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Druva

バックアップポリシーの管理

VersionInfo

Phoenix Editions: File:/tick.png Business File:/cross.png Enterprise File:/tick.png Elite

概要

バックアップポリシーは、バックアップ対象データの種別や自動バックアップのスケジュールを定義するルールです。バックアップポリシーを作成し、1つまたは複数のサーバーグループに割り当てることができます。サーバーグループにサーバーを割り当てると、そのサーバーのデータはバックアップポリシーに従ってバックアップされます。バックアップポリシーは、個々のサーバーではなくサーバーグループに割り当てられているため、複数サーバーでのデータバックアップ管理が簡素化されます。

Note: Phoenixにはデフォルトのバックアップポリシーがあります。デフォルトのバックアップポリシーはすべてのファイル種別をバックアップするよう設定されています。1つまたは複数のサーバーグループにデフォルトのバックアップポリシーを割り当てることができます。このバックアップポリシーは更新または削除することもできます。

バックアップポリシー作成のベストプラクティス

PhoenixではSQLサーバーとファイルサーバーのアーキテクチャの違いを考慮し、ファイルサーバーとSQLサーバーのバックアップポリシーを個別に作成する必要があります。Phoenixでは1つのバックアップポリシーを1つのサーバーグループに割り当てるため、サーバーグループにはSQLサーバーかファイルサーバーを含めることはできますが、両方を含めることはできません。

サーバー数やサーバー上でのデータ変更頻度に応じて必要な数のバックアップポリシーを作成することができます。たとえば、頻繁に変更されるファイルサーバー用にバックアップポリシーを作成し、一週間に一回長時間で行うバックアップと、2日に1回短時間で行うバックアップとともにスケジュールするよう定義できます。

本番環境では、プラットフォーム固有のバックアップポリシーを作成することを推奨します。また、Phoenixが異なるバージョンのWindowsおよびLinuxサーバーから異なるデータ種別をバックアップすることが予想される場合、WindowsおよびLinuxサーバーのバージョンごとにそれぞれ別のバックアップポリシーを作成します。

バックアップポリシーは、ファイルサーバーのバックアップスケジュールを定義します。設定したスケジュールは、ファイルサーバー上のデータ変更の量と頻度により異なります。また、スケジュールはPhoenixクラウドへのデータ転送用帯域がどの程度利用できるかにも依存します。大量のデータセットのバックアップが予想される場合、週末や業務時間後など、オフピーク時にバックアップを実行するようスケジュールすることができます。

Note: バックアップポリシーで定義したバックアップスケジュールは、組織のポリシーに依存します。 

バックアップポリシーの例

たとえば、2つのリモートオフィスAとBがあり、それぞれに5つのSQLサーバーとファイルサーバーがあるとします。リモートオフィスAのWindowsファイルサーバーは大きなデータ変更が見られ、ほとんどがサーバー上に保存された画像ファイルです。ほとんどの場合、データ変更は新しい追加によるものです。また、リモートオフィスBのファイルサーバーはLinuxオペレーティングシステム上で実行され、頻繁に変更されています。これらサーバーには多くのテキストファイルがあります。ただし、変更は少なく、更新されることがほとんどです。リモートオフィスAのファイルサーバーの場合、Windowsサーバーのバックアップポリシーを作成し、すべての画像ファイル種別を含むよう設定することを検討します。このバックアップポリシーについて、長時間実行するバックアップを週2回、オフピーク時にスケジュールすることができます。また業務時間後に毎日短時間バックアップを含めることができます。同様に、リモートオフィスBのファイルサーバーでは、すべてのテキストファイルを含むバックアップポリシーを作成することができます。このポリシーのスケジュールとして、週に1回のオフピーク時の長時間バックアップと、2日に1回の短時間バックアップを設定します。

Note: これは単なる例です。環境におけるバックアップポリシーの構成は、サーバーのデータ要件と組織のポリシーによって異なります。バックアップポリシーの推奨事項についてはDruvaサポートチーム (support@druva.com) にお問い合わせください。

バックアップポリシーの追加

本項では、ファイルサーバーのバックアップポリシーを作成する手順を説明します。

はじめに

ファイルサーバーのバックアップポリシーを追加する前に、以下を読んでください。

バックアップポリシーの追加手順

手順1: 一般情報の入力

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。
  2. メニューバーで All Organizations をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで Manage > Backup Policies をクリックします。
  4. Add Backup Policy をクリックします。
  5. Add Backup Policy ページにて以下の情報を入力します。
    フィールド 説明
    Name バックアップポリシーの名前です。
    Description バックアップポリシーの簡単な説明です。
    Policy Type ファイルサーバーを選択します。
  6. Nextをクリックします。

