Phoenixエージェントのログと設定情報
Phoenix Editions: Business
Enterprise
Elite
本項では、ファイルサーバーにおけるPhoenixエージェントの設定の詳細、メタデータ、ログファイルに関する情報を示します。
Phoenixエージェントのログファイル
PhoenixエージェントのログファイルにはPhoenixエージェントが実行するバックアップの詳細が含まれています。バックアップが完了するたびに、新しいログファイルが Phoenix<YYYY/MM/DD>-<timestamp>.log という形式で作成されます。Pheonixエージェントが想定通り動作しない場合、これらログファイルをDruvaサポートチームと共有してください。
Note: Phoenixはサーバーごとに最新32件のエージェントアクティビティについてログを保存します。
ファイルサーバー上のログの場所
以下のロケーションでPhoenixエージェントのログファイルを参照できます。
- Windows 2012 Server
C:\ProgramData\Phoenix\logs - Windows 2008 Server
C:\ProgramData\Phoenix\logs - CentOS
- /var/log/Phoenix
- RHEL
/var/log/Phoenix - SLES
/var/log/Phoenix - Ubuntu
/var/log/Phoenix
Note: Windows Serverでは、PhoenixエージェントはすべてのログをC:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Phoenix に書き込みます。Linuxサーバーでは、Phoenixエージェントは /var/log/Phoenix にログを書き込みます。これらの場所の空き容量は、ソースデータサイズの1%以上確保する必要があります。
Phoenixエージェントの設定情報
Phoenix.cfg ファイルには、PhoenixエージェントがPhoenixマスターと通信するために必要な設定の詳細が含まれています。
Note: 必要な場合を除いて、Phoenix.cfg を変更しないことを推奨します。この設定ファイルを変更する必要がある場合、Druvaサポートチームにお問い合わせください。
ファイルサーバー上の設定情報
以下の場所でPhoenixエージェントの設定情報を参照できます。
- Windows 2012 Server
C:\ProgramData\Phoenix - Windows 2008 Server
C:\ProgramData\Phoenix - CentOS
- /etc/Phoenix
- RHEL
/etc/Phoenix - SLES
/etc/Phoenix - Ubuntu
/etc/Phoenix
Phoenixエージェントのサービス
Windowsサーバーでは、Phoenix Agent Client Serviceがバックアップとリストアを管理します。WindowsサーバーではPhoenixCPHサービスによってPhoenixエージェントのクライアントサービスが実行されるようにします。 LinuxサーバーではPhoenixプロセスによってPhoenixエージェントが実行されるようにします。
Note: Phoenixエージェントが動作を停止すると、PhoenixCPH (Windows) または Phoenix (Linux) がPheonixエージェントを起動します。
Phoenixエージェントのメタデータ
ファイルサーバーにPhoenixエージェントをインストールすると、Phoenixフォルダに以下のメタデータフォルダが作成されます。
- restorestate フォルダー
このフォルダには、リストアを最適化するメタデータが含まれます。 - <agentid> フォルダー
このフォルダには、バックアップを最適化するメタデータが含まれます。
Note: <agentid> という文字列は、Phoenixエージェントのタイプを示します。 “1” はファイルサーバーエージェント、 “10” はSQLサーバーエージェントを表します。
ファイルサーバーのメタデータフォルダー
Windowsファイルサーバーでは、以下にメタデータフォルダが作成されます。
- (2012 および 2008): C:\ProgramData\Phoenix
inux (RHEL,CentOS, Ubuntu, SELS) ファイルサーバーでは、以下にメタデータフォルダが作成されます。
- /var/Phoenix