DRプランの管理
このトピックでは、DRプランを管理する方法について説明します。DRプランの詳細表示、DRプランの編集、DRプランの削除の各手順について説明します。
- DRプランの表示
- DRプランの編集
- DRプランの削除
- 既存DRプランへの仮想マシン追加
- 仮想マシンへのフェイルオーバー設定追加
- DRコピーの更新
- ディザスタリカバリの無効化
- ディザスタリカバリの有効化
- 仮想マシンの削除
DRプランの表示
[ DR Plans ] タブには、既存DRプランの詳細が表示されます。
手順
- Phoenix管理コンソールにログオンします。
- メニューバーの [ All Organizations ] をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
- メニューバーで、 [ Disaster Recovery ] をクリックします。[ Manage Disaster Recovery ] ページが開き、デフォルトで [ DR Plans ] タブが表示されます。
- [ DR Plans ] タブには、DRプランの以下の情報が表示されます。
- DR Plan Name (DRプラン名):DRプランの名前です。
- Description (説明):DRプランの説明です。
- Replication Frequency (複製間隔):バックアップされた仮想マシンがDRコピーに複製される頻度です。Immediately after backup (バックアップ直後), Daily (日次), Weekly (週次) から選択します。
- #VMs (VM数):DRプランに割り当てられた仮想マシンの数です。
- Latest Failover (最新フェイルオーバー):DRプランに関連付けられた仮想マシンに対して実行された最新のフェイルオーバー操作の日付、タイムスタンプ、およびジョブの詳細です。
- Latest Failover Status (最新フェイルオーバーのステータス):フェイルオーバージョブのステータスで、以下があります。
- Queued (キュー):フェイルオーバージョブは処理待ち状態です。
- Running (実行中):フェイルオーバージョブが処理されている最中です。
- Successful (成功):フェイルオーバージョブはエラーなしで処理されました。
- Successful with errors (エラーありで成功):フェイルオーバーは処理されますが、いくつかのエラーがあります。
- Failed (失敗):フェイルオーバージョブは正常に処理されませんでした。
DRプランの編集
DRプランの名前と説明を編集できます。また、DRプランで設定された更新間隔を変更できます。指定された間隔に従った各スケジュールにおいて、既存のDRコピーが存在する場合は仮想マシンで使用可能な最新の復元ポイントによるDRコピーに置き換えられます。
手順
- Phoenix管理コンソールにログオンします。
- メニューバーの [ All Organizations ] をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
- メニューバーで、[ Disaster Recovery ]をクリックします。
- 左ペインで [ DR Plans ] タブをクリックします。
- [ DR Plans ] ページで編集するDRプランをクリックします。
DRプランの詳細ページが開きます。 - ページの右上で
アイコンをクリックし、リストの [ Edit Plan ] オプションを選択します。
- [ Edit DR Plan Details ] ページで、以下の情報を入力します。
- Plan Name (プラン名):DRプランの名前です。
- Description (説明):DRプランの説明です。
- Replication Frequency (複製間隔):AWS上でDRコピーが更新される間隔を指定する頻度です。ドロップダウンリストから次のオプションのいずれかを選択できます。
- Immediately after backup (バックアップ直後):DRコピーの更新は、ディザスタリカバリ用に設定された仮想マシンのバックアップが成功した直後に開始されます。
- Daily (日次):DRコピーの更新は、設定された時間に毎日開始されます。
- Weekly (週次):DRコピーは、設定された時間に毎週更新されます。
- Start Time (開始時刻):DRコピーの更新を開始する時刻です。DRコピーを更新するタイミングに応じて、隣のボックスで AM (午前) または PM (午後) を選択します。
[ 開始時刻]リストは、[ 複製頻度]ドロップダウンリストから[ 毎日]または[ 毎週]オプションを選択した場合にのみ表示されます。
- [ Save ] をクリックします。
DRプランをアップデートすると、DRプランに割り当てられている仮想マシンは設定に従ってディザスタリカバリ用にスケジュールされます。
DRプランの削除
不要となったDRプランは削除できます。DRプランを削除する前に、DRプランに関連付けられているすべての仮想マシンの設定を解除してください。設定済みのDRプランから仮想マシンの設定解除が行えます。DRプランから仮想マシンを設定解除すると、以前のDRコピー中に作成された資源が削除されます。資源の削除に失敗すると、資源の詳細を示すアラートが生成されます。
- Phoenix管理コンソールにログオンします。
- メニューバーの [ All Organizations ] をクリック し、ドロップダウンリストから組織を選択します。
- メニューバーで、 [ Disaster Recovery ] をクリックします。
- 左ペインで [ DR Plans ] タブをクリックします。
- [ DR Plan ] ページで、削除するDRプランをクリックします。
DRプランの詳細ページが表示されます。 - ページの右上で
アイコンをクリックし、リストの [ Delete ] オプションを選択します。 。
確認ダイアログボックスが開きます。 - [ Yes ] をクリックしてDRプランの削除を続行します。
DRプランを削除すると、Phoenixはプランで定義されているスケジュールを削除します。ディザスタリカバリ用に当該DRプランに関連付けられている仮想マシンはPhoenixでスケジュールされなくなります。