手順2: バックアップ対象フォルダの選択と選択したフォルダからファイルを包含/除外

  1. Backup Content ページでバックアップするフォルダを選択します。
    フィールド 説明
    All folders すべてのフォルダーをバックアップするにはこのオプションを選択します。

    Specific folders

    特定フォルダーをバックアップするにはこのオプションを選択し、下のボックスにフォルダの絶対パスを入力し、Add をクリックします。 
    追加したフォルダパスがAddの下に表示されます。 

    Note: バックアップ対象として追加したフォルダパスを除外するにはAdd下のボックス内のフォルダパス隣にある削除アイコン  をクリックしてください。

    Exclude file types

    特定ファイルをバックアップ対象から除外するには、このオプションを選択します。

    下のボックスで除外したいファイル種別を選択します。

    Note:

    Exclude file typesを選択した場合、デフォルトのファイル種別一覧に表示されていないファイル拡張子を除外するにはMore file extensions to excludeをクリックします。たとえば、*.dotmのようにアスタリスク (*) の後に拡張子を入力します。カンマを使用して別々のエントリを列記します。

    ) システム上に100個のファイル (Textdata1.txt からTextdata100.txt) が保存されているとします。すべてのファイルを除外するには、More file extensions to excludeをクリックし、 “Text*.txt” を入力します。

    Include file types

    特定ファイル種別をバックアップするには、このオプションを選択します。
    下のボックスでバックアップ対象に含めたいファイル種別を選択します。 

    Note: Include file typesを選択した場合、デフォルトのファイル種別一覧に表示されていないファイル拡張子を含めるにはMore file extensions to excludeをクリックします。たとえば、*.dotmのようにアスタリスク (*) の後に拡張子を入力します。カンマを使用して別々のエントリを列記します。 

    Exclude subfolders

    バックアップ対象からサブフォルダを除外するには、Exclude subfolders下のボックスにフォルダの相対パスまたは絶対パスを入力し、Addをクリックします。

    Note: Linuxサーバーを設定する場合、バックアップ対象からcgroupを除外します。

    デフォルトでバックアップから除外されたフォルダを含めるようにするには、Exclude subfolders下のボックス内のフォルダパス隣にある削除アイコン  をクリックしてください。

  2. Nextをクリックします。

手順3: バックアップスケジュールとその動作の指定

  1.  Backup Scheduleで以下の情報を入力します。
    フィールド 説明

    Start at

    バックアップを開始する時刻です。

    隣のボックスで午前 (AM) か午後 (PM) を選択し、バックアップを実行する時刻を指定します。

    Note: バックアップ操作はサーバーのタイムゾーンに従います。たとえば、バックアップスケジュールを午前6時に開始するよう設定した場合、ニューヨークとロンドンにあるサーバーのバックアップはそれぞれニューヨーク時間 (EST) の午前6時とロンドン時間 (UTC) の午前6時に開始されます。

    Duration      

    バックアップ操作を停止するまでの時間です。

    たとえば、開始時刻 (Start at) を午前9時に指定して、Durationを2時間に設定した場合、サーバーのバックアップは午前9時に開始し、完了していなくても午前11時に停止します。

    Max Bandwidth (Mbps)

    Phoenixにデータをバックアップする際、各サーバーが消費できる最大帯域です。

    スケジュールバックアップの場合、ジョブは設定された帯域を消費します。しかし、手動で起動されたバックアップの場合、ジョブはネットワーク上で使用可能な帯域を消費します。

    Repeat on バックアップを実行する日 (曜日) です。
    Delete a schedule 削除  アイコンは、複数のスケジュールを追加した場合にのみ表示されます。スケジュールが1つだけ定義されている場合は、削除することはできません。
    Add More  複数のスケジュールを作成するには、作成するスケジュールの数だけ Add More をクリックします。

    Ignore backup duration for first backup

    初回バックアップジョブで、指定されたバックアップ期間を無視します。

    このオプションを無効にすると、初回バックアップのバックアップ期間を無効にできます。

    Automatic Retry
    (自動リトライ)

