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Druva

Phoenixの概要

ここでは、Phoenixクラウドソリューション、アーキテクチャ、主な概念と用語、機能と利点に関する詳しい情報が記載されています。また、Phoenixのライセンスとセキュリティに関する情報も提供します。

Phoenixについて

Druva Phoenix (Phoenix) はサーバーのデータバックアップおよびリストアの要件に対するクラウドベースのソリューションです。PhoenixソリューションにはPhoenixマスターと複数のPhoenixエージェントが含まれます。

Phoenixマスターはクラウドにインストールされるサーバー要素で、Pheonixエージェントは各サーバーにインストールされるクライアント要素です。PhoenixエージェントはPhoenixマスターと通信し、スケジュールされたバックアップやリストアを開始します。Phoenixマスターはエージェント要求を識別し、その要求をクラウド内のストレージに割り当てます。

Phoenixの堅牢なデザインにより、地理的に分散されるビジネス上重要なサーバーデータを一つの場所で保護します。Phoenixのクラウド型アプローチにより、Amazon Web Servicesインフラストラクチャの信頼性と強力な重複排除アルゴリズムによる高速なパフォーマンスとを統合させ、サーバーデータに対する柔軟な拡張性と強固なセキュリティを確保します。

Phoenixは大容量のデータであってもストレージと帯域を大幅に節約しながら、サーバーからの高速なバックアップを保証します。Phoenixで使用される二要素暗号化により、保存時と転送時のいずれでもデータは常に安全に保たれます。

PhoenixはIT部門によるサーバーデータ保護における自然な選択です。任意のタイムスタンプ付きスナップショットからの自己復元、データの復元先デバイスや復元するデバイス上の場所の選択が可能です。使いやすいインターフェイス、単一操作による復元機能、複数管理者のサポート、業界で最新のデータ暗号化手法、集中管理は、サーバーデータの保護のためにIT部門がPhoenixを選択する理由の一つです。

コンポーネント

Phoenixソリューションでは、バックアップおよびリストアの操作を正常に実行するため、以下のコンポーネントが含まれます。

  • ストレージ (Storage) はPhoenixが異なるサーバーからバックアップされたデータを保存するクラウド内の場所です。1つのPhoenix環境に複数のストレージインスタンスを関連付けることができます。データの要件と場所の希望に応じて、異なるストレージインスタンスを購入することができます。
  • Phoenix エージェントは、バックアップする各サーバーにインストールされるクライアント要素です。PhoenixエージェントはPhoenixマスターと通信し、スケジュールされたバックアップとリストアを開始します。Phoenixマスターはエージェント要求を識別し、その要求をクラウド内のストレージに割り当てます。
  • Phoenix管理コンソールはWebベースの統一されたコンソールで、完全な可視性と高度なレベルで管理するサーバーの状態やステータスを把握できます。ストレージインフラストラクチャ内のすべてのサーバーの一元的な表示、サーバーの検出、データのバックアップ、リカバリ、アーカイブ設定を行えます。Phoenix管理者は管理コンソールを使用して以下が行えます。
    • 組織のサーバーインフラストラクチャ上でバックアップ対象のサーバーを登録および構成する
    • バックアップポリシー、保存ポリシーなどを定義してPhoenixの操作を制御する
    • バックアップとリストアのジョブ、操作、レポートを監視する
  • バックアッププロキシはVMware環境で仮想マシンをバックアップおよびリストアするためにデプロイおよび登録する必要のある仮想マシンです。バックアッププロキシには、仮想マシンをバックアップおよびリストアするコンポーネントであるPhoenixエージェントが含まれます。
  • ディザスタリカバリ向けのPhoenix AWSプロキシはPhoenixサービスを実行する顧客AWSアカウントのEC2インスタンスです。Phoenix AWSプロキシは、PheonixストレージからAWSアカウントにデータを複製し、ディザスタリカバリ (DR) プランで指定された頻度でAMIコピーを作成します。
  • Phoenix CloudCacheはPhoenixエージェントからのバックアップおよびリストアデータを一時的に保存する専用サーバーです。その後、Phoenix CloudCacheはこのデータを定期的にPhoenixマスターに同期することで、インフラストラクチャの帯域消費を緩和します。

詳細は主な概念と用語を参照してください。

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