メインコンテンツまでスキップ
Dummy text to avoid mindtouch from removing the blank div

Druva

複数ワークロードのデータをバックアップする登録済みサーバーの構成

Phoenix Editions: File:/tick.png Business File:/cross.png Enterprise File:/tick.png Elite

Phoenix では、混在したワークロードを実行するサーバーをバックアップできます。この機能を使用すると、単一サーバー上でファイルサーバーとMS-SQLサーバーの複数のデータセットをバックアップする設定が行えます。これらバックアップセットは、個別に設定、バックアップ、リストアすることができます。

サーバーを登録すると、Servers ページの Registered タブにそのサーバーが表示されます。この時点ではサーバーはまだバックアップの準備ができていません。混在したワークロードをバックアップするようサーバーを構成するには、最初に1つのバックアップセットを使用してサーバーを構成し、次に異なるタイプのバックアップセットを1つ以上サーバーに追加します。バックアップセットは、コンテンツルールとバックアップポリシーで構成され、サーバーに適用されます。

バックアップ用に複数のワークロードを実行するサーバーを構成するには、次の手順を実行します。

  1. 単一バックアップセットでの登録済みファイルサーバーの構成
  2. 構成済みサーバーへバックアップセットを追加

 

単一バックアップセットでの登録済みファイルサーバーの構成

 

バックアップ対象にファイルサーバーを構成するには、次の手順を行います。

 

手順 1: サーバーを管理グループに割り当てる

 

管理グループ を使用すると、サーバーを論理的に分類して管理しやすくなります。サーバーを構成するには、バックアップセットを作成する前にサーバーを管理グループに割り当てる必要があります。

既存の管理グループまたは新しい管理グループに登録済みサーバーを割り当てることができます。

 

既存管理グループにサーバーを割り当てる

 

すでに作成した管理グループがある場合、登録済みサーバーをその管理グループに割り当てます。 

手順

  1. Phoenix 管理コンソールにログインしてメニューバーから組織を選択し、Servers をクリックします。
  2. Under the Registered tab on the Servers ページの Registered タブで以下のようにサーバーを構成します。
    • 1台のサーバーの構成: サーバーを1つ選択し、Configure Server(s) for Backup をクリックします。 Configure 1 Server(s) for Backup ウィザードが開きます。
    • 複数サーバーの構成: サーバーを複数選択し、Configure Server(s) for Backup をクリックします。Configure x Server(s) for Backup ウィザードが開きます。
  3. Administrative Group ドロップダウンリストから管理グループを選択し、 Next:Create Backup Set をクリックします。サーバーに対するバックアップセットの作成について詳細は サーバー用バックアップセットの作成 を参照してください。

 

Note: Phoenix はグループに割り当てられたサーバーを持たないデフォルトの管理グループ (Default Administrative Group) を提供します。

新規管理グループにサーバーを割り当てる

 

サーバーをバックアップ対象に構成するとき、組織内のサーバーを整理して管理しやすくするために新しい管理グループを作成します。

手順

  1. Phoenix管理コンソールのメニューバーで組織を選択し、Servers をクリックします。
  2. Servers ページの Registered タブで以下のようにサーバーを構成します。
    • 1台のサーバーの構成: サーバーを1つ選択し、Configure Server(s) for Backup をクリックします。 Configure 1 Server(s) for Backup ウィザードが開きます。
    • 複数サーバーの構成: サーバーを複数選択し、Configure Server(s) for Backup をクリックします。The Configure x Server(s) for Backup ウィザードが開きます。
  3. Administrative Group ドロップダウンリストの横にある Create New Group をクリックします。
    Create New Administrative Group ウインドウが開きます。
  4. Name ボックスに、管理グループの名前を入力します。
  5. Description ボックスに、管理グループの説明を入力します。
  6. Save をクリックします。作成した管理グループが Configure x Server(s) for Backup ウィザードの Administrative Group ドロップダウンリストに表示されます。
  7. Administrative Group ドロップダウンリストから新しい管理グループを選択し、Next:Create Backup Set をクリックします。

 

手順 2: サーバー用バックアップセットの作成

 

バックアップセットを使用すると、サーバーのバックアップコンテンツとバックアップポリシーを定義できます。ファイルサーバーの場合、バックアップコンテンツを定義するためにコンテンツルールを作成する必要があります。MS-SQL サーバーでは、バックアップ対象のデータベースを選択する必要があります。 