    バックアップの自動リトライオプションを設定します。

    詳細は Backup Retry を参照してください。

    Note: 自動リトライオプションを定義しない場合、 Automatic Retry チェックボックスのチェックを外します。

    Max number of retries

    アクティブなスケジュールウインドウ (開始時刻からバックアップ期間) におけるジョブの最大試行回数です。

    Note: デフォルトではこのフィールドは2回に設定されます。

    Wait interval before each retry

    各リトライの間の待機間隔です。

    Note: デフォルトではこのフィールドは10分に設定されます。

    Enable Smart Scan

    スマートスキャンは、バックアップのスキャン時間を最適化します。選択したバックアップスケジュールに対してスマートスキャンを有効または無効にすることができます。

    スマートスキャンを有効にすると、次のオプションを使用してスキャン時間を最適化できます。

    • Skip ACL scan for unmodified files (未更新ファイルのACLスキャンをスキップ)
      アクセス制御リストのスキャンには時間がかかります。変更されていないファイルのACLスキャンをスキップするには、このオプションを有効にします。
      Note: Linuxサーバーには適用されません。
    • Only scan files created/modified in the last <number of> months (最終Nか月に作成または変更されたファイルのみスキャン)
      ファイルが長期間変更されない場合、このオプションを有効にして、Phoenixが変更されていないファイルをスキップするようにします。以下を選択できます。
      • ファイルが変更または作成されていない期間として、3, 6, 9, 12 か月を選択できます。ここで1か月は30日とみなされます。たとえば、3か月を選択すると、Phoenixは過去90日間に変更または作成されていないファイルとフォルダーのスキャンをスキップします。
      • Full backup schedule (フル バックアップ スケジュール)
        変更されていないファイルやフォルダーをスキップする場合でも、フルスキャンを実行できます。12週間またはそれより短い期間ごとにフルスキャンを実行するように選択sできます。4週間ごとにフルスキャンを実行することが推奨されます。また、優先する曜日、時刻、期間、帯域を指定します。

    File Server FAQs も参照してください。

  2.  Next をクリックします。

必要に応じて、WindowsまたはLinuxサーバーでプレバックアップスクリプトとポストバックアップスクリプトを実行するための設定を定義することができます。プレバックアップおよびポストバックアップスクリプトの詳細については、 Pre and post backup scripts for File server を参照してください。

手順 4: プレバックアップおよびポストバックアップスクリプトの設定

  1. Pre/Post Scripts settings で、以下の情報を入力します。

    フィールド

    説明

    Enable scripts for Windows servers  

    このチェックボックスをチェックすると、Windowsサーバー上のプレおよびポスト バックアップ スクリプトの実行を有効化します。チェックボックスをチェックすると、 Specify scripts location フィールドが有効になります。

    Specify scripts location

    pre_script.bat および post_script.bat バックアップスクリプトを含むフォルダーパスを指定します。

    Enable scripts for Linux servers 

    Linuxサーバーでプレおよびポストバックアップスクリプトの実行を有効にするには、 Enable scripts for Linux servers チェックボックスをチェックします。チェックボックスをチェックすると、 Specify scripts location フィールドが有効になります。

    Specify scripts location

    Specify scripts location フィールドで、pre_script.sh および post_script.sh バックアップスクリプトが含まれるフォルダーパスを指定します。

    Skip backup if

    次のいずれかのオプションを選択します。

    Pre-script is not present at the specified location

    Specify scripts location フィールドで指定された場所において、プレバックアップスクリプトが利用できない場合、バックアップ操作をスキップするにはこのオプションを選択します。

    Pre-script execution fails

    プレバックアップスクリプトの実行が失敗したときに、バックアップ操作をスキップするにはこのオプションを選択します。

    Abort pre/post execution if it does not complete in XX Minutes

    バックアップスクリプトの実行が中止されるまでの時間を分単位で選択します。

  2. Finish をクリックし、スケジュールを確認します。

ファイルサーバーのバックアップポリシーのコピー

毎回バックアップポリシーを作成せずに複数のバックアップポリシーを作成するために、既存バックアップポリシーのコピーを作成できます。

バックアップポリシーのコピーを作成すると、新しく作成されたバックアップポリシーはコピー元のポリシーと同じ内容になります。必要に応じて、このバックアップポリシーの内容を変更できます。

ファイルサーバーのバックアップポリシーのコピー手順

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。
  2. メニューバーで All Organizations をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで Manage > Backup Policies をクリックします。
  4. バックアップポリシーを選択して Copy をクリックします。
  5. Copy Backup Policy ページで、以下の情報を入力します。
  • New backup policy name: 新しいバックアップポリシーの名前です。
  • Description: ポリシーの簡単な説明です。

