NAS共有の追加
Phoenix Editions: Business
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本セクションでは、NASデバイスにNAS共有を追加する手順について説明します。NASデバイスは共有上のすべてのデータを保持するため、PhoenixはNAS共有上でバックアップとリストアを実行します。
NAS共有を追加するには、NASプロキシが共有をバックアップするために使用する認証情報を設定する必要があります。DruvaはNAS共有を追加するときにNASの認証情報を使用することを推奨します。また、各共有の認証情報の記録を管理できたり、追加する共有の数が限られている場合など、共有単位の認証情報を設定することもできます。
はじめに
Phoenix管理コンソールでNAS共有を追加する前に、NAS共有パスを手元に控えておきます。PhoenixはNASデバイス上に存在する共有を自動検知しません。
NAS共有の追加と管理グループの割り当て
- Phoenix管理コンソールにログインします。
- All Organizations リストをクリックしてNASデバイスが含まれる組織を選択します。
- Phoenix管理コンソールメニューの NAS をクリックします。
- NAS共有を追加するNASデバイスをクリックします。Shares タブと NAS Proxies タブとともにNAS デバイス詳細ページが表示されます。
- Shares タブで Add New Share をクリックします。Add New Share ウインドウが表示されます。
- 以下の表に示されるように情報を入力して Save をクリックします。
フィールド | 説明 |
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Share Name |
NASデバイス上のNAS共有パスです。NAS共有名は、NASデバイスに登録されている共有の公開名でなければなりません。 たとえば、vol/EC_Account というNASデバイスの公開名でNFS共有を作成されている場合、Phoenix管理コンソールでNFS共有名として vol/EC_Account と入力します。
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Credentials NASデバイスの認証情報は、NASデバイスに共有を追加するたびに検証されます。認証情報はSMB共有でのみ必要です。
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Use NAS credentials |
NASデバイスのアクセス認証情報を使用してNAS共有にアクセスできます。 DruvaはNASの認証情報を使用して新規SMB共有を追加することを推奨しています。 |
Username |
NAS 共有ごとのアクセス認証情報です。NASプロキシはこれらの認証情報を使用して共有をバックアップおよびリストアします。共有ごとの認証情報を入力すると、プロキシはデバイスの認証情報を使用しません。 |
Password (SMB共有のみ) |
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Share Type
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Phoenix は共有種別が混在するバックアップとリストアをサポートしません。 |
Administrative Group | NAS共有を表示する管理グループを割り当てます。必要に応じて、共有に対する新しい管理グループを作成することもできます。管理グループを作成する手順については Manage administrative groups for NAS shares を参照してください。 |
Phoenix管理コンソールは、新しく追加されたNAS共有をNASデバイス詳細ページに表示します。この手順を使用して、他のNAS共有も追加できます。NAS共有を追加したら、マッピング済みNASプロキシを使用してこのNAS共有に割り当て、この共有向けのバックアップセットを作成する必要があります。