複数の共同編集者とファイルを同時に編集する
概要
共有フォルダ又はワークスペースにアクセスできるinSync Shareユーザーは1ファイルでも協力して作業できます。 複数ユーザー間で共有中のファイルを編集するには、まずファイルをロックしなければいけません。そうすれば、共有ユーザーによる同じファイルの同時編集が行われないため、ファイルのコンフリクトを防止できます。
ファイルの編集後、変更内容を同期して、ファイルのロックを解除し、共有ユーザー全員が使えるようにします。
詳細については、 ファイルのロックあるいはロック解除をご参照ください。
複数のユーザーが同時にファイルを編集した場合に起こること
複数の共有ユーザーが同じファイルを同時に変更した場合、最初に同期した変更内容だけが元のファイルに保存されます。その他の変更内容は、同じファイルの第2版として保存され、ファイル名に<filename>(conflict).extensionの形でコンフリクトタグがつきます。これによりすべての変更内容が保存され、元のファイルの上書きが行われません。
ファイルに行った変更内容がコンフリクトコピーとして保存されたユーザーは、そのコンフリクトファイルを回復しなければいけません。この問題を解決するには、該当ユーザーは編集するファイルをロックしてから変更を行い、ファイルのロックを解除しなければいけません。
編集または管理の権限を持つ共同編集者は、どのようなコンフリクトファイルも回復できます。ただし、変更内容がコンフリクトファイルとして保存された該当ユーザーには、お早めにコンフリクトファイルを回復することをおすすめします。コンフリクトファイルを回復した後、ユーザーは共有フォルダをクリーンアップするために、コンフリクトファイルを削除する必要があります。
注 : コンフリクトファイルが作成されると、inSync Shareはそのファイルを新規ファイルとみなします。全ての共同編集者は、新規ファイルのフォルダ追加通知を受信します。