Note: Selected backup policyフィールドにはコピーするよう選択したバックアップポリシーの名前が表示されます。

  1. Copyをクリックします。

バックアップポリシーのバックアップコンテンツの変更

クラウド管理者またはグループ管理者は、既存バックアップポリシーのバックアップコンテンツを変更できます。

バックアップポリシーのバックアップコンテンツを変更する際、バックアップ対象フォルダを指定できます。また、バックアップするファイル種別を包含/除外することもできます。

選択したフォルダーの変更手順

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。
  2. メニューバーで All Organizations をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで Manage > Backup Policies をクリックします。
  4. 変更したいバックアップポリシーをクリックします。
  5. Content 領域で Edit をクリックします。
  6. すべてのフォルダをバックアップする場合、 All folders を選択します。
    特定のフォルダをバックアップする場合、Specific folders を選択し、下のボックスにフォルダの絶対パスを入力し、Add をクリックします。
  7. サブフォルダを除外するには、Exclude subfolders下のボックスにフォルダの相対パスまたは絶対パスを入力し、Addをクリックします。
Note: Linuxサーバーを設定する場合、バックアップ対象から cgroup を除外します。

ファイル包含/除外の変更

  1. 特定ファイルをバックアップ対象から除外するには Exclude file types をクリックします。
  2. 下のボックスで除外したいファイル種別を選択します。

Note: ファイル種別が何もない場合、More file extensions to excludeをクリックし、そのボックス内でバックアップから除外したいファイル種別を入力します。たとえば、*.dotmのようにアスタリスク (*) の後に拡張子を入力します。カンマを使用して別々のエントリを列記します。

  1. 特定ファイル種別をバックアップするにはInclude file typesをクリックします。
  2. 下のボックスでバックアップ対象に含めたいファイル種別を選択します。

Note: ファイル種別が何もない場合、More file extensions to includeをクリックし、そのボックス内でバックアップから包含したいファイル種別を入力します。たとえば、*.dotmのようにアスタリスク (*) の後に拡張子を入力します。カンマを使用して別々のエントリを列記します。

  1. Update Backup Policyをクリックします。

バックアップポリシースケジュールの変更

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。
  2. メニューバーで All Organizations をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで Manage > Backup Policies をクリックします。
  4. スケジュールを変更したいバックアップポリシーをクリックします。
  5. Schedule領域にてEditをクリックします。
  6. Edit Backup Policy Scheduleページで変更が必要なフィールドの値を入力します。
    フィールド 説明

    Start at

    バックアップを開始する時刻です。

    Duration      

     

    バックアップ操作を停止するまでの時間です。

    たとえば、開始時刻 (Start at) を午前9時に指定して、Durationを2時間に設定した場合、サーバーのバックアップは午前9時に開始し、完了していなくても午前11時に停止します。

    Max Bandwidth (Mbps)

     

    Phoenixにデータをバックアップする際、各サーバーが消費できる最大帯域です。

    スケジュールバックアップの場合、ジョブは設定された帯域を消費します。しかし、手動で起動されたバックアップの場合、ジョブはネットワーク上で使用可能な帯域を消費します。

    Repeat on バックアップを実行する日 (曜日) です。
    Delete a schedule 削除  アイコンは、複数のスケジュールを追加した場合にのみ表示されます。スケジュールが1つだけ定義されている場合は、削除することはできません。

    Add More

    複数のスケジュールを作成するには、作成するスケジュールの数だけ Add More をクリックします。

    Ignore backup duration for first backup

     

    初回バックアップジョブで、指定されたバックアップ期間を無視します。

    このオプションを無効にすると、初回バックアップのバックアップ期間を無効にできます。

    Automatic Retry

     

    バックアップの自動リトライオプションを設定します。

    詳細は Backup Retry を参照してください。

    Max number of retries

    アクティブなスケジュールウインドウ (開始時刻からバックアップ期間) におけるジョブの最大試行回数です。デフォルトではこのフィールドは2回に設定されます。

    Wait interval before each retry

     

