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Druva

Druva Cloud Platform コンソールの概要

Druva Cloud Platform コンソールは、設定済みデータソースからのバックアップデータを管理する最初のページです。ログインしたときに最初に表示されるページであり、以下が表示されます。

  • アカウント内のすべてのサービスの概要
  • Druvaによって保護されているデータに関する情報
  • Druvaに登録されているデータソースに関する情報

Druva Cloud Platform コンソールにアクセスすると、次のページが表示されます。

DCP_Dashboard.png

ページのセクションについては、以下で説明します。 

  • 2018年7月14日のDruva Cloud Platformリリース以前にinSyncとPhoenixの両方のライセンスを取得しており、アカウントをマージしていない場合:
    • Druva Cloud Platform コンソールには、ログイン時に選択した製品にのみ該当するサービス、概要、使用率が表示されます。また、他の製品に関連するサービスは非アクティブのままです。
    • ログインしている製品以外のサービスにアクセスしようとすると、他方の製品に切り替える許可を求めるプロンプトが表示されます。

グローバルナビゲーションパネル

GlobalNavBar.png

ページの左上隅にあるDruvaロゴlogo.pngをクリックすると、グローバルナビゲーションパネルにアクセスできます 
グローバルナビゲーションパネルでは、Druva製品と管理セクションへのナビゲーションが提供されます。

Druva クラウド管理者は、次のことができます。

  • inSync管理者、Phoenix管理者、またはその他のDruva クラウド管理者の追加、編集、削除
  • パスワードポリシーの設定
  • 管理者向けSSOの設定
  • ジオフェンシングの設定(不正なネットワークからのログイン要求をブロック)

詳細については、Druva管理者について参照してください

セッション中に該当する製品管理コンソールからDruva Cloud Platform コンソールに移動するには、Druvaアイコンlogo.png >コンソールをクリックします

データ保護の概要 (Data Protection Summary)

DataProtectionSummary.png

次の表に、データ保護の概要セクションの情報を示します。

フィールド 説明文
Data Source
(データソース)
Druvaがバックアップしているアカウントのソース総数を示します。ソースは、ラップトップなどのエンドポイント、または仮想マシンなどのリモートサーバーです。 

Total Data
(総データ量)

Druvaサービスを利用して、Druvaがバックアップしたすべてのデータソースのデータ合計量を示します。

このフィールドに表示される合計データは、製品ごとに次のように分類されます。

  • inSync:すべてのデバイスでバックアップされた合計データ量
  • Phoenix:すべてのデータソースのソース総量+差分データ量

製品ごとにバックアップされた合計データを表示するには以下を行います。

  • inSyncダッシュボードの Usage Trends 領域の Total data フィールドを参照してください
  • Phoenixダッシュボードの Licence and Storage 領域の Source + Changes フィールドを参照してください
Data by Source
(ソース毎データ)
データソースが消費するストレージの比較概算を示します。
注:  ファイルサーバーによって消費されるストレージは、登録済みのWindowsサーバー、Linuxサーバー、NAS共有によって消費されるストレージの合計と同じです。

Service Unitilization (サービス使用状況)

ServiceUtilization.png

次の表に、Service Unitilizationセクションの情報を示します。

フィールド 説明

Successful Backups
(成功したバックアップ)

Druvaサービスを利用して成功したバックアップの総数を示します。

成功したバックアップの総数は、以下の合計値です。

  • inSync:すべてのデバイス、CloudApps、Sharepointサイト全体で成功したバックアップの総数です。
  • Phoenix:組織全体のすべてのワークロードで成功したバックアップの総数です。

最後に成功したバックアップのみがカウントされます。 

成功したバックアップを製品ごとに表示するには以下を行います。

  • inSyncダッシュボードBackup and Restore Statusエリアをご覧ください
  • Phoenixダッシュボードの組織]領域を参照してください

Total Restores
(リストア総数)

Druvaサービスを利用した、現在までに成功したすべての復元ジョブの総数を示します。 

リストアの総数は、以下の合計としてカウントされます。

  • inSync: デバイス、CloudApps、Sharepointサイト全体復元の総数
  • Phoenix:これまでに行われた復元の総数。

成功した復元を製品ごとに表示するには:

  • inSyncダッシュボードバックアップと復元 ステータスエリアを参照してください
  • Phoenixダッシュボードの Summary 領域を参照してください
Legal Holds
(訴訟ホールド)
inSyncのスナップショットに適用された訴訟ホールドの総数を示します。
Compliance Policies
(コンプライアンスポリシー)
inSyncアカウントで作成されたコンプライアンスポリシーの総数を示します。 
DR Instances
(DRインスタンス)
AWSアカウントに複製された仮想マシンの総数を示します。

Storage Growth (ストレージ増加率)

StorageGrowth.png

Storage Growthセクションには、アカウントのストレージ使用量が過去90日間でどのように変化したかが表示されます。グラフの特定の位置にカーソルを合わせると、その日に消費されたストレージを確認できます。 