バックアップセットを作成する前に、サーバーが管理グループに関連付けられていることを確認してください。詳細については サーバーを管理グループに割り当てる を参照してください。

手順

  1. Phoenix管理コンソールのメニューバーで組織を選択し、Servers をクリックします。
  2. Servers ページの Registered タブでバックアップ対象に構成するサーバーを選択し、Configure Server for Backup をクリックします。
  3. Configure x Server(s) for Backup ウィザードで管理グループにサーバーを割り当て、 Next:Create Backup Set をクリックします。
    Configure x Server(s) for Backup: Create Backup Set ウィザードが開きます。
  4. 以下のように File または MS-SQL サーバー用のバックアップコンテンツを定義します。
    • ファイルサーバー用: サーバーをコンテンツルールに割り当てます。
      1. Storage & Backup Content タブで、以下の情報を入力します。
        フィールド 説明

        Backup Set Type

         

        Files または MS-SQL のような、サーバー用に作成されたバックアップセットの種類です。

        Files オプションを選択して、ファイルサーバーのバックアップセットを作成します。

        Storage ファイルサーバーからバックアップされたデータを保存するPhoenixストレージを選択します。

        Select Content

         

        次のいずれかのオプションをクリックして、ファイルサーバーのバックアップコンテンツを選択します。

        • Use Content Rule:  既存の定義済みコンテンツルールを使用してファイルサーバー上のファイルやフォルダをバックアップするには、 Use Content Rule をクリックします。既存のコンテンツルールを選択すると、選択したコンテンツルールの概要がSelect Content セクションの下に表示されます。
        • Custom Content: カスタムコンテンツを定義してファイルサーバー上のファイルやフォルダをバックアップするには、Custom Content オプションをクリックします。カスタムコンテンツを作成するには、以下の情報を入力します。
          フィールド 説明
          All folders すべてのフォルダをバックアップする場合、このオプションを選択します。

          Specific folders

          特定のフォルダをバックアップするには、このオプションを選択します。ブラウズアイコン Browse icon.png をクリックして、システム上のフォルダを参照するか、対応するボックスにフォルダの絶対パスを入力し、 Add をクリックします。

          追加するフォルダパスは、 Add オプションの下のボックスに表示されます。 

          バックアップ対象に追加されたフォルダパスを除外するには、 Add の下にあるボックスのフォルダパス横にある削除アイコンをクリックします。

          Note: マルチサーバー構成の場合、バックアップ対象フォルダに選択するフォルダを参照することはできません。

          Exclude file types

          特定のファイルをバックアップから除外するには、このオプションを選択します。

          オプションの下にあるボックスで、除外するファイルタイプを選択します。  

          Note: Exclude file types を選択した場合、More file extensions to exclude をクリックして、デフォルトのファイルタイプリストに表示されないファイル拡張子を指定できます。たとえば *.dotm のように、アスタリスク (*) で始まる拡張子を入力します。コンマを使用して連続するエントリを区切ります。

          : システムに100個のファイル (Textdata1.txt to Textdata100.txt) が保存されているとします。すべてのファイルを除外するには、More file extensions to excludeをクリックし、"Text*.txt" と入力します。

           Include file types

          特定のファイルをバックアップするには、このオプションを選択します。
          オプションの下にあるボックスで、バックアップに含めるファイルタイプを選択します。 

          NoteInclude file types を選択した場合、More file extensions to include をクリックして、デフォルトのファイルタイプリストに表示されないファイル拡張子を指定できます。たとえば *.dotm のように、アスタリスク (*) で始まる拡張子を入力します。コンマを使用して連続するエントリを区切ります。

          Exclude subfolders

          バックアップからサブフォルダを除外するには、このオプションを使用します。 Exclude subfolders オプションの下にあるボックスにフォルダの相対パスまたは絶対パスを入力し、Add をクリックします。

          Note

          Linuxサーバーを構成する場合、バックアップから cgroups を除外します。 

          デフォルトでバックアップから除外されたフォルダを含めるには、Exclude subfolders 下のボックスでフォルダ名の横にある削除アイコンをクリックします。

          Save as New Content Rule をクリックします。作成されたカスタムコンテンツルールが Use Content Rule ドロップダウンリストに表示されます。 Use Content Rule ドロップダウンリストからコンテンツルールを選択します。

      2. Next をクリックし、ファイルサーバーにバックアップポリシーを割り当てます。
    • MS-SQL サーバー用: バックアップ対象にデータベースを選択します。
      1. Storage & Backup Content タブで、以下の情報を入力します。
        フィールド 説明

