Phoenix AWSプロキシのアップグレード
このトピックでは、Phoenix AWSプロキシをPhoenix 管理コンソールで手動アップグレードする手順を説明します。Phoenix AWSプロキシをアップグレードする前に、IAMロールに割り当てられたIAMポリシーのコンテンツがDruvaIAMPolicy トピックで定義されたコンテンツと一致することを確認します。
注: CloudFormationスタックを使用せずにPhoenix AWSプロキシをデプロイした場合、送信ポートとして443(HTTPS)のみがオープンされていることを確認してください。セキュアリモートログインの場合、受信ポート22(SSH)をオープンにすることができます。
Phoenix 管理コンソールによるPhoenix AWSプロキシのアップグレード
Phoenix AWSプロキシは、Phoenix管理コンソールによりワンクリックで最新バージョンにアップグレードできます。
注:RPMアップグレードを使用してPhoenix AWSプロキシをバージョン4.7.xから4.8.0にアップグレードすることはできません。
この機能は、バージョン4.8.0以降でサポートされています。バージョン4.8.0のAMIを使用して新しいPhoenix AWSプロキシをデプロイする必要があります。最新のAMIはAWSコンソールから起動できます。詳細については、Phoenix AWSプロキシの登録を参照してください 。
サポートされるAWSリージョン
Druvaは、ディザスタリカバリとして以下のAWSリージョンをサポートしています。
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AWS GovCloud(米国西部)
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米国東部(バージニア北部)
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米国西部(北カリフォルニア)
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米国西部(オレゴン)
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EU(アイルランド)
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EU(フランクフルト)
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アジアパシフィック(東京)
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アジア太平洋(ムンバイ)
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アジアパシフィック(シンガポール)
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アジア太平洋(シドニー)
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南アメリカ(サンパウロ)
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カナダ(中央)
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EU(ロンドン)
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アジアパシフィック(香港)
さらに、AWSは、Druvaがディザスタリカバリをサポートできる他のリージョンを提供します。AWSが提供するリージョンの詳細については、こちらを参照してください。Druvaがディザスタリカバリをサポートする、上記一覧にはないAWSリージョンの詳細についてはDruvaサポートまでお問い合わせください。
手順
- Phoenix管理コンソールにログインします。
- メニューバーで [ All Organizations ]をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
- メニューバーで、[ Disaster Recovery ] をクリックします。
- 左ペインで、[ Phoenix AWS Proxies ] タブを選択します。
- [ Version ] 列で、各Phoenix AWSプロキシの現在のステータスとバージョン番号が表示されます。
状態 説明 最新 (Latest)
現在のバージョンは、利用可能な最新バージョンです。
アップグレード不可 (Non Upgradable)
現在のバージョンは、Phoenixポータルで最新バージョンにアップグレードできません。
注:RPMアップグレードによりPhoenix AWSプロキシを最新バージョンにアップグレードできない場合、最新のPhoenix AWSプロキシバージョンを新しいAMIでデプロイする必要があります。
アップグレード予定 (Upgrade scheduled)
アップグレードが進行中です。
注:アップグレード時に進行中のジョブは、アップグレードの完了後に再開されます。
アップグレード可能 (Upgradable)
現在のバージョンは、利用可能な最新バージョンにアップグレードできます。
- アップグレードするプロキシを選択し、[ Upgrade ] をクリックします。
- 確認ダイアログボックスで [ Yes ] をクリックします。
RPMを使用したPhoenix AWSプロキシのアップグレード
Phoenix AWSプロキシをアップグレードするには、ダウンロードしたRPMが存在するディレクトリに移動します。
注:RPMアップグレードを使用してPhoenix AWSプロキシをバージョン4.7.xから4.8.0に手動でアップグレードすることはできません。
この機能は、バージョン4.8.0以降でサポートされています。バージョン4.8.0のAMIを使用して、新しいPhoenix AWSプロキシをデプロイする必要があります。最新のAMIはAWSコンソールから起動できます。詳細については、Phoenix AWSプロキシの登録を参照してください。
手順
1.現在インストールされているRPMを検索します。
rpm -qa | grep druva
2.既存のRPMを削除します。
rpm -e <curr_rpm_name>
3.新しいRPMをインストールします。
rpm -ivh <new_rpm_name.rpm>
注:RPMアップグレードの自動ロールバックがバージョン4.8.0以降からサポートされています。バージョン4.8.0以降への新規デプロイメントでは、バージョン4.8.0からの自動ロールバックがサポートされています。
制限事項
- 既存のPhoenix AWSプロキシバージョンに修正プログラムをインストールした場合、Phoenix管理コンソールから次のバージョンに自動的にアップグレードすることはできません。次の利用可能なバージョンに手動でアップグレードする必要があります。
- アップグレード中にクライアントマシンが再起動した場合、クライアントバージョンを手動でアップグレードまたはロールバックする必要があります。
- Phoenix AWSプロキシをバージョン4.8.0から4.8.2にアップグレードすると、進行中のDRフェイルオーバージョブはすべて失敗します。進行中のDRリストアジョブはアップグレード後に再開されます。
- 古いバージョンがクライアントマシンに存在しない場合、アップグレードのロールバックは失敗します。この場合、クライアントを手動でアップグレードまたはロールバックする必要があります。