新しいアカウントの場合、ストレージの増加率は0%です。最初のバックアップジョブが完了すると、アカウントの作成日に消費されたゼロバイトと比較した増加がグラフに表示されます。グラフは、Druvaが各種スケジュールに従って各データソースからバックアップしたデータに基づいて、90日間更新されます。
Druva Cloud Platform コンソールのストレージ増加率グラフには、過去90日間にinSyncでバックアップされた重複排除済みデータ合計量と、PhoenixでバックアップされたSource + Changed のデータが表示されます。 

コマンドパレット

 SearchPallet.png

コマンドパレットを使用して、サービスやドキュメントを検索できます。たとえば、仮想マシンのバックアップポリシーを変更するとします。コマンドパレットに "Virtual Machine" と入力すると、仮想マシンのサービスと仮想マシンに関するドキュメントを選択するオプションが表示されます。ドキュメントに目を通すか、仮想マシンコンソールにアクセスしてバックアップ対象に登録された仮想マシンの設定を変更できます。 

<重要> アカウントのライセンスによっては、利用できないサービスもあります。Phoenixのみの管理者はinSyncオプションを検索できず、inSyncのみの管理者はPhoenixオプションを検索できません。 

サービス

サービスセクションには、アカウントで有効になっているすべてのDruvaサービスが一覧表示されます。

DCP_Services.png

Druvaサービスは次のように分類されます。

inSync

Dashboardクリックすると、inSync管理コンソールが起動しますDruva Cloud Platform コンソールで利用可能なinSyncサービスについて以下に説明します。

  • Devices (デバイス): バックアップ対象としてアクティベートと有効化が行われたデバイスの総数と、inSyncがインストールされているデバイスの総数です。Druvaがバックアップできるデバイスの詳細については、「ハードウェアとソフトウェアの前提条件」を参照してくださいデバイスがバックアップされると、デバイスが紛失または盗難にあった場合にそのデータを復元できます。inSyncクライアントの詳細については、Druva CloudのinSyncクライアントバックアップと復元参照してください。  
  • Cloud Apps:  Druvaに登録されているCloud Appsの数です。Druvaは、G SuiteなどのCloud Appsで作成および管理されたデータをバックアップできます。詳細については、「クラウドアプリ」を参照してください
  • Compliance (コンプライアンス): Druvaで作成されたコンプライアンスポリシーの数です。inSyncコンプライアンスは、組織内のエンドユーザーデータに関連するコンプライアンス違反の可視性を提供します。inSyncコンプライアンスを使用して、組織のデータコンプライアンスリスクを予防的に追跡、監視、通知します。詳細については、「ガバナンス、DLP、コンプライアンス」を参照してください。 
  • E-Discovery: 組織内の訴訟ホールドの数です。訴訟ホールドを使用すると、ユーザーバックアップデータを保持し、データ削除を回避できます。ユーザーを訴訟ホールド状態にしておくと、そのユーザーのバックアップデータは自動削除から除外されます。inSyncはユーザーがユーザーデバイスからバックアップしたデータを削除しません。管理者は、eDiscoveryツールを使用してユーザーデータを分析できます。詳細については、訴訟ホールドを参照してください。 
  • Federated Search (横断検索):バックアップされたデータ全体を検索できるツールです。横断検索機能はセキュリティチーム、法務チーム、フォレンジックチームに、高度なフォレンジック機能を提供します。inSyncはファイルとメールのメタデータ属性を使用して高速で正確な検索結果を提供します。詳しくは、バックアップされたデータの統合検索を参照してください。 

Phoenix

Dashboardクリックすると、Phoenix管理コンソールが起動しますDruva Cloud Platformダッシュボードで利用できるPhoenixのサービスは以下のとおりです。

Druva Cloud Platform コンソール上の Servers の数は、Phoenix管理コンソール上の Physical Servers (物理サーバー) および Virtual machines (仮想マシン) の数と同じです。 

<重要>

  • Servers アイコンをクリックすると、Druva クラウド管理者とPhoenix クラウド管理者がPhoenix管理コンソールにリダイレクトされます
  • Servers アイコンをクリックすると、組織管理者と複数の組織アクセス権を持つグループ管理者は、特定の組織を選択するように求められます。
  • Disaster Recovery (ディザスタリカバリ): ディザスタリカバリが設定されたVMware仮想マシンの数です。Phoenixのディザスタリカバリを使用して、Amazon Web Services(AWS)Virtual Private Cloud(VPC)にオンプレミスのVMware仮想マシンのコピーを作成します。VMware仮想マシンに障害が発生した場合、数分以内にAWS EC2インスタンスを起動し、トラフィックをEC2インスタンスに再ルーティングできます。詳細については、 Disaster Recovery-as-a-Serviceを参照してください 

