タグを使用した既存バックアップのバックアップポリシーへのインポート
概要
本ページでは、タグを使用してAWS環境の既存バックアップをCloudRangerバックアップポリシーへインポートする方法について説明します。
動作概要
CloudRangerには既存バックアップをバックアップポリシーにインポートする機能があります。
このプロセスはタグ付けによって行われます。EBSスナップショット、AMI、Redshiftスナップショットをバックアップポリシーにインポートできます。バックアップは特定のタグでタグ付けされている場合も、タグがない場合もインポートすることもできます。
インポート前にバックアップを確認
インポートする前に、バックアップポリシーへインポートするバックアップのレビューが必要です。
IMPORT が選択されている場合、これらのリソースは既存バックアップポリシーに適用され、これら新しいバックアップの保存期間は当該ポリシーにしたがって処理されます。
既存のスナップショットでタグを管理するには、 AWS管理コンソール - タグエディタを使用します。
本機能のメリット
AWSコンソールまたは他のサードパーティのバックアッププロバイダを使用して作成したAmazon EBSスナップショット、AMI、Redshiftスナップショットのいずれかを既存のCloudRangerバックアップポリシーにインポートできます。これにより、選択した保存スケジュールですべてのバックアップを管理し、SLAへの準拠とストレージコストの削減を実現できるようになります。
本機能の適用
CloudRangerで作成されたかどうかに関係なく、古いAWSスナップショットを選択したスケジュールで自動的に削除できるようになります。