        Backup Set Type

         

        Files または MS-SQL のような、サーバー用に作成されたバックアップセットの種類です。

        MS-SQL オプションを選択して、MS-SQLサーバーのバックアップセットを作成します。

        Storage MS-SQLサーバーからバックアップされたデータを保存するPhoenixストレージを選択します。

        Select Content

         

        Select instance(s) to backup セクションで、以下のいずれかのオプションをクリックしてバックアップするMS-SQLサーバーのコンテンツを選択します。

        • All instances (すべてのインスタンス): すべてのインスタンスとインスタンス内のデータベース (tempDBを除く) をバックアップするには、All instances オプションをクリックします。
        • Specific instances (特定のインスタンス): 特定のインスタンスとそのインスタンス内のデータベースをバックアップするには、Specific instances オプションをクリックします。

        Note: このオプションは、Phoenixバックアッププロキシ4.7以降がインストールされているPhoenixエージェントのみで利用できます。

        • Exclude database(s)Exclude databases ボックスにデータベース名を入力すると、Phoenixは指定した文字列と部分一致または完全一致するデータベースを除外します。データベース名は、大文字と小文字が区別されます。
          ミラーリングされたデータベースまたは暗号化されたデータベース、名前にアポストロフィまたはカンマが付いたデータベースがある場合、これらデータベースは除外されます。 
      2. Next をクリックして、MS-SQLサーバーにバックアップポリシーを割り当てます。
  5. Backup Policy タブで、バックアップポリシーをサーバーに割り当てます。ファイルサーバーとMS-SQLサーバーのバックアップポリシーを同じ名前で作成することができます。以下のように、ファイルサーバーまたはMS-SQLサーバーを既存のバックアップポリシーに割り当てるか、新しいバックアップポリシーを作成してサーバーに割り当てることができます。 

 

ファイルサーバーへバックアップポリシーを割り当てる

 

手順 1: バックアップポリシー情報の入力

  1. Summary タブで、以下の情報を入力します。
    • Name: 作成するバックアップポリシーの名前です
    • Description:  バックアップポリシーの簡単な説明です。
  2. Next をクリックしてバックアップスケジュールを定義します。

手順 2: バックアップスケジュールの定義

  1. Backup Schedule タブで、以下の情報を入力します。
    フィールド 説明

    Ignore backup duration for first backup

    初回バックアップジョブで、指定されたバックアップ期間を無視します。

    このオプションを無効にすると、初回バックアップのバックアップ期間を無効にできます。

    Automatic Retry

    バックアップの自動リトライオプションを設定します。

    詳細は Backup Retry を参照してください。

    Note: 自動リトライオプションを定義しない場合、 Automatic Retry チェックボックスのチェックを外します。

    Max number of retries

    アクティブなスケジュールウインドウ (開始時刻からバックアップ期間) におけるジョブの最大試行回数です。デフォルトではこのフィールドは2回に設定されます。

    Wait interval before each retry

    各リトライの間の待機間隔です。デフォルトではこのフィールドは10分に設定されます。

    Enable Smart Scan

    スマートスキャンは、バックアップのスキャン時間を最適化します。選択したバックアップスケジュールに対してスマートスキャンを有効または無効にすることができます。

    スマートスキャンを有効にすると、次のオプションを使用してスキャン時間を最適化できます。

    • Skip ACL scan for unmodified files (未更新ファイルのACLスキャンをスキップ)
      アクセス制御リストのスキャンには時間がかかります。変更されていないファイルのACLスキャンをスキップするには、このオプションを有効にします。 
    • Only scan files created/modified in the last <number of> months (最終Nか月に作成または変更されたファイルのみスキャン)
      ファイルが長期間変更されない場合、このオプションを有効にして、Phoenixが変更されていないファイルをスキップするようにします。 
      • ファイルが変更または作成されていない期間として、3, 6, 9, 12 か月を選択できます。ここで1か月は30日とみなされます。たとえば、3か月を選択すると、Phoenixは過去90日間に変更または作成されていないファイルとフォルダーのスキャンをスキップします。
    • Full backup schedule  (フル バックアップ スケジュール)
      変更されていないファイルやフォルダーをスキップする場合でも、フルスキャンを実行できます。12週間またはそれより短い期間ごとにフルスキャンを実行するように選択sできます。4週間ごとにフルスキャンを実行することが推奨されます。また、優先する曜日、時刻、期間、帯域を指定します。

