システム要件
Phoenix Editions: Business
Enterprise
Elite
サポートマトリックス
ここでは、Phoenixが認定およびサポートするWindows Serverに関する情報を提供します。
サポートレベル
Druvaは以下のようにプラットフォームのサポートレベルを分類しています。
- 認定プラットフォーム (Certified Platforms): Druvaはこれら環境を認定し、すべてのクラウドリリースで定期的なテストを実施し、期待通りに機能が動作することを確認します。
- サポートプラットフォーム (Supported Platforms): サポートプラットフォームは、すべてのクラウドリリースでDruva QAチームによってテストされませんが、機能は期待通りに動作すると考えられます。Druvaはこれらプラットフォームをサポートします。実用化に時間とリソースを必要とする問題は対処されないことがあります。
認定プラットフォーム
Windows Server (64-bit) (Standard および Enterprise エディション) |
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Microsoft Windows Server 2012 R2 |
Microsoft Windows Server 2012 |
前提条件
- Phoenixエージェントは、ボリュームシャドウコピーサービスと連携してデータをバックアップします。バックアップが正常に行われるようにするため、ボリュームシャドウコピーサービスが実行されていることを確認してください。
- Druva は Microsoft のネイティブ VSS プロバイダーを使用することを推奨します。サードパーティーのVSSプロバイダーを使用する場合、このプロバイダーを認識するようPhoenixを設定する必要があります。
- ホスト上でHyper-Vのロールを有効にしてください。
- Phoenixサービスが管理者として実行されていることを確認してください。
- 仮想マシンのサイズに応じて、シャドウストレージの値を設定してください。
- SMB共有を正しく構成してください。SMB共有をホストするサーバーに Windows Server VSS Agent Service がインストールされている必要があります。
- Hyper-VホストはSMB共有にフルアクセスできる権限が必要です。SMB共有に関するすべての要件一覧については http://technet.microsoft.com/en-us/library/jj612865.aspx を参照してください。
- Druvaは、Hyper-V統合サービスでバックアップ (ボリュームスナップショット) を有効化することを推奨します。バックアップ (ボリュームスナップショット) が有効になっている場合、Phoenixは仮想マシンのサービスを中断せずに仮想マシンのバックアップを取ることができます。
Note: 統合サービスはWindowsゲストOSの仮想マシンで使用できます。Microsoftは特定のLinuxディストリビューションに対しても統合サービスを提供しています。詳細については、以下を参照してください。
- Backup (volume snapshot) under Integration Services [Microsoft TechNet 記事への外部リンク]
- Supported Linux and FreeBSD virtual machines for Hyper-V on Windows [Microsoft TechNet 記事への外部リンク]
- Install Hyper-V and create a virtual machine [Microsoft TechNet 記事への外部リンク]
Phoenixにおけるポートと通信プロトコル
Phoenixは環境のホストと通信し、ホストのデータをバックアップおよびリストアします。Phoenixは、データの通信と転送が安全に行われるポートと通信プロトコルを使用してHyper-Vホストと会話します。
Phoenixは、PhoenixコンポーネントとHyper-Vホスト間のコネクションを確立して通信を開始するために、TLS (Transport Layer Security) プロトコルを使用します。
次の図は、Phoenixがバックアップおよびリストア操作中に安全な接続と通信のためPhoenixによって使用されるポートと通信プロトコルを示します。