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バックアップ対象の仮想マシン設定について

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概要

PhoenixにVMware環境を登録すると、Phoenixはバックアッププロキシを使用してVMware環境で利用可能な仮想マシンを検出し、それらをPhoenix管理コンソールに一覧表示します。

手順1：バックアップ範囲の決定

Phoenix管理者はバックアップ対象に設定する仮想マシンを選択できます。Phoenix管理者は以下を行えます。

仮想マシンのバックアップ構成
仮想マシンに対して、アプリケーション対応のバックアップ構成（現在PhoenixはSQL Serverのアプリケーション対応バックアップをサポートしています。）

注：バックアップのタイプは、バックアップポリシーで指定する必要があります。デフォルトのバックアップポリシーは、アプリケーションに対応しないバックアップとして構成されています。

手順2：準備

仮想マシンをバックアップ対象に構成する前に、以下を行う必要があります。

バックアップする仮想マシンを決定します。
バックアップを保存するリージョンを決定します。後でストレージを変更することはできません。
デフォルトの管理グループ (Administrative group) を使用するか、新しい管理グループを作成するかを決定します。
管理グループは、サーバー管理を簡素化するために使用されます。これは、類似した属性を持つサーバーおよび仮想マシンの論理的な分類です。サーバーの種類、サーバーの場所、オペレーティングシステムなどの同様の属性に基づいてサーバーをグループ化できます。詳細は「管理グループの管理」を参照してください。
デフォルトのバックアップポリシーを使用するか、バックアップポリシーを作成するかを決定します。
バックアップポリシーは、バックアップ対象に構成された仮想マシンで実行される自動バックアップのスケジュールを定義する一連のルールです。詳細は「バックアップポリシーの管理」を参照してください。
バックアップ用の仮想マシンを構成するための前提条件を確認します。

手順3：バックアップ対象VMの構成

次のいずれかの方法を使用して、バックアップ対象の仮想マシンを構成できます。

手動
詳細については、「バックアップ用に仮想マシンを手動で構成する」を参照してください
自動
Phoenix管理コンソールでルールを作成することにより、バックアップ対象の仮想マシンを自動的に構成できます。
自動構成ルールはvCenterのビューまたはオブジェクトを、指定されたストレージ（AWSリージョンのPhoenixストレージ）、管理グループ、バックアップポリシー、バックアッププロキシプールに割り当てます。
自動構成ルールに基づいて、ビューで構成されていないオブジェクトは、ルール定義に従って自動的に構成されます。
詳細については、「バックアップ対象仮想マシンを自動構成する」を参照してください。