    各リトライの間の待機間隔です。

    Note: デフォルトではこのフィールドは10分に設定されます。

    Enable Smart Scan

    スマートスキャンは、バックアップのスキャン時間を最適化します。選択したバックアップスケジュールに対してスマートスキャンを有効または無効にすることができます。

    スマートスキャンを有効にすると、次のオプションを使用してスキャン時間を最適化できます。

    • Skip ACL scan for unmodified files (未更新ファイルのACLスキャンをスキップ)
      アクセス制御リストのスキャンには時間がかかります。変更されていないファイルのACLスキャンをスキップするには、このオプションを有効にします。
      Note: Linuxサーバーには適用されません。
    • Only scan files created/modified in the last <number of> months (最終Nか月に作成または変更されたファイルのみスキャン)
      ファイルが長期間変更されない場合、このオプションを有効にして、Phoenixが変更されていないファイルをスキップするようにします。以下を選択できます。
      • ファイルが変更または作成されていない期間として、3, 6, 9, 12 か月を選択できます。ここで1か月は30日とみなされます。たとえば、3か月を選択すると、Phoenixは過去90日間に変更または作成されていないファイルとフォルダーのスキャンをスキップします。
      • Full backup schedule (フル バックアップ スケジュール)変更されていないファイルやフォルダーをスキップする場合でも、フルスキャンを実行できます。12週間またはそれより短い期間ごとにフルスキャンを実行するように選択sできます。4週間ごとにフルスキャンを実行することが推奨されます。また、優先する曜日、時刻、期間、帯域を指定します。

    File Server FAQs も参照してください。

  7. Save をクリックします。

プレバックアップおよびポストバックアップスクリプト設定の変更

クラウド管理者またはグループ管理者は、既存のバックアップポリシーのプレバックアップおよびポストバックアップスクリプト設定を変更できます。

バックアップポリシーのバックアップスクリプト設定を変更する際に、WindowsおよびLinuxサーバーで実行するプレおよびポストバックアップスクリプトの場所を指定できます。また、指定された場所でプレバックアップスクリプトが利用できない場合はバックアップをスキップするよう設定することもできます。

手順

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。 
  2. メニューバーで All Organizations をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで Manage > Backup Policies をクリックします。
  4. Manage Backup Policies ページで、変更したいバックアップポリシーをクリックします。
  5. Pre/Post Backup Script 領域で、Edit をクリックします。
  6. Edit Backup Policy Pre/Post Script ページで、以下の設定を変更します。

    フィールド

    説明

    Enable scripts for Windows servers  

    このチェックボックスをチェックすると、Windowsサーバー上のプレおよびポスト バックアップ スクリプトの実行を有効化します。チェックボックスをチェックすると、 Specify scripts location フィールドが有効になります。

    Specify scripts location

    pre_script.bat および post_script.bat バックアップスクリプトを含むフォルダーパスを指定します。

    Enable scripts for Linux servers 

    Linuxサーバーでプレおよびポストバックアップスクリプトの実行を有効にするには、 Enable scripts for Linux servers チェックボックスをチェックします。チェックボックスをチェックすると、 Specify scripts location フィールドが有効になります。

    Specify scripts location

    Specify scripts location フィールドで、pre_script.sh および post_script.sh バックアップスクリプトが含まれるフォルダーパスを指定します。

    Skip backup if

    次のいずれかのオプションを選択します。

    Pre-script is not present at the specified location

    Specify scripts location フィールドで指定された場所において、プレバックアップスクリプトが利用できない場合、バックアップ操作をスキップするにはこのオプションを選択します。

    Pre-script execution fails

    プレバックアップスクリプトの実行が失敗したときに、バックアップ操作をスキップするにはこのオプションを選択します。

    Abort pre/post execution if it does not complete in XX Minutes

    バックアップスクリプトの実行が中止されるまでの時間を分単位で選択します。

  7. Save をクリックし、変更を保存します。

関連付けられたサーバーグループの表示

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。
  2. メニューバーで All Organizations をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで Manage > Backup Policies をクリックします。
  4. 関連付けられたサーバーグループを表示したいファイルサーバーバックアップポリシーをクリックします。
  5. Server Groupsパネルで、関連するサーバーグループの一覧が表示されます。

バックアップポリシーの削除

クラウド管理者は、サーバーグループに割り当てられていないバックアップポリシーを削除することができます。

手順

  1. Phoenix管理コンソールにログインします。
  2. メニューバーで All Organizations をクリックし、ドロップダウンリストから組織を選択します。
  3. メニューバーで Manage > Backup Policies をクリックします。
  4. 削除したいバックアップポリシーをクリックします。
  5. Remove Backup Policy をクリックします。

Note: サーバーグループに割り当てられているバックアップポリシーを削除することはできません。

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