    File Server FAQs も参照してください。

    Note:
    • ACL スキャンはLinuxサーバーには適用されません。
    • スマートスキャンはNTFSには適用されません。
    • バックアップポリシーでバックアップコンテンツを変更すると、それ以降のスキャンはフルスキャンになります。
  2. Next をクリックして保存期間を定義します。

手順 3: 保存期間の定義

  1. Retention タブで、以下の情報を入力します。
    フィールド 説明

    All snapshots for

    すべてのスナップショットを保持する期間です。

    Weekly revisions for

    週次スナップショットを保持する期間 (週数) です。

    Monthly revisions for

    月次スナップショットを保持する期間 (月数) です。

    Yearly revisions for

    年次スナップショットを保持する期間 (年数) です。

  2. Next をクリックして、事前および事故スクリプト設定を定義します。

手順 4: プレバックアップおよびポストバックアップスクリプト設定の定義

WindowsおよびLinuxサーバーで実行するプレおよびポストバックアップスクリプトの実行設定を定義できます。事前バックアップおよび事後バックアップスクリプトに関する詳細は ファイルサーバーのプレバックアップおよびポストバックアップスクリプト を参照してください。
手順

  1. Pre/Post Script settings タブで、以下の情報を入力します。
    フィールド 説明

    Enable scripts for Windows servers  

    このチェックボックスをチェックすると、Windowsサーバー上のプレおよびポスト バックアップ スクリプトの実行を有効化します。チェックボックスをチェックすると、 Specify scripts location フィールドが有効になります。

    Specify scripts location

    pre_script.bat および post_script.bat バックアップスクリプトを含むフォルダーパスを指定します。

    Enable scripts for Linux servers 

    Linuxサーバーでプレおよびポストバックアップスクリプトの実行を有効にするには、 Enable scripts for Linux servers チェックボックスをチェックします。チェックボックスをチェックすると、 Specify scripts location フィールドが有効になります。

    Specify scripts location

    Specify scripts location フィールドで、pre_script.sh および post_script.sh バックアップスクリプトが含まれるフォルダーパスを指定します。

    Skip backup if

    次のいずれかのオプションを選択します。

    • Pre-script is not present at the specified location
    • Pre-script execution fails

    Pre-script is not present at the specified location

    Specify scripts location フィールドで指定された場所において、プレバックアップスクリプトが利用できない場合、バックアップ操作をスキップするにはこのオプションを選択します

    Pre-script execution fails

    プレバックアップスクリプトの実行が失敗したときに、バックアップ操作をスキップするにはこのオプションを選択します。

    Abort pre/post execution if it does not complete in XX Minutes

    バックアップスクリプトの実行が中止されるまでの時間を分単位で選択します。

  2. Create をクリックします。
    作成されたバックアップポリシーは Backup Policy ドロップダウンリストに表示されます。  
  3. Policy Details セクションで、新しいバックアップポリシーの構成概要を確認し、Finish をクリックします。 

バックアップ対象に設定されたサーバーが Servers ページの Configured タブに表示されます。

 

MS-SQL サーバーにバックアップポリシーを割り当てる

 

  • 既存のバックアップポリシーにサーバーを割り当てる
    1. Backup Policy ドロップダウンリストからバックアップポリシーを選択して、サーバーに割り当てます。
      デフォルトでは、リスト内の Default Files Backup Policy が選択されています。
    2. Policy Details セクションで、選択したバックアップポリシーの構成概要を確認し、Finish をクリックします。 
  • 新規バックアップポリシーにサーバーを割り当てる
    1. Create New Backup Policy をクリックして、新しいバックアップポリシーを定義します。Create New Backup Policy: MS-SQL  ページが開きます。
      次の手順を実行します。

手順 1: バックアップポリシー情報の入力

  1. Summary タブで、以下の情報を入力します。
    • Name: 作成するバックアップポリシーの名前です。
    • Description: バックアップポリシーの簡単な説明です。
  2. Next をクリックしてバックアップスケジュールを定義します。

手順 2: バックアップスケジュールの定義

  1. Backup Schedule タブで、以下の情報を入力します。
    フィールド 説明

    Backup Type

    Full backupDifferential backup, Transaction Logs のいずれかを選択します。

    Start at

    バックアップを開始する時刻です。隣のボックスで AM (午前) または PM (午後) オプションを選択し、バックアップをいつ実行するか選択します。 

    Duration (Hrs)

