ゲートウェイのパブリック IP設定
概要
ジオフェンシングポリシー設定の最初の手順として、inSyncユーザーおよび管理者がinSyncにアクセスするパブリックゲートウェイIPアドレスを定義する必要があります。企業ネットワークの単一IPアドレス、IPアドレス範囲、IPアドレスの複数範囲を設定できます。
Note: この設定により、inSync管理者およびユーザーは指定したIPアドレス経由で自身のデバイスを接続したときのみinSyncにアクセスできるようになります。
はじめに
inSyncマスター管理コンソールにクラウド管理者としてログインする必要があります。
手順
ジオフェンシングでゲートウェイのパブリックIPを設定するには以下を行います。
- inSyncマスター管理コンソールのメニューバーで
> inSync Settingsをクリックします。
- Networkタブをクリックします。
- Geofencing 領域にて Editをクリックします。
ジオフェンシング設定ダイアログボックスが表示されます。 - Public Gateway IPs ボックスにて企業ネットワークのパブリックIPを入力します。
以下の形式でIPアドレスを指定できます。
IP アドレス 例 単一IPアドレス 192.0.2.0
ハイフン (-) で指定されたIPアドレス範囲 192.0.2.0 - 192.0.3.255
コンマ (,) で区切れられたIPアドレスの複数範囲 192.0.2.0 - 192.0.3.255, 192.0.7.0, 192.100.0.0 - 192.100.0.255
Note
- インターネットサービスプロバイダから与えられたゲートウェイのパブリックIPのみ指定しなければなりません。
- inSyncは現在IPv4アドレスのみサポートしています。
- 指定されたIPアドレスとIPアドレス範囲は形式と正確性が検証されます。
- (オプション) 組織内すべてのinSync管理者向けにジオフェンシングポリシーを有効化する場合、Allow admin access to inSync through Public Gateway IPs onlyチェックボックスをチェックします。詳細についてはinSync管理者向けジオフェンシングポリシーの有効化を参照してください。
- Saveをクリックします。