キュレート スナップショット

概要

リスクのない安全なファイルをエンドポイントまたはサーバーに復元できます。

感染したリソースを見つけたら、Druvaのランサムウェア復旧機能を使用して、そのような エンドポイント や サーバーを隔離できます。これにより、これらのリソースが他のリソースに影響を与えるのを制限し、マルウェアの拡散を抑えることができます。 

安全にバックアップされた既存のデータがすでに感染している可能性が常にあり、そのようなデータを復元すると、復元先リソースに感染するリスクがあります。そこで、 キュレートスナップショット機能が登場します。この機能を使用すると、復元に使用できる最新の、最もクリーンで、最も安全なスキャンファイルバージョンであるカスタマイズされたスナップショットを作成できます。セキュリティやマルウェアのリスクなしに、キュレートスナップショットからエンドポイントやサーバーのファイルを復元できます。キュレートスナップショットは、エンドポイントとサーバーの復元時に、復元ウィザード上でデフォルトで選択されるスナップショットです。 

キュレートスナップショットを作成すると、Druvaは指定された日付範囲のすべてのファイルをスキャンして潜在的なウイルスを検出し、悪意のあるファイルをブロックし、利用可能な最もクリーンなファイルの最新バージョンのみを復元します。

• エンドポイント：特定の時点で、デバイスごと、ユーザーごとに1つのアクティブなキュレートスナップショットのみを作成できます。
• サーバー：特定の時点で、ワークロードごと、バックアップセットごとにアクティブなキュレートスナップショットを1つだけ作成できます。

Druvaは、業界をリードする暗号化チェックとアンチウイルスエンジンを使用して、潜在的なウイルスとマルウェアのデータを検索します。スキャンエンジンに追加された悪意のあるファイルの事前に識別されたハッシュ値を使って、Druvaはこれらのファイルハッシュのデータもスキャンし、悪意のあるファイルの復元をブロックできるようにします。 

キュレートスナップショットダッシュボードを知る 

概要

このページには、エンドポイントとサーバー（ファイルサーバーとNAS共有）用に作成したキュレートスナップショットに関する情報が表示されます。

アクセスパス 

アイコンをクリックし  てグローバルナビゲーションパネルにアクセスし、[Cyber Resilience] > [Ransomware Recovery] > [Curated Snapshots] を選択します。[Curated Snapshots] ページ が表示されます。

次の表に、キュレートスナップショットのダッシュボードページの詳細を示します。

分野	説明
Last Updated (最終更新)	ページの詳細が最後に更新された日時。
[Snapshot] タブ
Snapshot (スナップショット)	スナップショットの名前またはタイトル。
Resource Name (リソース名)	データソースの名前。
Snapshot size (スナップショットサイズ)	スナップショットのサイズ。
Retention till (保存期間)	スナップショットが保存され、復元できる日付とタイムスタンプ。
Job ID (ジョブID)	スキャンジョブの一意のID。
[Jobs]タブ
Job ID (ジョブID)	スキャンジョブの一意のID。ジョブIDをクリックして、ジョブの詳細を表示します。
Resource Name (リソース名)	データソースの名前。
Start Time (開始時間)	スキャンジョブが開始された時刻。
End Time (終了時間)	スキャンジョブが終了した時刻。キャンセルまたは失敗のためにジョブが途中で終了した場合、このフィールドにはそのタイムスタンプが表示されます。
Snapshot Cretion Status (スナップショット作成ステータス)	ジョブの現在のステータス。次のいずれかになります。 Successful (成功) -ジョブは正常に完了し、スキャンされたファイルの詳細を[Curated Snapshot] セクションで確認できます。 Falied (失敗) - さまざまな理由でジョブが失敗しました。 Canceled (キャンセル済み) - ジョブは管理者によってキャンセルされました。 Queued (キューイング) -ジョブはまだ処理されていません。  Running (実行中) -スキャンが進行中です。

アクション

ボタン	説明
Delete Snapshot	選択したスナップショットを削除します。
Cancel Jobs	開始されたスキャンジョブを終了します。

[Snapshot]タブのフィルター

フィルターを使用して、エンドポイントとサーバー用に作成されたキュレートスナップショットの検索とリストを絞り込みます。

フィールド	説明
Resource Type	データソースのタイプ。例：ファイルサーバー、NAS、またはエンドポイント。
Retained for	スナップショットを復元できるようになるまでの期間。  次の24時間 (Next 24 Hours) 次の7日間 (Next 7 Days) 次の1か月 (Next 1 month)

アクション

ボタン	説明
Apply	フィルタを適用し、適用されたフィルタに基づいて結果を表示します。
Reset	適用されたフィルターをキャンセルします。

リソース名を使用して検索するオプションもあります。 

[Jobs]タブのフィルター

フィルターを使用して、ジョブのステータスに基づいて、エンドポイントとサーバー用に作成されたキュレートスナップショットの検索とリストを絞り込みます。

フィールド	説明
Resource Type	データソースのタイプ。例：ファイルサーバー、NAS、またはエンドポイント。
Status	必要に応じて、リストされたオプションからステータスを選択します。次のオプションが表示されます。 Successful Failed Canceled Queued  Running
Started in	ジョブが開始された期間。必要に応じて、次から1つを選択してください。 過去24時間 (Last 24 Hours) 過去7日間 (Last 7 Days) 過去1か月 (Last 1 month)

アクション

ボタン	説明
Apply	フィルタを適用し、適用されたフィルタに基づいて結果を表示します。
Reset	適用されたフィルターをキャンセルします。

リソース名を使用して検索するオプションもあります。