メインコンテンツまでスキップ
Dummy text to avoid mindtouch from removing the blank div

Druva

DRプランの管理

このトピックでは、DRプランを管理する方法について説明します。DRプランの詳細表示、DRプランの編集、DRプランの削除の各手順について説明します。

DRプランの表示 

DR Plans ] タブには、既存DRプランの詳細が表示されます。

手順

  1. Phoenix管理コンソールにログオンします。
  2. メニューバーの [ All Organizations ] をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します
  3. メニューバーで、 [ Disaster Recovery ] をクリックします。[ Manage Disaster Recovery ] ページが開き、デフォルトで [ DR Plans  ] タブが表示されます。
  4. DR Plans ] タブには、DRプランの以下の情報が表示されます。
    • DR Plan Name (DRプラン名):DRプランの名前です。
    • Description (説明):DRプランの説明です。
    • Replication Frequency (複製間隔):バックアップされた仮想マシンがDRコピーに複製される頻度です。Immediately after backup (バックアップ直後), Daily (日次), Weekly (週次) から選択します。
    • #VMs (VM数):DRプランに割り当てられた仮想マシンの数です。
    • Latest Failover (最新フェイルオーバー):DRプランに関連付けられた仮想マシンに対して実行された最新のフェイルオーバー操作の日付、タイムスタンプ、およびジョブの詳細です。
    • Latest Failover Status (最新フェイルオーバーのステータス):フェイルオーバージョブのステータスで、以下があります。
      • Queued (キュー):フェイルオーバージョブは処理待ち状態です。
      • Running (実行中):フェイルオーバージョブが処理されている最中です。
      • Successful (成功):フェイルオーバージョブはエラーなしで処理されました。
      • Successful with errors (エラーありで成功):フェイルオーバーは処理されますが、いくつかのエラーがあります。
      • Failed (失敗):フェイルオーバージョブは正常に処理されませんでした。

DRプランの編集

DRプランの名前と説明を編集できます。また、DRプランで設定された更新間隔を変更できます。指定された間隔に従った各スケジュールにおいて、既存のDRコピーが存在する場合は仮想マシンで使用可能な最新の復元ポイントによるDRコピーに置き換えられます。

手順

  1. Phoenix管理コンソールにログオンします。
  2. メニューバーの [ All Organizations ] をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します
  3. メニューバーで、[ Disaster Recovery ]をクリックします。
  4. 左ペインで [ DR Plans ] タブをクリックします。
  5. [ DR Plans ] ページで編集するDRプランをクリックします。
    DRプランの詳細ページが開きます。
  6. ページの右上で アイコンをクリックし、リストの [ Edit Plan ] オプションを選択します。 
  7. [ Edit DR Plan Details ] ページで、以下の情報を入力します。
    Edit_DR_plan.PNG
    • Plan Name (プラン名):DRプランの名前です。
    • Description (説明):DRプランの説明です。
    • Replication Frequency (複製間隔):AWS上でDRコピーが更新される間隔を指定する頻度です。ドロップダウンリストから次のオプションのいずれかを選択できます。
      • Immediately after backup (バックアップ直後):DRコピーの更新は、ディザスタリカバリ用に設定された仮想マシンのバックアップが成功した直後に開始されます。
      • Daily (日次):DRコピーの更新は、設定された時間に毎日開始されます。
      • Weekly (週次):DRコピーは、設定された時間に毎週更新されます。
    • Start Time (開始時刻):DRコピーの更新を開始する時刻です。DRコピーを更新するタイミングに応じて、隣のボックスで AM (午前) または PM (午後) を選択します。
      開始時刻]リストは、[ 複製頻度]ドロップダウンリストから毎日]または毎週]オプションを選択した場合にのみ表示されます。
  8. Save ] をクリックします。
    DRプランをアップデートすると、DRプランに割り当てられている仮想マシンは設定に従ってディザスタリカバリ用にスケジュールされます。 

DRプランの削除 

不要となったDRプランは削除できます。DRプランを削除する前に、DRプランに関連付けられているすべての仮想マシンの設定を解除してください。設定済みのDRプランから仮想マシンの設定解除が行えます。DRプランから仮想マシンを設定解除すると、以前のDRコピー中に作成された資源が削除されます。資源の削除に失敗すると、資源の詳細を示すアラートが生成されます。

  1. Phoenix管理コンソールにログオンします。
  2. メニューバーの [ All Organizations ] をクリック  し、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで、 Disaster  Recovery ] をクリックします
  4. 左ペインで [ DR Plans ] タブをクリックします。
  5. DR Plan ] ページで、削除するDRプランをクリックします。
    DRプランの詳細ページが表示されます。
  6. ページの右上で アイコンをクリックし、リストの [ Delete ] オプションを選択します。 。 
    確認ダイアログボックスが開きます。
  7. Yes ] クリックしてDRプランの削除を続行します。