    バックアップ操作を停止するまでの期間です。たとえば、Start at (開始時刻) を午前5時 (5 AM) に設定して、Duration を5時間に設定した場合、サーバーのバックアップは午前5時に開始し、完了していなくても午前10時に停止します。

    Max Bandwidth (Mbps)

    Phoenixにデータをバックアップする際に、各SQLサーバーが消費できる最大帯域です。スケジュールバックアップの場合、ジョブは割り当てられた帯域を消費します。ただし、手動で起動されたバックアップの場合、ジョブはネットワーク上で利用可能な帯域を消費します。

    Repeat on

    指定した時刻に自動バックアップを起動する曜日を選択します。

    トランザクションログのバックアップでは、 5, 10, 15, 30, 45, 60, 120 分のいずれかの間隔を指定できます。完全または差分バックアップが完了するとすぐにログバックアップが開始されます。

 

Note: 単純リカバリモード (simple recovery mode) のデータベースでは、ログバックアップは適用されません。

 

  1. スケジュールを追加するにはAdd Moreをクリックします。

  2. 複数のスケジュールを追加するには、作成したいスケジュール数分、手順を繰り返します。スケジュールを削除するには、スケジュールの横にある削除アイコンをクリックします。スケジュールが1つだけ定義されている場合、削除することはできません。

  3. デフォルトでは、Ignore backup duration for first backupオプションが有効化されています。このオプションを有効にすると、初回バックアップジョブでは指定されたバックアップ期間が無視されます。最初の復元ポイントが作成されると、初回バックアップジョブが完了します。このオプションを無効にすると、初回バックアップジョブのバックアップ期間を強制できます。 
  4. デフォルトでは、Automatic Retry チェックボックスがチェックされています。自動リトライのオプションを指定しない場合、Automatic Retry チェックボックスのチェックを外します。
    自動リトライオプションでは、以下の情報を入力します。
    フィールド 説明
    Max number of retries アクティブなスケジュールウインドウ (開始時刻からバックアップ期間) におけるジョブの最大試行回数です。デフォルトではこのフィールドは2回に設定されます。
    Wait interval before each retry 各リトライの間の待機間隔です。デフォルトではこのフィールドは10分に設定されます。

    自動リトライは、トランザクションログのバックアップには適用されません。詳細については、 Backup retry を参照してください。

 

Note: バックアップ操作は、サーバーのタイムゾーンに従います。たとえば、バックアップスケジュールを午前6時に開始するよう設定すると、ニューヨークとロンドンにあるサーバーのバックアップは、それぞれEST (東部標準時) の午前6時と UTC (協定世界時) の午前6時に開始されます。スケジュールに従う最初のバックアップはフルバックアプになります。

 

  1. Next をクリックして、保存期間の定義を行います。

手順 3: 保存期間の定義

  1. Retention タブで、以下の情報を入力します。
    フィールド 説明
    All snapshots for すべてのスナップショットを保持する期間です。
    Weekly revisions for 週次スナップショットを保持する期間 (週数) です。
    Monthly revisions for 月次スナップショットを保持する期間 (月数) です。
    Yearly revisions for 年次スナップショットを保持する期間 (年数) です。
  2. Create をクリックして、バックアップポリシーを作成します。
    作成されたバックアップポリシーは Backup Policy ドロップダウンリストに表示されます。 

  3. Backup Policy リストで、作成したバックアップポリシーを選択します。
    Policy Details セクションで、新しいバックアップポリシーの構成概要を確認し、Finish をクリックします。 

バックアップ対象に設定されたサーバーが Servers ページの Configured タブに表示されます。

 

構成済みサーバーへ複数バックアップセットを追加

 

前項の手順に従ってファイルサーバーまたはMS-SQLサーバーを1つのバックアップセットで構成した後、構成済みサーバーに複数バックアップセット追加できます。同じバックアップコンテンツを持つ複数のバックアップセットでサーバーを構成することはできません。

手順

  1. Servers ページの Configured タブで、新規バックアップセットを追加したい構成済みサーバーを選択します。
  2. Add New Backup Set をクリックします。
    Add New Backup Set ページが開きます。
  3. サーバーに応じてバックアップセットを作成および追加します。詳細については、 サーバー用バックアップセットの作成 を参照してください。

上記手順に従って、構成済みサーバーに複数バックアップセットを作成および追加することができます。

  • この記事は役に立ちましたか?