リストアの前提条件と考慮事項
仮想マシンのリストアに関する考慮事項
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ホットスナップショットは、Phoenix CloudCacheの構成時に指定した期間、Phoenix CloudCacheに存在します。
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グループ管理者は、自分が管理する管理グループに属する仮想マシンにのみデータをリストアできます。クラウド管理者とデータ保護管理者は、グループをまたがって仮想マシンをリストアできます。
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リストア時にネットワーク接続障害が発生した場合、バックアッププロキシはPhoenix Cloudへの接続を試みます。接続の復旧後、バックアッププロキシは中断された状態からリストアを再開します。
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リストア中にバックアッププロキシをリスタートまたはリブートすると、リストア操作はスケジュール中 (Scheduled) 状態に変更され、バックアッププロキシ仮想マシンが稼働した後に再開されます。
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PhoenixはVMDKファイルと共にVMXファイルをバックアップしますが、VMDKファイルのみをリストアできます。
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リストアポイントは、バックアッププロキシプールのタイムゾーンに従います。
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仮想ディスクのリストアを選択した場合、Phoenixは最小構成で新しい仮想マシンを作成し、選択したVMDKファイルをそれに関連付けます。
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Phoenixは、バックアッププロキシをインストールしたvCenter Serverに関連付けられたソース (バックアップ元) ハイパーバイザーだけでなく、別のESXiハイパーバイザーへの仮想マシンのリストアもサポートしています。
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シックプロビジョニングされたLazy Zeroedディスクは、シックプロビジョニングされたLazy Zeroedディスクとしてリストアされます。
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シックプロビジョニングされたEager Zeroedディスクは、シックプロビジョニングされたEager Zeroedディスクとしてリストアされます。
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シンプロビジョニングされたVMDKファイルはシンディスクとしてリストアされます。
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仮想マシンが元の場所にリストアされた場合、CBTの有効/無効は元のまま変更されません。仮想マシンを別の場所にリストアすると、CBTは無効になります。
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Phoenixは、VMDKファイルとしてのRDM仮想モードディスク(vRDM)のリストアをサポートしています。
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仮想マシンが異なるモードで構成されているディスク(たとえば、Independent Persistent)に関連付けられている場合、Phoenixがサポートするモードのディスクのみをリストアします。
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仮想マシンを元の場所にリストアする場合、Phoenixは仮想マシンを元のネットワーク構成にリストアします。ただし、仮想ディスクのリストアまたは別の場所へのリストアの場合、Phoenixは仮想マシンをリストアされたESXiのデフォルトのネットワーク構成にリストアします。
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リストアが失敗した場合、新しく作成された仮想マシンは削除されます。
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リストア後、仮想マシンは常にパワーオフされます。仮想マシンを手動でパワーオンする必要があります。
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リストアやスケジュールバックアップの実行中にクライアントマシンが再起動されると、ジョブリクエストがクライアントマシンに再送信されない場合があります。
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仮想マシンを元の場所にリストアする場合、バックアップとリストアを同じ仮想マシン上で並行して実行できないため、進行中のバックアップをキャンセルしてからリストア要求を開始できます。
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元の場所に仮想マシンをリストアする場合、2つのリストア要求を同じ仮想マシンで並行して実行することはできません。
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元の場所への仮想マシンのリストアの場合、リストア進行中にバックアップが起動されると、リストアが完了するまでそのバックアップはキューに入れられます。
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別の場所への仮想マシンのリストアの場合、リストア進行中にバックアップが起動され、リストアが実行されているのと同じバックアッププロキシにバックアップが送られると、そのバックアップはリストアが完了するまでキューに入れられます。
元の場所への仮想マシンのフルリストアに関する考慮事項
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リストアする時点で仮想マシンに新しいVMDKがアタッチされていて、それが一度もバックアップされていなかった場合、それらのVMDKはすべて仮想マシンからデタッチされます。
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仮想マシンに独立したディスクがアタッチされている場合、それらは元の仮想マシンリストア後にデタッチされます。
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仮想マシンがバックアップ済みのディスクをデタッチした場合、それらの名前は「<original_vmdk_name>_phoenix_<timestamp>.vmdk」に変更されます。
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古いコントローラーがターゲット仮想マシンからデタッチされている場合は、リストア後にそれらが再びアタッチされますが、ターゲット仮想マシンに新しいコントローラーがアタッチされている場合は同じまま残ります。
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コントローラのタイプが変更された場合、リストア後も同じまま残ります。
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元の仮想マシンリストア後、すべてのユーザースナップショットが削除されます。
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vRDMディスクの場合:
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VCとして登録されたバックアッププロキシの場合、リストア時にvRDMがデタッチされると、「<original_vmdk_name>_phoenix_<timestamp>.vmdk」という新しい名前のシックディスクが作成され、vRDMディスクは同じまま残ります。
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スタンドアロンESXとして登録されたバックアッププロキシの場合、デタッチされたvRDMディスクの名前は「<original_vmdk_name>_phoenix_<timestamp> .vmdk」に変更され、デタッチされたvRDMディスクの代わりに新しいシックディスクが作成されます。
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注:vRDMディスクを持つ仮想マシンの元の場所へのリストアがサポートされています。リストア前にvRDMディスクがデタッチされていない場合、vRDMとしてリストアされます。
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仮想マシンにpRDMディスクが追加されている場合、リストア後に仮想マシンはデタッチされません。
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仮想マシンのCBT状態は変更されません。
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メモリ、CPU、CDROMデバイスなど、仮想マシンの他のデバイスはリストアされません。仮想マシン上のデータのみがリストアされます。
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同じプロキシ上の同じエージェントに対して実行中のアクティブなバックアップがある場合、元の場所へのリストア要求はキューに入れられます。
ファイルとフォルダーのリストアに関する考慮事項
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Windowsパーティションの元のドライブ名とLinuxパーティションのマウントポイントは保持されません。パーティションはvolume0、volume1などとして表示されます。
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破損したファイルシステム、パーティションテーブル、または不適切なパーティション境界を持つパーティションは、マウントされない場合があります。
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シンボリックリンクはリストアされません。
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WindowsのGPTパーティションダイナミックディスクでは、ファイルレベルのリストアはサポートされていません。
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元のディスク上のスパースファイルは、シックファイルとしてリストアされます。
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Linuxパーティションでは、「/dev」、「/var/spool」、「/var/run」「/proc」、/tmp、および「/sys」フォルダは、リストアセットから選択された場合、除外されます。
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Windowsパーティションでは、「CryptnetUrlCache」がリストアセットから選択されている場合は除外されます。
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セットアップにCloudCacheがある場合は、バックアッププロキシに接続されていることを確認してください。
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暗号化されたボリュームとファイルは、ファイルレベルのリストアではサポートされていません。
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たとえば「A%%B」のように、宛先フォルダー名に連続した特殊文字が含まれている場合、ゲストWindows仮想マシンのファイルレベルのリストアが失敗することがあります。
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PhoenixはゲストOSの認証情報を保存しません。
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一部のファイルがリストアされない場合、Progressログには失敗したファイルの数が表示され、詳細ログには失敗したファイルの名前が表示されます。
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ボリュームが2つのディスクを使用して作成され、ディスクの1つがバックアップから除外されている場合、スパンボリュームではファイルレベルのリストアはサポートされません。