DRプランを削除すると、Phoenixはプランで定義されているスケジュールを削除します。ディザスタリカバリ用に当該DRプランに関連付けられている仮想マシンはPhoenixでスケジュールされなくなります。 

既存DRプランへの仮想マシン追加

複数の登録済みvCenters / ESXiホストおよび管理グループの仮想マシンをDRプランに追加できます。仮想マシンをDRプランに追加した後、プランで定義されたスケジュールに従って仮想マシンを回復できます。同じ仮想マシンを複数のDRプランに追加することはできません。

手順

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。
  2. メニューバーで All Organizations ] をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで、 Disaster  Recovery ] をクリックします
  4. 左ペインで、[ DR Plans ] タブをクリックします。
  5. DR Plans ] ページで仮想マシンを追加するDRプランをクリックします。
  6. [ Add VMs ] をクリックします。
  7. Add VMs ページで、DRプランに追加する仮想マシンを選択するか、[ VM Name ] 列の左のチェックボックスをチェックして、構成済みの仮想マシンをDRプランに追加します。
    DR_Add_VMs.png

    :[ Add VMs ページには、バックアップ用に構成された仮想マシンのみが表示されます。

  1. [ Next ] クリックします。

DRプランに仮想マシンを追加したら、DRプランに追加された仮想マシンのフェイルオーバー設定を構成する必要があります。

仮想マシンへのフェイルオーバー設定追加

VM Failover Settings ] タブでは、ディザスタリカバリ用のフェイルオーバー設定を仮想マシンに追加できます。

手順

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。
  2. メニューバーで All Organizations ] をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで、 Disaster  Recovery ] をクリックします
  4. 左ペインで、[ DR Plans ] タブをクリックします。
  5. DR Plans ] ページでフェイルオーバー設定を構成する仮想マシンに関連付けられているDRプランをクリックします。
  6. DRプラン詳細ページで、フェイルオーバー設定を追加する仮想マシンを選択するか、[ VM Name ] 列の左のチェックボックスをチェックして、フェイルオーバー設定を追加するすべての仮想マシンを選択します。
  7. アイコンをクリックし、一覧から [ VM Failover Settings ] オプションを選択します。
  8. VM Failover Settings ] ページ上の [ Production ] (本番用) と [ Test ] (テスト用) タブで、以下のフェイルオーバー設定を入力します。
    DR_VM_FailoverSettings.PNG
    • Instance Type (インスタンスタイプ):VMware仮想マシンが利用可能なDRコピ​​ーを使用してAWSアカウント上に復元される際にPhoenixによって作成されるEC2インスタンスのタイプです。フェイルオーバー用に構成される仮想マシンに応じてインスタンスタイプを選択します。
    • IAM role (IAMロール):IAM IDロールを選択して、Phoenix AWSプロキシがAWSアカウントにアクセスできるようにします。
    • Volume Type (ボリュームタイプ):磁気、汎用SSD、プロビジョニングされたIOPS SSDなど、EC2インスタンスにアタッチするAmazon EBSボリュームの必要なタイプを選択します。ボリュームタイプオプションの詳細については、AWSのドキュメントを参照してください
    • Instance Tags (Key-Value):Key-Value形式でラベルを入力してAWS EC2リソースに割り当てることで、さまざまな方法でAWSリソースが分類できるようになります。タグの詳細については、AWSのドキュメントを参照してください
    • Subnet (サブネット):EC2インスタンスをアタッチできるVPCのIPアドレス範囲のセグメントを表示します。
    • Public IP (パブリックIP):仮想マシンに割り当てられたパブリックIPアドレスです。パブリックIPフィールドの値は次のとおりです。
      • None (なし)
      • Elastic (エラスティック)
      • Auto-Assign (自動割り当て)
        デフォルトでは、パブリックIPはNoneに割り当てられます。パブリックIPオプションの詳細については、「パブリックIPオプション」を参照してください
    • Private IP (プライベートIP):仮想マシンに割り当てられたプライベートIPアドレスです。Private IPフィールドの値は次のとおりです
      • Elastic (エラスティック)
      • Auto-Assign (自動割り当て)
        デフォルトでは、プライベートIPはAuto-Assignが割り当てられますプライベートIPオプションの詳細については、プライベートIPオプションを参照して下さい
    • Security Group (セキュリティグループ):ドロップダウンリストからセキュリティグループを選択します。
  9. [ Save ] をクリックします。

