定義できます。
      1.  [ VM Boot 工程では、 もっとicon.PNGアイコンをクリックして [ Boot Settings をクリックします。 
        VM_Boot_Step.JPG
      2. Step XVM Boot ] ダイアログボックスで、[ Abort recovery operation if any VM in this boot step fails to boot ] チェックボックスをチェックし、この工程の実行中にいずれかの仮想マシンが故障した場合にフェイルオーバー操作をキャンセルするようにします。この手順を繰り返して、複数のVMブート手順を追加します。
    • Add script (スクリプトの追加):このオプションを使用すると、仮想マシンの起動後にスクリプトを実行できます。
      1. スクリプトを追加する仮想マシンに対応するもっとicon.PNGアイコンを クリックし、  Edit Script ] をクリックします
        script_execution.JPG
      2. <virtual machine: Script> ダイアログボックスで、以下の情報を入力します。
        • S3 URL:AWSアカウント上のS3バケットにおけるスクリプトの場所を示すURLです。
        • Execution Command (実行コマンド):実行するコマンドです。
        • Script Timeout (スクリプトタイムアウト):分単位のスクリプトのタイムアウト値です。1〜1440の値を指定できます。
        • Abort failover for this VM if script execution fails (スクリプトの実行が失敗した場合、このVMのフェイルオーバーを中止) : チェックボックスをチェックすると、スクリプトの失敗時にフェイルオーバー操作をキャンセルできます。
      3. Save  ]クリックします。
    • Time Delay (待ち時間):このオプションを使用すると、2つの工程実行間に待ち時間を設定できます。
      1. Add Recovery Step ]  > [ Time Delay ] をクリックします。
      2. Time Delay ] ダイアログボックスで、リカバリプロセスの次の工程の実行をどの程度遅らせるか、Time Delayボックス内に時間を分単位で入力します。1〜1440の値を指定できます。
        Time_Delay_Step.JPG
      3. [ Save ] をクリックします
        手順の追加中に設定した待ち時間を編集することもできます。不要になったステップを削除することもできます。待ち時間を編集または工程を削除するには、  もっとicon.PNGアイコンをクリックして、[ Set Delay ] または [ Delete Step ] をクリックします

フェイルオーバー・インスタンスの表示

[  フェイルオーバーインスタンス  ]タブには、フェイルオーバー中に起動されたフェイルオーバーインスタンスが一覧表示されます。 

手順

  1. メニューバーの [ All Organizations ] をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  2. メニューバーで、 [ Disaster Recovery ] をクリックします。
  3. 左ペインで、[ Failover Instances ] タブをクリックし  ます。
    DR_failover_instances_tab.PNG
  4. Failover Instances ] タブには、以下のフィールドが表示されます。
    • EC2 Instance ID (EC2インスタンスID):フェイルオーバー中に起動されたEC2インスタンスの識別番号です。
    • VM Name (VM名):フェイルオーバー時に起動されたEC2インスタンスの仮想マシンです。
    • Failover Job ID (フェイルオーバージョブID):フェイルオーバー中に起動されたジョブの識別番号です。インスタンスのジョブIDをクリックして、フェイルオーバージョブの詳細が表示できます。
    • Failover Initiated On (フェイルオーバー開始日時):フェイルオーバー操作が開始された日付とタイムスタンプです。
    • Failover Type (フェイルオーバー種別):ProductionTestなど、開始されたフェイルオーバーの種類です
    • AWS Account (AWSアカウント):仮想マシンのDRコピーを保持するアカウントです。
    • Region (リージョン):Phoenix AWSプロキシがデプロイされたAWSリージョンです。
    • Instance Status (インスタンスステータス):以下のようなEC2インスタンスのステータスです。
      • Pending (保留中)
      • Running (実行中)
      • Shutting Down (シャットダウン中)
      • Terminated (終了済み)
      • Stopping (停止中)
      • Stopped (停止済み)

    :Phoenix AWSプロキシ4.7.6以前の場合、インスタンスのステータスは次の値を表示する場合があります:Pending (保留中)、Impaired (障害あり)、Insufficient Data (データ不足)、Not Applicable (該当なし)、Initializing (初期化中)、Stopped/Terminated (停止/終了)

フェイルオーバー・インスタンスの終了

Failover Instances ] タブには、フェイルオーバー中に起動されたEC2インスタンスが一覧表示されます。実行状態にあるインスタンスを終了できます。

:EC2インスタンスを終了するには、Phoenix AWSプロキシ4.8.0以降を使用する必要があります。

手順

  1. メニューバーの [ All Organizations ] をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  2. メニューバーで、 [ Disaster Recovery ] をクリックします。
  3. 左ペインで、[ Failover Instances ] タブをクリックし  ます。
  4. Failover Instances ] ページで、終了するインスタンスのチェックボックスを選択します。
    Terminate_instances.JPG
  5. [ Terminate ] をクリックします。

:インスタンスを終了した後、Phoenix管理コンソールに終了ステータスが反映されるまでに数分かかる場合があります。

 

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