悪意あるファイルスキャンの有効化
概要
ファイルを復元する前にスキャンする場合は、Malicious File Scan Settings (悪意のあるファイルのスキャン設定) を有効にする必要があります。有効にすると、復元ウィンドウに追加の [Recover with Confidence] セクションが表示され、ファイル スキャンに関連するオプションを選択できます。管理者とエンド ユーザーの両方がデータを復元する前にスキャンできるようにすることができます。
データの復元中にスキャンを強制化すると、管理者は復元開始時にスキャンを無効化できなくなります。これにより、復元されたデータにマルウェアやウイルスが含まれていないことが保証されます。
エンド ユーザーの場合、スキャンを強制化しても、復元前にデータがスキャンされていることを示すメッセージや通知は表示されません。
手順
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Druva クラウドプラットフォームのコンソールにログインし、Ransomware Recoveryをクリックします。
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左ペインで、[Malicious File Scan] > [Settings]タブを クリックします。
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[Settings]セクションで、[Edit] をクリックします。
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[Antiviruts Scan] ボタンを切り替えて、管理者が [Restore]ウィンドウに [Restore Scan] パネルを表示できるようにします。
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File Hash Scanボタンを切り替えて、事前定義されたファイル ハッシュに関してリストア時に inSync がファイルをスキャンするようにします。
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[Override Scanning]セクションで、復元操作中にウイルス対策スキャンを無効にするよう管理者とエンド ユーザーに表示するかどうかを選択します。スキャンが有効になっている場合、復元アクティビティには通常よりも時間がかかることに注意してください。
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[Save]をクリックします。