DRコピーの更新

Phoenixは、構成中に設定されたDRプランで定義されたスケジュールに基づいて、バックアップされた仮想マシンのDRコピーを定期的に更新します。スケジュールされたDRコピーの更新に加えて、いつでも手動でDRコピーを更新できます。

手順

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。
  2. メニューバーで All Organizations ] をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで、 Disaster  Recovery ] をクリックします
  4. 左ペインで、[ DR  Plans ] タブをクリックします。
  5. DRコピー更新操作を起動する仮想マシンに関連付けられているDRプランをクリックします。
  6. DRプラン詳細ページで、DRコピー更新操作を起動する仮想マシンを選択するか、[ VM Name ] 列の左のチェックボックスをチェックして、仮想マシンの操作を起動します。
  7. アイコンをクリックし、リストから [ Update DR Copy ] オプションを選択します。
    Update_DRcopy.png
  8. 確認ダイアログボックスで Yes ] を選択して、更新操作を開始します。

PhoenixはAWSアカウント内でDRコピーを更新します。DRコピー更新ジョブが起動され、[ Jobs ] ページで進行状況を確認できます。DRコピー更新ジョブのジョブ種別は [ DR Restore ] です。

Job_in_progress.png

ディザスタリカバリの無効化

DRプランに関連付けられた仮想マシンのディザスタリカバリサービスはいつでも無効にできます。無効にすると、DRコピーは仮想マシンの更新を行わなくなりますが、DRを無効にする直前に作成されたDRコピーを使用して仮想マシンをフェイルオーバーすることができます。仮想マシンに対してサービスを有効にすれば、DRコピーの更新は再開されます。

手順

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。
  2. メニューバーで All Organizations ] をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで、 Disaster  Recovery ] をクリックします
  4. 左ペインで、[ DR  Plans ] タブをクリックします。[ DR  Plans ] タブには、利用可能なDRプランが一覧表示されます。
  5. 仮想マシンに関連付けられているDRプランをクリックします。
    DRプラン詳細ページが開きます。
  6. [ VMs ] タブで、ディザスタリカバリサービスを無効にする仮想マシンを選択するか、[ VM Name ] 列の左のチェックボックスをチェックして対象の仮想マシン(複数可)を選択します。
  7. アイコンをクリックして、[ Disable DR ] オプションを選択します。
    Disable_DR.png
  8. 確認ダイアログボックスで Continue ] をクリックして、ディザスタリカバリサービスを無効化します。

仮想マシンのディザスタリカバリサービスが無効になります。

ディザスタリカバリの有効化

DRプランに関連付けられている仮想マシンのディザスタリカバリを有効にして、災害発生時にバックアップデータを復旧できます。有効にすると仮想マシンのDRコピーが更新され、これらのDRコピーを使用して仮想マシンをフェイルオーバーできるようになります。

手順

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。
  2. メニューバーで All Organizations ] をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで、 Disaster  Recovery ] をクリックします
  4. 左ペインで、[ DR  Plans ] タブをクリックします。[ DR  Plans ] タブには、利用可能なDRプランが一覧表示されます。
  5. 仮想マシンに関連付けられているDRプランをクリックします。
    DRプラン詳細ページが開きます。
  6. [ VMs ] タブで、ディザスタリカバリサービスを有効にする仮想マシンを選択するか、[ VM Name ] 列の左のチェックボックスをチェックして対象の仮想マシン(複数可)を選択します。
  7. アイコンをクリックして、[ Enable DR ] オプションを選択します。
    Enable_DR1.png
  8. 確認ダイアログボックスで Continue ] をクリックして、ディザスタリカバリサービスを有効化します。

仮想マシンのディザスタリカバリサービスが有効になります。

仮想マシンの削除

設定済みのDRプランから仮想マシンを設定解除できます。DRプランから仮想マシンを設定解除すると、以前のDRコピー中に作成された資源が削除されます。資源の削除に失敗すると、資源詳細が示されたアラートが生成されます。

手順

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。
  2. メニューバーで All Organizations ] をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで、 Disaster  Recovery ] をクリックします
  4. 左ペインで、[ DR  Plans ] タブをクリックします。[ DR  Plans ] タブには、利用可能なDRプランが一覧表示されます。
  5. 削除する仮想マシンに関連付けられているDRプランをクリックします。
    DRプラン詳細ページが表示されます。
  6. [ VMs ] タブで、DRプランから削除する仮想マシンを選択するか、[ VM Name ] 列の左のチェックボックスをチェックして対象の仮想マシン(複数可)を選択します。
  7. アイコンをクリックして、[ Remove VM ] オプションを選択します。
  8. 確認ダイアログボックスで Continue ] をクリックして、DRプランから仮想マシンを削除します。

仮想マシンはディザスタリカバリから設定解除されます。

 
  • この記事は役に立ちましたか?