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Druva

新しいデバイスを追加した後、データを管理します

概要 


inSync ユーザーが今のデバイスを変更もしくは最新ソフトバージョンにアップグレードしたい場合、あるいは損傷、喪失、盗難などの理由により交換の必要が生じた場合、全データがそのままの状態の新しいデバイスの調達が可能です。inSync 管理者は今、あなたの新しいデバイスに遠隔でデバイス交換を実施し、全データをそこに回復させた状態でそれを出荷することができます。 

  • 新デバイス入手後、inSync が自動でシステム設定および MAPI 回復を始動します。 
  • その後、暫定箇所に保存されたデータも必要に応じ、inSync によって関連パスおよびフォルダへと移動されます。
  • inSyncは、新しい交換用デバイスが移動中に、古いデバイスにバックアップされたデータを含む、アクティベーション後の新しいデバイスに最新のデータを自動的に復元します。

暫定データ保存箇所からデータを実際の場所に移動

アクティブ・ディレクトリ (AD)ユーザーの場合

アクティブディレクトリ (AD) ユーザーの場合、全データ (システム設定および MAPIデータを除く) がデバイスの暫定箇所にすでに保存された状態で、新しいデバイスを受け取ります。その場合に必要な操作:

  1. お持ちのAD 認証データで新しいデバイスにログインします。
  2. 旧デバイスからのバックアップである場合、システム設定および MAPI データ回復が始動します。
  3. inSync クライアントがユーザープロファイルデータを、暫定箇所から新しいデバイスの該当箇所に回復させます。 
  4. 移動されないデータはすべて暫定箇所にとどまり、削除されることはありません。

アクティブ・ディレクトリ(AD)以外のユーザーの場合

AD以外のユーザーの場合は、すべてのデータ(システム設定とMAPIデータを除く)を含む新しいデバイスを受け取り、新しいデバイスで既に復元されています。このような場合、次のことを行う必要があります。

  1. 管理者から提供された資格情報を使用して、新しいデバイスにログインします。
  2. 新しいデバイスにログインしたときにinSyncが次のプロンプトを表示する場合は、[データの復元とアクティブ化]を選択して、inSyncが古いデバイスから新しいデバイスに最新のデータを復元できるようにします。

    ActivationPendingPromptJP.png

    重要:手順2で指定されているように、データの復元とinSyncクライアントのアクティブ化プロセスを完了しない場合、inSyncクライアントのバックアップは一時停止状態のままになります。

  3. 古いデバイスからバックアップされた場合、システム設定とMAPIデータの復元が開始されます。
  4. すべてのデータとシステム設定が適切な宛先に移動および復元されたことを確認します。
  5. 一部のデータが暫定箇所にとどまっている場合は、紛失用箇所を作成してそこに暫定箇所からコピーしたデータを移すことも、あるいは暫定箇所にとどめておくこともできます。 データ損失は生じません。

重要:ADユーザーに対しては、Windows および Mac のいずれであっても、ユーザー許可と所有権が旧デバイスにおける設定と同じように回復されます。 非ADユーザーの場合、所有権はユーザーと共にとどまります。

全データが特定された箇所に移動された後、目的フォルダへの移動許可がなかったか該当する目的フォルダが見つからなかったため移動できなかったファイルとフォルダのみ暫定保管箇所に残ります。

回復データ箇所ディレクトリ

全データが以下の暫定箇所に保存されます。データを取り出し、該当する目的パスおよびフォルダに配置することができます。

Windows用回復データ箇所ディレクトリ  

Windows: C:\ProgramData\Druva\inSync4\device_refresh_data

Mac用回復データ箇所ディレクトリ  

Mac: /Library/Application Support/inSync/device_refresh_data

クイックフォルダが
Quick_Configs フォルダに以下のように保存されます:
device_refresh_data/<email ID of the user>/{{Quick_Configs}}/Desktop
device_refresh_data/<email ID of the user>/{{Quick_Configs}}/Pictures
device_refresh_data/<email ID of the user>/{{Quick_Configs}}/Home/some_folder
ワイルドカード 

ワイルドカードには5種類あります:

%homedir%/%home%/%userprofile%: these will be stored here: device_refresh_data/<email ID of the user>/{{Wildcard_Shares}}
%appdata%: this will be saved in device_refresh_data/<email ID of the user>/{{Appdata_Wildcard}}

ワイルドカード共有パスがワイルドカードそれ自体により開始されない場合は、元の箇所に回復されます。
%username%: バックアップされた箇所から目的デバイスの元の箇所に回復されます

“全ドライブ” あるいは全ユーザーのホーム、もしくは指定ユーザーのホーム 

 これらが旧デバイスの絶対パスとして設定されていた場合は、ホームフォルダが以下のように回復されます:

device_refresh_data/{{User_Profiles}}/User Name
device_refresh_data/{{User_Profiles}}/some_other_user_on_source_machine

注: このフォルダの現ユーザープロファイルのみが移動され、他のプロファイルは移動されません。

ドライブ/ボリュームなし


旧デバイスにあってバックアップされていたEドライブなどのボリュームまたはドライブが新しいデバイスにない場合、以下の箇所に回復されます:

 device_refresh_data/{{E}}
他のすべての  

fセット/ファイルはその元の箇所に保存されます。

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