:ライセンスによっては、一部のサービスが利用できない場合があります。有効になっていないサービスをクリックすると、サービスの動画または概要を提供するWebページが表示されます。サービスの購入に興味がある場合は、Druvaサポートに連絡してください。 

Realize

Druva PhoenixおよびDruva inSync上に構築された最新サービスをホスティングし 、AI / MLテクノロジーの利点を顧客に提供し、自社データに関する情報を活用できるようにします。

Druva Realizeは現在、Phoenix EliteおよびEnterpriseのライセンスのお客様のみが利用できます。詳細については、Druvaサポートにお問い合わせください

  • Realize Storage Insights - 主に、お客様がストレージ費用を最適化できるように設計されています。管理者は次のことができます。
    • 保護対象のデータ種別を分析する
    • データ増加を予測し、ストレージ使用率を向上させる
    • 保護されている重要でないデータを特定し、コンテンツルールとバックアップポリシーを変更してそれらを削除します
    • 重要なデータを一定期間保護するために必要なストレージコストを計画および管理する

詳細については、Storage Insights参照してください

  • Realize Recommendations: Realize Recommendations  は、 保護下にある(Druva Cloudアカウント内の)重要ではないデータを特定して事前に通知し、バックアップから除外するために必要な操作を提案するように設計されたMLベースのサービスです。
    • 期間中に蓄積されたデータプロファイルの重要ではないビジネスデータを視覚化
    • ストレージ消費の増加を引き起こしているデータタイプを分析 
    • バックアップポリシーを変更して、重要でないファイルを除外する操作を実行

詳細については、 Realizeの推奨事項参照してください

CloudRanger

Dashboardクリックすると、ユーザーがCloudRanger管理コンソールにリダイレクトされます。CloudRangerサービスの詳細については、https://docs.cloudranger.com/ を参照してください。 

Top Recommendataions (上位の推奨項目)

Realize Recommendationsは現在、Phoenix EliteおよびEnterpriseライセンスのお客様のみが利用できます。詳細については、Druvaサポートにお問い合わせください。

Top_Recommendations.png

Top Recommendationsセクションには、Phoenixワークロードに適用可能な推奨事項の総数が表示され、上位5つの推奨事項が一覧表示されます。また、推奨事項の操作を実行することで解放できるストレージ容量も提供します。

一覧表示された推奨事項のいずれかをクリックすると、Realize Recommendationsダッシュボードが起動して洞察が提供され、重要でないファイルを除外するためのさらなる操作を実行できます。

Cloud Status (クラウドの状態)

CloudStatus.png

このセクションには、スナップショットが保存されているリージョンとその状態が表示されます。上記の例では、アカウント上で2つの場所が稼働 (Operational) 状態です。以下の状態のいずれかになります

状態 表記 説明
Operational
(稼働)
green.png すべてのDruvaサービスが稼働しています。

Planned Maintenance
(計画メンテナンス)

blue.png 一部またはすべてのリージョンで定期メンテナンスが行われています。Druvaサービスは、しばらくの間利用できない場合があります。 

Partial Service Distruption
(部分的なサービス中断)

orange.png オレンジのドットで示されたリージョンは使用できません。このリージョンを使うDruvaサービスは、リージョンが稼働するまで使用できません。 
Service Disruption
(サービス中断)
red.png すべてのリージョンが使用できず、リージョンが使用可能になるまでDruvaサービスはどれも使用できません。リージョンにカーソルを合わせると、サービスがリージョンで消費するストレージの量を確認できます。 

Cloud Statusセクションでは、inSyncまたはPhoenixのいずれかで利用できない場合にリージョンがサービス中断中であることが示されます。一方のサービスでは利用可能であるが、もう一方の製品では利用できないリージョンがある可能性があります。リージョンがPhoenixまたはinSyncで利用可能かどうかを確認するには、リージョンにカーソルを合わせて、その詳細を表示してください。

たとえば、Phoenixではリージョンが利用できないがinSyncでは利用できる場合があり、Cloud Statusセクションにはサービス中断が表示されます。ただし、アカウントにPhoenixライセンスがない場合、inSyncでは利用できるため、Cloud StatusにはそのリージョンはOperationalとして表示されます。

Additional Services (追加サービス)

上記サービスに加えて、以下のサービスも表示されます。

  • Videos (動画): Druvaサービスをよりよく理解するための動画が提供されます。 
  • Learning Centre (ラーニングセンター):Druvaサービスの理解を深めるために、基礎レベルから上級レベルまでの学習資料とコースを提供します。Druvaサービスにアクセスして詳細を確認するには、More cources on learn.druva.comのリンクをクリックしてください
  • Help Center (ヘルプセンター):HelpIcon.png  アイコンをクリックするとヘルプセンターにアクセスできます。ヘルプセンターではリリースのお知らせ、Druva製品のドキュメント、サポートリソースにアクセスできます。
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